【99話】悪女が恋に落ちた時のネタバレと感想|アリシャの目覚めと世界の変化

悪女が恋に落ちた時ネタバレ

悪女が恋に落ちた時』のネタバレと感想です。99話のストーリーを紹介します。

ルペルシャのおかげで主人公・アリシャは現実世界に戻ってくることができました。今の彼女は完全に自分を取り戻したため外見がもとの茶髪に戻り、周囲の人々にも受け入れられています。

今回はどんなストーリーが描かれるのでしょうか?続きをまとめました。

⇒『悪女が恋に落ちた時』ネタバレ一覧はこちら

アリシャが目覚めた時、世界はいい方向に変化していた

ルペルシャの悪評が払拭される

以下の文章は、管理人が原作サイトを見ながらまとめたネタバレです。なので意訳が多いです。もし翻訳ミスがあれば、日本版の最新話公開日に修正します。

アリシャが眠っている間、世の中にはたくさんの変化が起きていました。

まずユジンたちの証言により、バヌス家が永遠の命を求めて『ラファエリス病の実験』を不法に行ってきたことが公にされます。

さらにその実験のせいでロバイン王国が滅び、今までルペルシャを含めた多くの被害者を産んだことも判明しました。

またトリエル帝国の皇帝は、実験の存在とかつて『双子の姉妹』がいたことを認めます。

そのため国全体に、ルペルシャの悪評はデマだと知れ渡ったのです。

・・・

こうして全ての誤解が解けたので、アリシャは安堵しますがーーー後日。兄・ラビロフから呼び出されて、皇位に関心はないか?と聞かれたため驚愕するのでした。

アリシャは皇位を継ぐのか?

現在、トリエル帝国の皇太子はラビロフです。

しかし世間ではアリシャが帝国を救った救世主だと呼ばれており、彼女を皇帝にすべきだという意見が日に日に増えているのです。

白うさ
アリシャは国の英雄だから、こういう意見が出るのは当然だろうね。
ひよこ
巨悪を滅ぼしたとなると信者も多そう。

しかし皇帝の座を狙うとなれば、ラビロフと競うことになります。それに彼女は理解していました。彼がアリシャのために、ルペルシャにまつわる真実を公表してくれたのだと。

だからこそ彼女は皇位を諦め、代わりに願いを1つ聞いてほしいとお願いしました。

ルペルシャの葬儀が行われ、みんなで彼女の冥福を祈る

身内だけで葬儀を行う

ある晴れた日のこと。アリシャたちは教会を訪れて『ルペルシャの墓』に花を捧げます。

なおこの葬儀にはラビロフも参列しており、彼は「いつどこにいても、あなたが自由でありますように」と祈りを捧げるのでした。

ひよこ
亡きルペルシャのために小さな葬式を行ったんだね。
白うさ
ちゃんと弔ってもらえて良かったね。

ダニエルは想いを告げる

葬儀の後、アリシャは1人で外を散歩します。

なお心配したダニエルがすぐ迎えに来ますが、彼は今のアリシャを見て不思議そうにしました。最愛の姉を失ったのに、なぜ笑顔でいられるのか理解できなかったのです。

すると彼女は「あなたのその感情は正しいものですよ」と言って彼を抱き締めて、同時にせがみます。

以前ダニエルはすべてが終わったら伝えたいことがあると言っていたので、その言葉を今聞きたいと願ったのです。すると彼は一瞬だけ黙った後、素直な気持ちを打ち明けました。

「愛していますよ。自分の命など少しも惜しくないくらい」と。

⇒『悪女が恋に落ちた時』100話のネタバレはこちら

まとめ|悪女が恋に落ちた時99話のネタバレと感想

ネタバレ感想|皇帝の誠意について

ネタバレ感想

99話にしてようやくルペルシャの悪評が完全に払しょくされました。それに伴いバヌス家の悪事も露見し、ようやく人々の悪意から解放された状態です。

そしてこの件を公表するにあたり、皇帝とラビロフも協力してくれました。

皇帝にとっては「自分の娘が実験台にされるのを黙認した」と暴露するようなものなので、普通だったら真相を隠すなり事件をもみ消すなりしたはず。

それでも事実を明かしたのは、父親として娘に何をしてあげられるのか模索した結果なのかな…と思います。

なおラビロフも同様で、不利な状況になることを覚悟したうえで真実を明かしてくれたのです。

もしこの2人が保身に走っていたら、いくらユジンたちの証言があるとはいえルペルシャの悪評がいまだに残っていたかもしれません。

99話の補足|ラビロフとアリエルの話

ラビロフが皇位を望む理由

今回アリシャが皇位を継いではどうか…という話が出ており、しかもその話題を振ったのはラビロフでした。

次期皇帝候補に「皇帝の座に興味は無いか?」と聞かれる奇妙な状況。アリシャはもちろん読者的にも???な展開でしたね。

ただしラビロフにも譲れないものがあるので、アリシャが皇位を望むなら争う姿勢のようです。

本編で少し語っていますが、ラビロフは皇帝になってアリエルを窮屈な家から救い出してあげたいようです。つまり彼女を守るため皇帝になりたいのです。

性格が破綻した男ですが、その根底にあるのは愛情なのでしょう。

アリシャの助言

しかし彼にとって、あくまでアリエルは庇護すべき存在。連載当初からそうでしたが、ラビロフは愛しい彼女が傷つかないよう大事に大事に守ってあげなければ…と考えています。

だからアリシャはこの場面で「アリエルは何も考えられない娘ではないし、私が生きて帰ってこれたのは彼女の助力あってこそです」と彼に伝えていました。

以前のアリエルはただ無知なだけの少女でしたが、今の彼女は自分なりに考えて行動しています。それこそ決戦前も、アリシャ(当時はルペルシャ)の助けになればと家宝の宝石を持ち出していましたから。

だからそれを理解してあげてほしい…という事を、アリシャは彼に伝えたかったのでしょう。

⇒『悪女が恋に落ちた時』100話のネタバレはこちら

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