【91話】悪女が恋に落ちた時のネタバレと感想|ダンテ・バヌスは全ての元凶だった

悪女が恋に落ちた時ネタバレ

悪女が恋に落ちた時』の91話のネタバレと感想です。

ダニエルは元素魔法使いたちを返り討ちにしますが、今回はさらに強力な敵が現れます。タイトルからお察しの通り、敵のボスであるダンテ・バヌスが登場します。

ダニエルの力はダンテに通用するのでしょうか?続きを読んでみましょう。

⇒『悪女が恋に落ちた時』ネタバレ一覧はこちら

当主・ダンテの登場|バヌス家の悪事が判明する

ダンテ・バヌスが現れる

悪女が恋に落ちた時ネタバレ
以下の文章は、管理人が原作サイトを見ながらまとめたネタバレです。なので意訳が多いです。もし翻訳ミスがあれば、日本版の最新話公開日に修正します。

ダニエルが荒っぽい行動を取るので、ルペルシャは彼をたしなめます。するとその時、廊下の奥から銀髪の美しい男性が歩いてきました。

彼こそがバヌス家の当主、ダンテ・バヌス。

その強大な力にダニエルは鳥肌が立つほど警戒しますがーーー

その時、ダンテは「おや?」という顔をしました。というのも彼はダニエルのことをよく知っていたのです。

そしてダンテは優雅な笑みを浮かべながら、バヌス家とロバイン王国(ダニエルの母国)の関係について一方的に語り始めました。

バヌス家とロバインの関係
  1. バヌス家は昔から世界征服を目論んでいた
  2. しかしその準備中、同じくを世界征服を企むロバイン王国が人間兵器(=ダニエル)を完成させる
  3. この噂を聞いたバヌス家は焦った。人間兵器が世に出れば、せっかく進めて来た準備に支障が出るためである
  4. そこでバヌス家は、トリエル帝国の国王を利用した
  5. 国王に謁見して「ロバインは人間兵器をつくる危険な国なので、すぐにスパイを潜入させて国ごと滅ぼすべきだ」と提案した
  6. すると愚かな国王はあっさり信じて、ロバインを滅ぼした
  7. こうしてバヌス家は、自らの手を汚さずに邪魔者を消し去ったのである
白うさ
つまりバヌス家は、ダニエルの故郷を滅ぼした元凶なんだね。
ひよこ
この口ぶりからして、当時もダンテが当主だったのかな?

ロバイン王国を滅ぼした元凶は、実はバヌス家だった

真相を知ったダニエルは・・・

ダンテが家族の仇だと知り、ダニエルは激怒しました。そして彼はダンテを魔法で拘束すると、その体に馬乗りになります。ルペルシャは危険なので離れるようにと叫ぶも、彼は聞く耳を持ちません。

するとその時、人工精霊のゼンが現れてルペルシャに今すぐ外に出るよう忠告しました。

というのもゼンによれば、ダニエルは単なる人工精霊のハーフではなく『人間爆弾』として生まれた非常に危険な存在だそう。

彼の体には小都市レベルの魔力が人工的に注入されており、歩く爆弾のようなものなのです。

ひよこ
ゼンは前々からダニエル=爆弾だと知っていたから、ルペルシャに近づかないよう忠告してたんだよ。
白うさ
そういえば初対面のときから警戒してたね。

さらにゼンは、ダニエルは今ルペルシャを害さない程度に力を解放しているのだと言います。そうでもしなければ、強大な力を持つダンテには勝てないでしょうから。

しかし彼女は納得できず、ダニエルの傍に駆け寄ろうとしますがーーー

次の瞬間、ダニエルは魔法で作った『黒いトゲ』を彼女の首につきつけました。

どうか邪魔をしないで

ルペルシャの首にトゲを突き付けながら、ダニエルは「どうか邪魔をしないでください」と懇願します。このとき彼の瞳には、涙が浮かんでいました。

「私が魔力を調節できる間に、早く避難してください。リシャの力では対抗することはできないでしょう。この人は私の家族を、私のすべてを奪いました。だからどうか邪魔はしないで」
引用元:悪女が恋に落ちた時91話

しかしルペルシャは諦めず、説得を続けます。

ダンテのこともバヌス家のことも必ず滅ぼしてみせるから、今一度だけ私を信じてください。どうか私から離れないでください…と。

するとダニエルはぽろりと涙をこぼし、何かを言いかけますがーーー

その瞬間、青い刃がダニエルの体を貫きました。

⇒『悪女が恋に落ちた時』92話のネタバレはこちら

悪女が恋に落ちた時91話のネタバレ感想|全ての元凶のはなし

91話のおさらい|全部バヌス家のせいだった

ネタバレ感想

ダニエルの故郷であるロバイン王国は、トリエル帝国によって滅ぼされました。だから彼にとって帝国は家族の仇であり、最初はルペルシャのことも処分するつもりでした。

しかし91話では、それらが全てバヌス家の陰謀であることが発覚します。

というのも当時の皇帝に、ロバインを滅ぼすよう唆したのはバヌス家だったのです。つまりバヌス家が諸悪の根源。

ロバイン王国はダニエルを使って世界征服をしようと企んでいたので、同じく世界征服を目論むバヌス家は「先を越されちゃマズイ!」と焦ったワケですよ。

そして考えた結果、バヌス家はロバイン王国を潰そうと考えます。

狡猾なバヌス家は、トリエル帝国の皇帝に「あいつらは国ぐるみで人体実験してますよ!国民もみんなグルです!」と誇張した噂を流します。

その結果、皇帝は言われるがままロバインを滅ぼしたのです。とんだ暗君ですね。

ネタバレ感想|ダニエルが泣いたシーンについて

91話ではダニエルが泣いていましたが、このシーンの彼は幼いころ師匠を失って泣いていたときと同じような表情をしていました。

子供の頃とほぼ同じ顔をするあたり、ダニエルの時間は故郷が滅んだ時からずっと止まってるんだろうな…と思わされました。

体は成長したし精神年齢も年相応のものになったけど、根っこの大事な部分がまだ当時のままというか……

上手く説明できないのですが、ルペルシャが未来に向かって生きている人だとすればダニエルは過去の中で生きている人という印象です。

師匠を失って辛くて、ルペルシャと出会って癒されたけどまだ傷口は癒えなくて、そこにダンテが現れてとんでもない真相を暴露したものだから完全に当時のダニエルに戻ってしまったのでしょう。

⇒『悪女が恋に落ちた時』92話のネタバレはこちら

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