『悪女が恋に落ちた時』40~41話のネタバレと感想!ルペルシャの奇策

悪女が恋に落ちた時ネタバレ

悪女が恋に落ちた時』のネタバレ感想です。40話~41話までのストーリーをまとめて紹介します。

ルペルシャは不運にも、皇太子・ラビロフと接触するハメに。どうやら彼に警戒されている様ですが、今後はどうなるのでしょうか?

感想を交えながら紹介していきます。

⇒ネタバレ一覧はこちら

『悪女が恋に落ちた時』40話ネタバレ

不測の事態により、ルペルシャは計画を練り直す

ルペルシャは悩んでいました。

皇太子と会うなら、計画をすべて考え直すのが得策でしょう。その際にはユジンとカインも同行しますし、そこにヘレイスが割り込めば…事態はどうなるか想像もつきません。

まだ未解決の問題が山積みなので、ここで退場するワケにはいかないのです。

ルペルシャ自身の命を守るためにも、皇太子に対して”無害アピール”をする必要があります。

そして考えた結果、彼女は「いっそ私から皇太子を訪問するのがいいだろう」と結論を出します。

幸いにも、近いうちに皇太子の誕生日パーティーが開催されます。その舞踏会であれば、人々が多く特殊な場所なので、悪い状況には転ばないでしょう。

無害アピールのため”ある物”を用意する

舞踏会の当日。

ルペルシャは華やかなドレスで着飾ります。白とピンクを基調とし、所々に花があしらわれた可愛らしいデザイン。

あまりの美しさに、専属メイドの2人は感動しますが…

ルペルシャは出かける際、”ある物”を持っていきます。

それは舞踏会で身に着けるには、あまりに相応しくない物。そのためリニに心配されますが、ルペルシャは彼女の反対を押し切りました。

なぜなら、それは皇太子の警戒を解くために必要な物だから。

皇太子だけでなく、ほかの貴族にも”無害アピール”が出来るでしょう。

白うさ
必要なものって何かな?ピストルとか?
ひよこ
絶対に違う。無害アピールって言ったでしょ?

皇太子・ラビロフの懸念

舞踏会の会場では、貴族たちがそれぞれダンスを楽しんでいます。しかしその最中、ヒソヒソと噂話をする者がいました。

ルペルシャ皇女が奇怪な動きをしているらしい。いったい皇宮の威信をどこまで落とすのか。

本日の主役である皇太子・ラビロフは、専用席(玉座のような物)に座りながらその噂を聞いていました。

そして隣に立つ側近と、ルペルシャについて話をします。

彼女は継承権を放棄したものの、変化にはいつも副作用がつきもの。だからこそ、彼女の動きには注目する必要がある…とラビロフは語ります。

実のところ彼は、ルペルシャが皇位を狙うとは考えていません。しかし重要なのは、害があるかどうか。だからこそ彼は、今もルペルシャを警戒しているのです。

白うさ
警戒しすぎじゃない?
ひよこ
まあ、ラビロフの言い分はわかる。立場上、油断できないからね。

到着したルペルシャは

「皇女様がご到着です!」

兵士の声が響いた直後、ルペルシャが堂々と入場します。

彼女は華やかなドレスを着ていますが、その頭部には黒いベールを纏っています。

その様子に、貴族たちは仰天しました。

黒のベールは葬儀のときに使う品であり、パーティーで身に着けるのは禁止事項。

しかし黒いベールには、”相手に全面降伏する”という意味もあるのです。

ルペルシャは目を伏せたまま、真っすぐにラビロフの元へと向かいます。そして彼の前に跪きました。

『悪女が恋に落ちた時』41話ネタバレ

黒いベールで”敗北宣言”をした結果

皇族はプライドが高く、他者への降伏など滅多にしません。それは彼らにとって、非常に屈辱的なことですから。

そのため黒いベールを纏ったルペルシャの姿は、周囲の貴族たちに衝撃を与えます。狙い通り、効果はバツグンです。

皇太子・ラビロフ視点

ラビロフは無表情で彼女を見つめた後、にやりと笑いました。

彼にとって、ルペルシャの提案は好都合。彼女が服従するなら、母親の身分が低いという自分の弱点を克服できるでしょう。

とはいえ、彼女の言動をそのまま受け入れることはできません。そこで一芝居打ち、笑顔で尋ねました。もしかして欲しい物があるのか?と。

ただしラビロフにとって、この会話はあくまで余興。本心ではルペルシャの要望など聞く気はありません。何を言われようと、最終的には処刑する算段です。

だってもうすぐ、愛しいアリエルが首都に来るのですから。邪魔な人間を排除しておきたいのです。

白うさ
わがままか!!!
ひよこ
というか、サイコな印象だね。

 

しかしルペルシャは「何もいりません」と答えます。彼女はただ、静かに余生を過ごしたいと言うだけです。

その言葉にラビロフは、承諾の意を示しますが…

内心では「この女の嘘を暴いた後で、亡き者にしてやろう」と考えています。そのため周囲に見えぬよう、後ろ手で側近・ガイルにハンドサインを送りました。

暗殺ギルド長・ダニエル視点

会場の片隅では、茶髪の男性が柱に寄りかかっていました。

彼こそが暗殺ギルド長・ダニエル。ラビロフに呼ばれ、指示あらばルペルシャを葬る予定でしたが…その計画は中止となりました。

また彼はこの時、ルペルシャのことを「不思議な魅力のある方だ」と思いました。

ルペルシャは「皇太子を懐柔しよう」と画策する

パーティー会場を抜け出した後。ルペルシャは庭のベンチで一休みしながら、1人で今後の計画について考えます。

ラビロフは用心深いものの、好奇心あふれる性格。いずれルペルシャの秘密を暴こうとするでしょう。

なので次にラビロフに会う時は「アリエルとの恋愛を手助けする」と提案しようと考えます。彼はアリエルを射止めるために必死なので、提案に食いつくはずです。

ひよこ
計画のためとはいえ、迷惑カップルを応援するのかぁ…
白うさ
シンプルに嫌。

 

また今後は、ダニエルとも接触する必要があります。今まで居場所がわからず先送りにしましたが…

ダニエルの”宝石眼”をヒントにすれば、接触できる可能性があります。

図書館で読んだ本によると、”宝石眼”は精霊と人間のハーフである証拠。そして原作のダニエルはいつもローブを羽織っており、登場シーンでは目が光る描写がありました。

この事から、ダニエルは”宝石眼”の持ち主だと推測できます。となれば、酒場に通い続けて彼を探すのが得策でしょう。

ひよこ
ダニエルは精霊と人間のハーフか。
白うさ
めっちゃ強そう。

 

ダニエルの神秘的な瞳を思い出し、ルペルシャはにへらと笑います。

しかし気が付けば、冷たい夜風のせいで体は冷え切った状態に。彼女は一つくしゃみをすると、屋敷に戻っていきました。

木の影から、監視されているとも知らずに。

⇒42話ネタバレはこちら

40~41話までの感想

40話の感想

ネタバレ感想

舞踏会に行く際、ルペルシャは黒いベールを身に着けます。

要するに、みんなの前で敗北宣言をしたワケですね。この行為により、皇太子はルペルシャに攻撃しにくくなったはずです。

いくら皇太子が残酷でも、敗北宣言をしている相手に危害は加えられません。そんな事をすれば、周囲から間違いなくバッシングされますから。それこそ外道扱いされるでしょう。

ひよこ
世間体があるから、ラビエルはむやみに動けないだろうね。

40話にして思ったこと

余談ですが、ルペルシャはまだ誰とも恋愛フラグが立っていませんね。

この漫画は『悪女が恋に落ちたとき』というタイトルなので、ルペルシャは誰かに恋をすると思われますが…

今のところ、彼女は誰とも恋仲になっていません。ユジン・カイン・ヘレイスとは仲良しですが、一線を引いています。彼女にとっては、あくまで”推し”です。

ということは。

残るメインキャラで、まだルペルシャと出会っていないのはダニエルのみ。

つまり、ルペルシャが恋するのはダニエルの可能性が高いです。

ちなみにダニエルは、暗殺ギルド長であり最強キャラにして亡国の王族(?)という濃いキャラクター。恋愛相手としては申し分ないですね。

とりわけ「最強キャラ」という設定が、主人公のお相手として相応しいイメージです。ストーリー的にも重要なキャラなので、管理人的にはダニエル恋仲説を推します。

⇒42話ネタバレはこちら

↓関連記事は下です↓

あなたへのオススメ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA