『悪女が恋に落ちた時』26~27話のネタバレと感想!騎士の誓い

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悪女が恋に落ちた時』のネタバレ感想です。26話~27話までのストーリーをまとめて紹介します。

前回、情報ギルド長のへレイスが登場しました。気絶するルペルシャに容赦なく攻撃する、危険なキャラクターですが…

今後、彼はストーリーにどう関わるのでしょうか?感想を交えながら紹介していきます。

⇒ネタバレ一覧はこちら

26話ネタバレ

外出した翌日、ユジンの様子が…

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外出した翌日。

ルペルシャは薬をもらうため、ロックスの医務室を訪れました。というのも最近、気絶する回数が増えているのです。

するとその時、ユジンが入室しました。彼は目の下を赤くして、申し訳なさそうな顔でルペルシャの前に跪きますが…

一方でルペルシャも、顔を赤くして視線を泳がせました。というのも昨日、2人を1日中連れ回して酒に付き合わせたあげく、演技のつもりが本当に気絶してしまったから。

そのことを謝罪すると…

ユジンは涙をぽろぽろと零しながら「そんな事を気にしないで下さい」と訴えました。

泣くユジンを、ルペルシャは慰める

唐突に、泣きはじめたユジン。

ルペルシャは当然ながら驚き、彼がなぜ泣くのか理解できないでいました(そして内心では、泣く姿も美しいな…と興奮しました)

彼を慰めるため、ルペルシャは満面の笑顔をつくります。そして両手で彼の頬をつつみ「泣かないで」と優しく語りかけたのです。

そう伝えれば、ユジンは無邪気な顔で笑いました。

白うさ
あれ、ロックスはどこ?
ひよこ
後ろで赤面しながら見てるよ(笑)

ユジン視点①心境の変化

ユジンは自由騎士であるものの、自身を騎士だと感じることはありませんでした。

しかしいつの間にか、彼に変化が訪れます。ルペルシャに幸福でいてほしい。長生きしてほしい。そう願うようになったのです。

ユジン視点②騎士の誓い

夜になり、安らかな表情で眠るルペルシャ。

ユジンはその傍らに跪き、騎士の誓いを立てます。ルペルシャを主君とし、最後まで剣となり盾となろうと。

それはルペルシャの許可なく、一方的に捧げられた”誓い”でした。

その様子を後ろで見ていたカインは、当然ながら咎めます。しかしユジンは悪気も無く、彼女が起きていたら拒むだろうからと答えます。

そしてユジンは、今の心境を語りました。

最初のころ、彼はルペルシャのことを”氷の人形”だと思っていました。

溶けない氷で作られた、空っぽの器。また周囲も、彼女のことを冷たく残酷だと噂していたのです。

しかしある日、彼女は氷ではないと気づきます。

彼女は無邪気で、春のような人。ユジンは彼女のそんな性格が気に入り、ますます溺れますが…

ある瞬間に悟りました。ルペルシャが一線を引いていることに。しかし、それでも彼女が愛おしいのです。

ユジンは胸の内を吐露しながら、眠るルペルシャを見つめました。

へレイスは皇女宮の様子を視察する

皇女宮の屋根のうえ。そこには、腰掛けるヘレイスと”光る球体”がいました。

「危害を加えてはいけません」と窘める球体に、ヘレイスは口出しするなと反論します。

そして、しばらく口論をした後。へレイスはやや沈黙し、ニヤリと笑いながら言いました。騎士の誓いなんて面白いことになりそうだ…と。

白うさ
ルペルシャがおもしれー女だと思われてる?
ひよこ
確実に思われてるね。

27話ネタバレ

ルペルシャが8歳のころの記憶

主人公は、8歳の頃のルペルシャの夢を見ます。

幼い彼女はただ座って、誕生日プレゼントの箱をじっと眺めていました。しかも、なぜか未開封のままで。

どうしたのかとエマが問えば、ルペルシャは「開ける前のほうがワクワクするから」と答えます。開封する前の幸せな気持ちを、少しでも長く感じたかったのです。

侍女・リニを連れて市場を訪れる

目覚めたルペルシャは、平民服に着替えて市場を訪れました。

今回の同行者は、ユジンとリニ。

リニは目を輝かせ、辺りをキョロキョロと見回します。その姿は、まるで好奇心旺盛な子供のよう。

そんな中、リニは人だかりを見つけます。その中央ではピエロが”魔法の粉”を取り出して、カラフルな”綿あめ”を作っていました。

その綿あめは怪しさ満点。しかし、なぜか美味しそうに見えるのです。

リニだけでなくルペルシャも目を輝かせ、2人は手を繋いで綿あめを買いに行きました。まるで姉妹のような2人を、ユジンは後ろから穏やかな顔で見守ります。

リニは名家の生まれです。しかし幼少期に家族が事故死し、その後すぐに皇宮で侍女働きをはじめました。そのため外界に疎く、あらゆることを新鮮に感じたのです。

しかし、夕方になると…

はしゃぎすぎたルペルシャは疲労度MAXになり、ユジンに抱っこされながら帰還しました。

みんなの過保護が加速する

最近、どうにもユジンの過保護が激しくなっています。

またエマが指示したのか、料理も高カロリーな食事が多め。なので、リニに頼んで一緒に食べてもらったほどです。

ルペルシャが9歳の頃の記憶

主人公は9歳になったルペルシャの夢を見ます。

彼女は時折”氷の人形”のように見えるものの、相変わらず勉強と折り紙が好きな子供でした。

きっと自由に外出できないから、折り紙が趣味なのでしょう。それを察すると、主人公は胸が痛くなります。

ひよこ
ルペルシャはとても手先が器用なので、ぜひ本編でチェックしてね!

エマから”黒い本”を受け取る

ルペルシャが自室で折り紙をしていると、そこに”黒い本”を持ったエマが現れます。

エマ曰く、この本は魔法がかけられた特殊な日記帳。他人が読めないように様々な機能が施されているそうです。

ひよこ
つまり、絶対に読まれない日記帳だね。
白うさ
なにそれ便利。

 

不思議そうに、本をじろじろと見るルペルシャ。

するとエマは照れながら、皇女様は私にとって大事なお方ですと告げました。

裏表のない言葉に、ルペルシャも頬を赤くします。そしてエマの手を握り、私にとってもエマは大事な人よ!と答えます。

その言葉にエマは、静かにお礼を言いました。

⇒28話のネタバレはこちら

『悪女が恋に落ちた時』26~27話までの感想

エマ・超有能説について

ネタバレ感想

27話では、ルペルシャとメイド長・エマの会話がありましたね。本編をよく読むと、エマがとても優秀な人物だとわかります。

ルペルシャの言動がおかしい時は人払い(3話参照)をし、彼女を悪く言う使用人はすべて処分(9話参照)するという徹底ぶり。

エマはメイド長として、完璧な働きをしているのです。

以下にエマの行動をまとめましたが、非常に職業意識が高いです。さすがメイド長。

メイド長・エマの働き
  1. ルペルシャの言動がおかしくなった時、他の使用人を一切寄せ付けなかった
  2. ①の後、信頼できるメイドのみを専属とした
  3. ②の際、的確な人選をする(見る目がある)
  4. 原作では、最後までルペルシャ皇女のそばで仕えた
  5. ルペルシャを悪くいう使用人をまとめて排除
  6. 口が堅く、ユジン相手でも情報を漏らさない

メイド長・エマはとても忠誠心が高く、いかなる時もルペルシャの味方であり続けました。

それこそ原作では、最後まで仕え続けるほどに。こんな完璧なメイドいます?

専属侍女・リニの考察

”リニ”はルペルシャの専属侍女で、明るく元気な女の子。ただしドジな面があり、メイドとしての実力は高くない様子。

しかしリニは、噂に流されずルペルシャの内面を正しく見抜いた使用人の1人。

つまり偏見が無いのです。

だからこそエマの目に留まり、その素直さゆえに専属侍女に抜擢されてのかなと思います。

また27話では、リニの悲しい過去が明かされます。彼女は1人で辛かったろうに、めげずに笑顔で生きてきたんですね…なんて良い子なんだろう。童話の主人公みたいな性格です。

管理人はメイド組が好きなので、今後もストーリー内で活躍してくれればと思います。

⇒28話のネタバレはこちら

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