義家族に執着されています90話のネタバレあり感想|フィニアスの遺言状

義家族に執着されていますネタバレ

漫画『義家族に執着されています』の90話のネタバレと感想です。

フィニアスは呪いの足枷を付けていましたが、前回アイレットがこれを外しました。また彼は最近、子育てのこと以外でも何かに悩んでいる様子。

前回のラストシーンでも深刻な顔をしていましたが、本話ではその理由が明らかになります。

>『義家族に執着されています』ネタバレ全話はこちら

90話の概要|フィニアスは遺言状を用意していた

フィニアスの遺言状

ストーリー概要
本記事では『義家族に執着されています』の感想および解説がメインであり、完全なネタバレはしていません。詳細を知りたい人はマンガ版をお読みください。

フィニアスは机のうえに一通の手紙を差し出すと、真剣な顔で言いました。

「遺言状です」

ペレシャティとテルデオがその言葉に目を丸くするも、フィニアスは淡々と説明をつづけます。

というのも彼の調査結果によれば、ラピレオン家の人間は短期間で発作を3回起こすと例外なく死亡するそう。そして彼はこの2か月間で二度発作を起こしているのです。

そのため彼は暗い顔をしながら、自分亡きあとはアイレットの面倒を見てほしいと2人に頼みました。

ひよこ
テルデオ、何も言わないけど明らかに動揺してるね・・・
白うさ
いやでも、例外的に生き残るかもしれないし!まだワンチャンあるよ!

ミアの冷たい一言

フィニアスは自分亡きあと一族が困らないよう、身辺整理を進めます。またペレシャティ用の処方箋も書いてくれたので、彼女はそれを持ってミアのところに行きますがーーー

ミアに薬を調合してもらっている最中、机のうえに危険な薬草を見つけます。これは死に際の苦痛を和らげるために必要なものですが、吸い続ければミアの体が危険なのでペレシャティは心配します。

しかしミアは素っ気ない態度で「理解したフリをしないで」と言い放つのでした。

「私たちのように死にもしないくせに、すべて理解したフリをして…回帰者に何ができるというのですか?そうやって心を掴んだのですか?」

引用元:義家族に執着されています/ミアの台詞

フィニアスを救う方法を探す

調合室から出た後、ペレシャティは他の研究員たちの手伝い(薬草の分別)をしに行きます。なお作業中、彼女はずっと悩んでいました。先ほどミアに言われた言葉や、フィニアスの今の心境について考えたのです。

しかしこの時、研究員たちの “中和”という言葉が聞こえたことで彼女はある可能性に気付きます。そして急いでフィニアスのもとに向かいました。

⇒『義家族に執着されています』91話のネタバレはこちら

義家族に執着されています・本話のおさらい

ストーリーのおさらい

90話の最後のシーンで、ペレシャティはフィニアスを助ける方法に気付いたようです。

ただし現時点では、それがどんな方法か不明。恐らく”中和”という言葉がキーワードなのでしょうね。その言葉を聞いたときに、打開策を思い付いたようなので。

一体どんな方法なのでしょうか。中和で発作を抑えるとなると、一般人の血を輸血してラピレオンの血を薄めるとか…?いやでも、この方法だと拒否反応が出そうだし……

ネタバレ感想|扉絵でほっこり回かと思いきや

ネタバレ感想①扉絵はかわいかったのに

ネタバレ感想

今回の扉絵、すごく可愛かったです。ピンク色の洋服を着たアイレットが、フィニアスと手を繋ぎながら歩いてる絵。

この扉絵を見て管理人は「やっぱりフィニアス、ちゃんと父親してるんだな。表情もどこか柔らかで、素敵な親子だな」と思ったのですが・・・

穏やかな気持ちになったのも束の間。フィニアスが遺書を出してきたので絶句しました。ホワホワした気持ちだったのに…!

ネタバレ感想②支え合う夫婦

テルデオは遺言状を見せられた後、心ここにあらずという感じでした。部屋を出た後も、ぼーっとした状態。きっとフィニアスが気になって仕方がないのでしょうね。たった1人の叔父さんですから。

けれどテルデオには大公としての仕事があり、叔父にばかり構っていられません。その心境を察したのか、ペレシャティは「大丈夫ですよ。私が付いていますから」と声をかけていました。すごく夫婦っぽい会話ですね。

そしてこのシーン、何話か前のストーリーと対になっている気がします。

以前テルデオは「夫婦なのだから助け合えばいい。君にできない事は私がやるから私ができない事は君がやってくれ」的なことを言っていました。そして今回ペレシャティは、その言葉を実践しているように見えました。

⇒『義家族に執着されています』91話のネタバレはこちら

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