義家族に執着されています80~81話のネタバレと感想|狩り大会中、テルデオは激怒する

義家族に執着されていますネタバレ

漫画『義家族に執着されています』の80話~81話のネタバレと感想です。

狩り大会がスタートし、参加者たちは獲物を求めて森に入ります。本大会にはテルデオだけでなく皇太女たちも参加していますが、彼は優勝できるのでしょうか?

>『義家族に執着されています』ネタバレ全話はこちら

80話|狩り大会がスタートし、皇太女は焦っていた

皇太女の憂鬱

ストーリー概要2
本記事では『義家族に執着されています』の感想および解説がメインであり、完全なネタバレはしていません。詳細を知りたい人はマンガ版をお読みください。

狩り場を歩き回りながら、皇太女はひどく苛立っていました。というのも先ほどの開会式で「狩り大会で活躍した者には、皇帝から『神殿聴聞会の名誉職』が与えられる」と発表されたためです。

この地位は本来、皇家の跡継ぎであるに皇太女に与えられるべき資格。皇帝はそれを勝手に景品にしたので、彼女は怒っていたのです。

ひよこ
つまり皇帝は、皇太女をないがしろにしたと。
白うさ
家族仲が悪いのかな?もしくは皇位をゆずる気がない?

そうして獲物を探していると、狩り場の奥深くでテルデオの弓を見つけます。そのため皇太女は「短時間でこれほど点数を稼ぐなんて。テルデオも権力を欲しているに違いない」と余計に腹を立てますがーーー

そのとき彼女の目の前(しかも至近距離)に大きな熊が現れました。

皇太女は熊に襲われる

皇太女は熊に襲われるも、テルデオが助けに入ったため無事でした。彼がいなければ、きっと大怪我を負っていたでしょう。

しかし皇太女は、なぜテルデオが敵である自分を助けたのか理解できずにいました。

ひよこ
テルデオは目の前にいる人を見捨てるほど非道じゃないよ。
白うさ
そもそも優勝にも権力にも興味がなさそう。

大会中、事件が発生する

日が暮れてそろそろ帰ろうかという時、テルデオは遠くの空に狼煙(のろし)が上がっているのを見つけます。それを不思議に思っていると、伝令係が走ってきて叫びました。

「会場のテントが急に崩れて、ペレシャティ様が怪我をしたそうです」と。

・・・

知らせを聞いたテルデオは、冷や汗をたらしながら急いで会場へと戻ります。そして現場に到着すると、そこには気絶したペレシャティーー包帯があちこちに巻かれて肌は土気色であるーーーが倒れていました。

81話|ペレシャティが被害に遭い、テルデオは激怒する

事件の真相

医師によると、ペレシャティに大きな外傷はないそう。しかし薬を飲んだ途端、胸の痛みを訴えて急に倒れたのです。

なおその薬は、ドドレア皇女の従者(例のテルデオ似の少年)が持ってきたそう。

それを知ったテルデオは激怒し、剣を持ってドドレアのもとに向かいます。周囲の騎士たちが止めに入っても投げ飛ばし、皇帝の叫びすら届きません。

そして彼はドドレアの前に立つと、剣を振りかぶりました。

白うさ
え、ドドレア処された?
ひよこ
いや、まだ分からないよ。剣を掲げたシーンで終わってるから。

ペレシャティ視点|屋敷で目を覚ます

目覚めた時、ペレシャティは屋敷のベッドの上にいました。

そして彼女は、気絶する直前のことを思い出します。というのもあの時、馴染みのある激痛―――ラピレオン家の毒を飲んだ時と同じ感覚に襲われたのです。

白うさ
ドドレアの従者が、薬と偽って毒を飲ませたってこと?
ひよこ
多分そうだろうね。

その後ペレシャティのもとに、血相を変えたセルフィウスと使用人たちが次々とお見舞いにきます。彼女は丸一日眠っていたので、皆とても心配しています。

現状について
  • ペレシャティは丸一日眠っていた。命に別状はなく、医師によれば怪我は2週間以内には治るそう
  • 狩り大会は中止。事件が起こった原因はまだ分かっていない
  • ペレシャティが気絶した原因は『ラピレオン家の血』である可能性が高い
  • しかし出回っていた血は、以前テルデオたちが全て回収した

目覚めたペレシャティはモルトン子爵から事情を聞くものの、テルデオが姿を見せないので彼を心配するのでした。

テルデオ視点|例の従者を問い詰める

テルデオが地下の牢獄に入ると、そこにはドドレアの従者――折檻を受けて傷だらけであるーーがいました。見張り番によると、従者はあの薬をどこで入手したのか自白しないそう。

すると従者はテルデオの存在に気付き、途切れ途切れに言いました。

「あなたは罪を犯しています。あの方はあの日、あなたに全てを捧げたのに……今からでも皇女様のところにお戻りください」と。

その言葉を聞いたテルデオは事情を把握し、虚ろな目で笑うのでした。

⇒『義家族に執着されています』82話のネタバレはこちら

まとめ|義家族に執着されています・ネタバレ感想

80話のネタバレ感想|テントを倒した犯人は誰?

ネタバレ感想

『狩り大会』は皇室主催なので、準備も下見もしっかり行われています。それこそテントの設置も、転倒しないよう入念にチェックされたはずです。

それなのに80話では、テントが倒れてよりによってペレシャティが被害に遭いました。何だか妙な状況ですね。もしかすると作為的に仕組まれた事件なのかもしれません。

違ったら申し訳ないのですが、ドドレア皇女がものすごく怪しい。

81話のネタバレ感想|ラストシーンの解説

あの従者、恐らく誤解していますね。この点が少しややこしいので解説します。

まず従者が言っている”あの日”というのは、66話でテルデオが無理やり××されそうになった時のことです。

そして従者はあろうことか、テルデオはドドレアと関係を持っておきながら他の女と結婚したと誤解しているようです。

被害者であるテルデオを、加害者だと誤解しています。恐らくドドレアがそう仕向けたのでしょう。だから彼は今回、ペレシャティに毒を盛ったのだと思われます。

しかもあの日、テルデオに薬を盛ったのもこの従者です。とはいえ話を聞いたところ、彼は何も知らされておらず、ただ飲み物を持ってきただけのようです。

要するにこの従者、いいように利用されたんですよ。

そして最後のシーンで、テルデオは一連の事件の真相に気付きます。ドドレアの狂気を直に浴びてしまったのです。だからこそ彼は虚ろな目で笑っていたのでしょう。

⇒『義家族に執着されています』82話のネタバレはこちら

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