『義家族に執着されています』32話のネタバレと感想|初代大公夫人・グローリアと対面する

義家族に執着されていますネタバレ

漫画『義家族に執着されています』の32話のネタバレと感想です。

前回、ペレシャティは継母と久しぶりに会話をしました。そして今回ラピレオン邸に帰還すると、そこでまた事件が起こります。

以下にストーリーの続きをまとめたので、早速読んでみましょう。

>『義家族に執着されています』ネタバレ全話はこちら

屋敷に戻ると、初代大公夫人のグローリアが待っていた

グローリアが首都を訪れる

義家族に執着されていますネタバレ

ペレシャティがラピレオン邸に戻ると、執事のモルトン子爵が慌てて駆け寄ってきました。

彼によると、テルデオの祖母であるグローリアが急に訪ねて来て、客室でペレシャティ待っているそうなのです。

グローリア・ラピレオンとは?
  • 初代(かつ先代)の大公夫人であり、テルデオの祖母に当たる女性
  • 白い髪と赤い瞳を持っている
  • 帝国内でも彼女について知らない者はいない
  • 同じ家門同士で結婚した人としても有名

グローリアは現在隠居しており大公領で過ごしていますが、今になってわざわざ首都に足を運んだのです。

グローリアからの忠告

グローリアに会いに行くと、彼女はペレシャティに忠告をしました。

「あなたが血の流出を疑ったそうね。これはラピレオン家の信頼に関わる問題よ。傍系とはいえこんな侮辱を受けるような人々ではないの」

その言葉にペレシャティはビクッとします。しかしグローリアは気にした様子もなく、冷たい瞳でラピレオン家の事情について語りました。

というのも社交界で活動をする直系とは違い、傍系の多くは辺境の地で幽閉同然の生活を送っているのです。

そんな状況の中テルデオは、ペレシャティの言葉を信じて事を起したそう。

帝国各地にいる傍系が血を流出させていないか、全員を調査しているらしいのです。

ひよこ
ラピレオン家の人たちは、毒を流出させないために細心の注意を払っているんだよ。
白うさ
なのに疑われたから、グローリアは怒ったんだね。

そのためグローリアは「彼らの無実が証明されたらあなたには自分の言葉に責任を取ってもらわなくてはね」と言い残し、部屋を去って行きました。

テルデオが傍系を調査した結果、衝撃の事実が判明する

2週間後、調査結果が判明する

それから2週間後、テルデオが屋敷に戻ってきます。彼はペレシャティを呼び出すと、うつむきながら調査の結果について話しました。

「君の言う通りだった。子供が…死にかけていた。審問に行かなくてはならない」

つまり傍系の誰かがラピレオン家の血を流出させており、さらにその血は子供から採取したものだったのです。

白うさ
酷すぎる。この子供は結局どうなったの?
ひよこ
現在はラピレオン邸に避難していて、叔父のフィニアスがケアをしているよ。

セルフィウスは子供をケアしようとするが…

ペレシャティは、セルフィウスにもこの件について打ち明けます。

すると彼はその子供のことを心配して一度会ってみたいと言い出したので、2人はその子がいる部屋に向かいますがーーー

まだ子供が不安定な状態だからダメだと、フィニアスに門前払いされてしまいます。それでもセルフィウスが「僕なら助けになってあげられるかもしれません」と食い下がると、何とか部屋に入れてもらえました。

・・・

部屋に入ると、そこにはベッドでうずくまる小さな女の子―――白い髪は伸び放題で、腕には包帯が巻かれているーーーがいました。

セルフィウスはこんにちは!と明るく女の子に話しかけますが、彼女はひどく怯えて震えて布団に隠れてしまいます。

その様子を見て、彼はひどくショックを受けました。

誰が血を流出させたのか?

部屋を出た後、フィニアスは子供の状況について語ります。

あの子供はここに来てから少しずつ回復しているものの、発見当時は深刻な状態であり出生届すら出されていなかったそう。

それを聞いたセルフィウスは憤り、なぜ毎月検問しているのにこんな事が起こったのですか!と問い詰めます。

するとフィニアスは、静かに目を閉じて犯人について語りました。

「犯人はこの家門の者で、以前は私と共に働いていた医師でした」

しかしその人は離婚後に仕事をやめて、辺境の地で過ごしていたそう。

またその犯人こそが、あの子供の父親だったのです。

⇒『義家族に執着されています』33話のネタバレはこちら

まとめ|義家族に執着されています32話のネタバレと感想

32話のストーリーを簡単に説明すると

ネタバレ感想

今回、テルデオの祖母であるグローリアが初登場しました。彼とよく似た顔立ちの理知的なイメージの女性です。

グローリアは血の流出について疑われたことを相当怒っています。そして血の流出なんてあるはずないでしょう!一族を侮辱しないで!的なことを言って、ペレシャティを責めていましたがーーー

結局のところペレシャティの推測は正しく、傍系の1人が血を流出させていたのです。

しかも自分の子供を傷つけて血を摂取していた様子。控えめに言っても最低ですね。

ネタバレと感想|テルデオが裏で行動していた件について

個人的にはテルデオの行動が意外でした。彼は血の流出について否定的だったのに、何だかんだ言いながらペレシャティの言葉を信じて独自に調査をしていたのです。

テルデオが彼女をとても信頼しているのが分かりますね。

⇒『義家族に執着されています』33話のネタバレはこちら

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