漫画『義家族に執着されています』の27話のネタバレと感想です。
ペレシャティは元恋人のシーフに脅されて、神殿誓約書にサインしてしまいました。おまけにその誓約書がまだ見つかっていないので、彼女は神殿に確認しに行きますがーーー
この時、予期せぬ出来事が起こります。以下にストーリーの続きをまとめたのでお読みください。
目次
亡き両親のために、ペレシャティは自分を奮い立たせる
ペレシャティの両親のはなし
ペレシャティの実母が亡くなった後、実父はさらに衰弱していきました。それでも彼は、妻が託した家門の仕事を投げ出すことはしなかったのです。
ここでペレシャティが止まれば、両親がしてきたことが全て無になります。
だからこそ彼女は、こんなところでくじけたりしない!と前向きに考えるのでした。
神殿誓約書を探しに行くが、なぜかテルデオが付いて来てしまう
神殿誓約書はどこに行った?
ペレシャティはその日、例の神殿誓約書が提出されているかどうか神殿に確認しに行きます。しかし誓約書は提出されていないそうで、結局のところ無駄足になりますがーーー
それとは別に、今の彼女には気がかりな事がありました。
というのも1人で外出する予定だったのに、なぜかテルデオまで付いてきてしまったのです。
ペレシャティは馬車に揺られながら、なぜ彼は私に同行するのかしら…と疑問に思います。するとその時、彼はふと言いました。
「…セルフィにプレゼントを買ったそうだな。俺も…そうした方がいいかと思って。プレゼントを選ぶセンスがないから君が一緒に来てくれると嬉しいんだが」
そのセリフに驚いた彼女は、つい誘いを承諾してしまいます。
しかしテルデオとの買い物は、予想以上に大変な物でした。
というのも彼はラピレオン家の大公なので非常に目立つのです。店に入れば店員が驚き、街中を歩けば大量の視線が注がれ、買い物をできるような状況ではありません。
そこでペレシャティは彼を路地裏に連れて行き、目立たないように変装用のメガネをかけてあげました。
無事にプレゼントを購入する
2人は無事にプレゼントを購入できましたが、帰る頃には日が暮れていてペレシャティは疲れ果てていまいた。
(疲れた…彼は初めて街に出た人みたいに、色々なものに興味津々だし…)
するとその時、テルデオは祭典で行われるパレードについて話をします。というのも祭典の最終日のパレードには、ペレシャティも大公夫人として参加する必要があるのです。
またこの時、テルデオは彼女をじっと見つめて言いました。
「君に言っておくことがある」
27話の補足|セルフィウスにプレゼントを贈った結果
かなり衝撃的だったらしい
テルデオは屋敷に帰ってから、セルフィウスにプレゼントを渡しました。その際にペレシャティは、きっと喜んでくれるだろうと考えていましたがーーー
この時セルフィウスは、驚きすぎて絶句していました。
けれど嬉しかったようで、アカデミーに行くときにも貰った羽ペンとノートを使っています。
『義家族に執着されています』今回のネタバレと感想
27話のおさらい
誘拐事件の後、ペレシャティはなぜ自分ばかりこんな目に遭うのかと落ち込んでいました。しかし27話の冒頭で、彼女が諦めずに再び前を向くシーンが絵が描かれています。
彼女がこれほどに頑張るのは、亡き両親のことを大切に思っているから。
実の両親がしてきた事業を投げ出したくありませんし、そんな事をすれば自分には何も残らないと考えたのです。
このように考えられるのは、彼女の優しさとメンタルの強さ故でしょう。もし私が同じような目に遭ったら、きっと何もかもを投げ出していますよ。こんな風にがんばれません。
ネタバレ感想|テルデオの外出事情
27話ではテルデオと一緒に街中を歩くシーンが描かれています。
そのときペレシャティの独白で『テルデオはまるで初めて街に出た人のように周囲のものに興味津々』というセリフがあったので、彼は誰かとこうして買い物をするのが初めてなのかもしれませんね。