『義家族に執着されています』25話~26話のネタバレと感想|誘拐事件のその後

義家族に執着されていますネタバレ

漫画『義家族に執着されています』の25話~26話のネタバレと感想です。

ペレシャティは誘拐され、主犯であるシーフから結婚を迫られます。しかしテルデオが駆け付けたため難を逃れ、無事に救出されました。

この誘拐事件の後、みんなはどうなったのでしょうか?以下にストーリーの続きをまとめました。

>『義家族に執着されています』ネタバレ全話はこちら

25話|テルデオが異変に気付いたため、誘拐事件は解決する

テルデオ視点|なぜ誘拐事件に気付いたのか?

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「なぜお前がここにいる?」

仕事のため街中に出ていたテルデオは、目の間の騎士を見て不思議そうにしました。というのもその騎士には、ペレシャティの護衛をするよう命令していたのです。

するとその騎士はキョトンとした顔で「閣下が呼んだのではありませんか」と答えますが、テルデオはそんな事をしていません。

さらに周囲の騎士たちも、状況がわからず不思議そうな顔をしますがーーー

その瞬間、テルデオは状況を理解して目を見開きます。そして周囲の静止も聞かず、どこかに向って走り出しました。

ひよこ
テルデオはこの時点で、何者かがペレシャティから護衛を引き離したことに気付いたんだね。
白うさ
すぐに気づけたのは不幸中の幸いだったね。

テルデオのおかげで誘拐事件は解決する

結局のところ、誘拐犯たちは騎士に捕らえられます。

テルデオはペレシャティを介抱しますが、その瞬間、騎士に取り押さえられていたシーフが「ペレシャティ!」と大声で叫びます。

しかも彼は恨みに満ちた顔をしているので、ペレシャティは冷や汗をたらしますがーーーもう大丈夫だと自分に言い聞かせてその叫びを無視しました。

なぜ私だけがこんな目に遭うの?

屋敷に戻った後。

ペレシャティは自室のベッドで休みますが、落ち着けるはずもなく体を震わせます。そして傍で書類を呼んでいたテルデオに言いました。

「仕事に…戻ってくださって大丈夫ですよ。最近忙しいのでしょう?特にケガもありませんから」

テルデオはこの時、彼女の手が震えていることに気付きます。しかし何も言わず、静かに部屋を出て行きました。

・・・

1人になると、ペレシャティは目に涙を浮かべながら自らの境遇を嘆きました。

(どうして私ばかりこんな目に遭うの?彼らに比べたら、私にとって遺産なんてどうでもよかったのに。全部あげたってかまわなかったのに。どうして私を殺そうとするの?)

どうしてこうなったのか。どうして自分は頑張っているのか。もうそれすらも分かりません。そもそもペレシャティは、彼らに自分たちのした事が間違いだったと気づいて欲しかっただけなのです。

けれど今となっては、その想いをくだらないと思うのでした。

26話|ペレシャティから離れた護衛騎士は、罰を与えられる

護衛騎士に罰が与えられる

テルデオの執務室では、ペレシャティの傍を離れた護衛騎士が罰を受けていました。

別の騎士にひたすら殴られ、護衛騎士の顔は腫れあがっています。そしてこの時、罰を与えていた騎士は険しい顔で怒鳴ります。

「屋敷外での命令は閣下の印章がなければ無効だと忘れたのか!?同じ精鋭騎士として恥ずかしい。たかが侍女1人に騙されるとは!」

そして彼は、護衛任務を自分が引き継ぐと進言しますがーーーテルデオはそれを却下しました。

『これから大公夫人の護衛はお前に任せる』

かつて護衛騎士に告げたその言葉を、テルデオは撤回する気がないようです。

それを聞いた瞬間。護衛騎士は勢いよく膝をつき、もう二度とこのような失敗はしないと誓いを立てました。

ペレシャティから騎士を引き離したのは、レベッカの友人の仕業です。彼はテルデオの耳に入れたくない話があったらしく、侍女を差し向けたようです。

テルデオ視点|神殿誓約書はどうなった?

テルデオは廊下を歩きながら、誘拐事件のときペレシャティから言われた言葉を思い出します。

『神殿誓約書にサインしてしまいました。シーフがそれを…』

誓約書が神殿に届く前に、何とか破棄しなければなりません。そこで執事のモルトンに現状を確認したところ、以下の情報がわかりました。

神殿誓約書にまつわる情報
  • 神殿に遣いを送ったがまだ連絡はない
  • 路地や誘拐犯たちの所持品からも誓約書は見つからなかった

現状、誓約書がどこにあるのかすら分からないのです。

そこでテルデオは、内密に処理するようモルトンに命令しました。

レベッカ視点|友人のアデウスに文句を言う

レベッカは騎士たちと共に、フォーツン子爵家を訪れます。そしてアデウス(レベッカの友人。24話で登場した金髪の男性)に会うなり彼を怒鳴りつけました。

「アデウス・フォーツン!あなたの言う通りにしたのに、どういう事なの!?」

レベッカの怒りは当然でした。なにせ彼に会いに行こうとした結果、あのような誘拐事件に遭ったのですから。

おまけにレベッカはついさっきまで独房で尋問されていて、頼み込んでやっとの思いでここに連れて来てもらえたのです。

ひよこ
アデウスも被害者だけど、そもそも護衛を引き離したのが彼だからね。怒られても仕方がない。
白うさ
レベッカは完全にとばっちりだね。

しかしアデウスは全く悪びれず、私のせいではないと言います。彼がそんな調子なので、レベッカはますます苛立ちました。

「あなたの紹介で侍女になれたからペレシャティ様に会うのを手助けしてあげようと思ったのに。こんな事ならもう二度と会わないわ」

するとその時。レベッカに随行していた騎士の1人が、後で大公家を訪問するようアデウスに言います。彼も事件現場にいた以上、一度は話をする必要がありますから。

そして騎士は立ち上がると、レベッカを連れて屋敷を出て行きますがーーーその際に彼女は「私は悪くないって言って!!」と泣き叫ぶのでした。

アデウス視点

1人きりになったアデウスは、事件当時のことを思い出します。というのもテルデオはあの時、妻をとても心配していたのです。

「一体何が違うんだろうか…」

彼は何かが気になるらしく、独り言を言うのでした。

⇒『義家族に執着されています』27話のネタバレはこちら

まとめ『義家族に執着されています』今回のネタバレと感想

25話~26話のおさらい

ネタバレ感想

ペレシャティの護衛が1人になった隙をついて、シーフとその仲間たちは彼女を誘拐しました。

なお護衛が離れてしまったのは、レベッカの友人・アデウスが侍女を使って誤情報を流したから。アデウスは人に言えないような話をするため、一時的に護衛を引き離したようです。

ネタバレと感想|騎士の罪について

こんな言い方をするのは可哀想ですが、あの騎士は護衛失格ですよ。守るべき相手の傍を離れるなんて、護衛が一番やってはいけない事ですから。

正直、テルデオが誘拐だと気づかなければペレシャティたちはどうなっていたか分かりません。

最悪の場合、シーフが「誓約書にサインさえもらえば用済みだ!」などと言い出す可能性もありましたから。というかレベッカたちに顔を見られている以上、全員始末される可能性の方が高いでしょう。

以上のことを踏まえると、テルデオが怒るのも無理はありません。だからこそ26話で、護衛はひたすら殴られるという罰を与えられたのでしょう。

⇒『義家族に執着されています』27話のネタバレはこちら

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