ピッコマで連載中の漫画『外科医エリーゼ』のネタバレです。13話あたりから22話までのストーリーについて紹介します。
今回は若き天才と呼ばれる”グレアム医師”が登場します。本作における人気キャラであり今後も重要なポジションに付く人なので、ぜひお楽しみください!
目次
13~15話の概要|若き天才医師・グレアムが登場する
グレアム登場
エリーゼは、見習い医師としてテレサ病院で研修を受けることになりました。
エリーゼの先生として抜擢されたのは、若き天才医師・グレアム。
しかしグレアムは「大切に育てられた貴族の令嬢が、医者になれるはずないだろう」と考え、エリーゼに偏見を持ちます。
結果、グレアムはエリーゼを浮浪者病室(治療が不可能な患者のみ集められた部屋)に連れて行きます。
浮浪者病室にいる患者は、医師から見放された人ばかり。苦しむ人が多く、部屋も汚い。若い少女を配属するには過酷すぎる場所。だからこそグレアムは「浮浪者病室で働けば、エリーゼはすぐに諦めるだろう」と考えたのです。
しかしエリーゼは不満ひとつ言わず、患者たちに尽くします。汚い部屋を掃除し、患者が少しでも楽になるように処置を続け・・・
その結果、患者たちの目には生気が戻りました。
見習い期間から1週間後
一方、その頃。グレアムは1週間もエリーゼを放置していたので、上司から怒鳴れていました。
彼はしぶしぶ浮浪者病室の様子を見に行きますが、以前とは様子が違うことに気づきます(もちろん良い意味で)
また以前から浮浪者病室で働いていた看護士からも「エリーゼさんは本当に立派な方ね」「患者の治療も全て彼女が行った」という話を聞きますが、グレアムはその話を信じません。素人に適切な処置ができるはずはないと考えたのです。
しかし実際にエリーゼが手術した患者を見ると、何もかもが完璧でした。
それを見たグレアムは混乱しながらも、エリーゼを直接教育して彼女の実力を見極めることにしました。
16~18話の概要|グレアムの直接指導がはじまる
エリーゼは医療知識を披露する
グレアムはエリーゼの実力を調べるため、患者を見せて病名を当てさせる訓練(?)をします。
この時グレアムはわざと難易度の高い患者の診断をさせるのですが、エリーゼの回答は正解かつ正確。
そのため彼はいっそう混乱しますが、素直にエリーゼの知識を認めて「偏見で君を評価してすまなかった」と謝罪します。
そして彼はエリーゼを救護所(見習い期間を終えて、実力を認められた人だけが入れる場所)に連れて行きました。
救護所にて事件発生
エリーゼが現れると救護所にいる医師たちは驚きました。貴族令嬢が現れたので、場所を間違えたのでは?と疑問に思ったのです。
とはいえ彼女はグレアムの紹介を受けているので、医師たちは疑問を持ちながらも救護所の一員として受け入れます。
しかし、ここで事件発生。グレアムの不在時に、緊急の患者が運ばれてきたのです。
グレアムが来るまで、患者は生きていられないかもしれない。そうと考えたエリーゼは、他の医師から聴診器を奪い、患者の病名を診断。
すぐに処置をしないと死にいたるケースだったので、エリーゼは独断で手術を決行します。その結果、彼女の完璧な処置により患者の命は助かりました。
手術のその後
その後、救護所に戻ってきたグレアムは現場を見て「エリーゼは天才だ」と確信します。またテレサ病院内でも、エリーゼの噂が広がり始めるのでした。
19話~22話の概要|リンデンがお忍び中に襲われる
お忍び中のリンデン王子
一方その頃。リンデン王子(エリーゼの婚約者)はお忍びで街中を歩いていました。お忍びなので変装しており従者も1人だけです。
この王子は、無愛想でいつもクール。口数も少なく、エリーゼに対しても興味が無い様子でした。
前世のエリーゼはそんな王子にメロメロだったのですが、王子の方は「陛下の命令だからお前と結婚したんだ。勘違いするな」とかなり冷たい態度だったのです。
王子が襲われる
王子が街の路地裏に入ったとき、従者が浮浪者に襲われます。
王子に怪我は無かったものの従者は銃で撃たれ瀕死。今すぐ病院に運ばなければ従者の体力は持ちません。そこで王子は最も近い場所にあるテレサ病院(エリーザの勤務先)に従者を連れて行きました。
従者の手術スタート
従者の手術を行うのは、グレアムとエリーゼ。手術するにも人手が足りないので、王子も手術室に入って手伝いました。
しかも今回、執刀するのはエリーゼ。本来エリーゼは研修医なので、グレアムが執刀するべきですが・・・
従者が瀕死で、グレアムの医療技術では治療できなかったのです。そのため、エリーゼが「私に手術を任せて欲しい」と言ってグレアムと王子を説得しました。
結果、手術は成功して、従者の命も無事。エリーゼは完璧な手術を成し遂げたのです。そして同時に、王子はエリーゼの医者としての実力を知ります。
実を言うと彼は最初、エリーゼは皇后になりたくないから医者になりたいなどと嘘をついたのだろう……と思っていました。
しかし今回の手術を見て、その考えは間違いだったと気づきます。エリーゼの医者になりたいという言葉は本心で、医者としての実力も備わっていると確信したのです。
ラブストーリーは突然に
手術後、王子は医療費などについて話したあと病院を去ろうとします。しかしその時、王子が突然の眩暈(めまい)に襲われて倒れかけたので、エリーゼは彼の体を支えますがーーー
王子は顔を赤く染めてしまいます。
それを見たエリーゼは体調不良かな?と思い、王子のオデコに手を当てようとします。すると王子はさらに顔を赤く染めてしまい、顔を真っ赤にしながら帰っていくのでした。
無愛想な王子はどうやら純情少年だったようです。
外科医エリーゼ・ネタバレ感想|主人公の性格が変わった理由
きっかけは実父の台詞
転生前のエリーゼはいじわるな性格でしたが、転生後は天使のような性格になりましたよね。
処刑されて反省したとはいえ、なぜ悪女がここまで人に尽くすようになったのか?これは恐らく、エリーゼが死んだときの出来事が原因でしょう。
2話を読み直したところ、彼女の父親は処刑される前に「娘だけは助けてくれ」と、必死でエリーゼをかばうシーンがあったのです。
この光景を見て、エリーゼは死ぬほど後悔したのではないでしょうか。それこそ、悪女が改心するほどに。
今後の展開を予想|天才っぷりが噂になるかも
医療系のテンプレ展開がくるか?
エリーゼの天才っぷりは、グレアムや他の医師たちにも伝わりはじめています。そのうち国中でエリーゼのことが噂になるかもしれませんね。
エリーゼは目の前に患者がいると放っておけない性格なので、そのうち公衆の面前で緊急手術するなど、現実ではありえないストーリーになる可能性もあります。
ただし、医療系のマンガやドラマだと「手術事故」が起こるケースが少なくありません。今のところ、エリーゼは失敗無しで手術を行っていますが・・・
そのうち、ストーリー的には医療事故が起こりそうで怖いですね。グレアムとの会話でも「医療事故のフラグかな?」と思われるシーンがあったので、ちょっと不安。
ドクターXのようなミスをしない医者になるのか、どこかでミスや事故が発生するのか・・・今後の展開が楽しみです。
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