漫画『義家族に執着されています』の102話のネタバレと感想です。
ここ最近、国際情勢が悪くなったため首都には不穏な空気が漂っています。その影響を受けて、ペレシャティが進めている福祉事業も凍結することになりました。
さらに今回、皇室から”嫌味なプレゼント”が届くなど厄介事が起こります。
義家族に執着されています・102話のストーリー概要
皇帝からドレスが贈られる
ある日、皇室からラピレオン家にドレスが送られてきました。
それは先代大公が着ていた制服をベースに作り直したドレスであり、言外に『グローリアはこのドレスを着て、今回の建国記念行事に参加しなさい』というメッセージが込められているのは明白です。
なおテルデオはそのドレスを見ると、なぜか深刻な顔をするのでした。
テルデオの懸念
テルデオは夜になっても浮かない表情のままだったので、ペレシャティは心配します。
すると彼は、ペレシャティに抱き着いて甘えながら「皇帝から鎖骨の見えるドレスが送られてきたから不快に思った」と答えますがーーーその様子はどこか妙でした。
野次馬が出没する
翌日、ペレシャティは新聞や報告書を読んで絶句しました。どうやら首都内では、彼女とテルデオの関係について噂になっているようです。
すると傍にいたセルフィウスが気遣ってくれますがーーー
この時、ペレシャティは更に焦りました。というのもテルデオと恋仲になったことを、まだ彼に伝えていないからです。
ネタバレと感想|皇帝から嫌味なプレゼントが贈られる
ネタバレ感想①仲間外れのセルフィウス
妻と恋仲になった件について、テルデオは真っ先にセルフィウスに伝えるべきでした。だって息子ですから。
なおテルデオ自身も、本件については自分からセルフィウスに話をしたいと望んでいたようですがーーー最近、彼は忙しくて話をする暇すらなかったそう。
その結果『セルフィウスだけ両親が恋仲になったことを知らない』というマズイ状況になってしまいました。
大人たちは知っているのに、1人だけ蚊帳の外。セルフィウスがこの事実を知らされたら、ショックを受けるでしょうね……
そもそも一族の中で、ペレシャティと真っ先に仲良くなったのは彼です。また彼女をラピレオン家に引き止めるため最初に動き出したのも彼でした。
なのに自分だけ事情を知らされなかったのですから、少なからず不快に思うはず。大人たちが上手くフォローしてくれれば良いのですが……
ネタバレ感想②皇帝からの嫌味
102話の序盤では、皇帝からグローリアにドレスが贈られました。それを見たテルデオが深刻そうな表情をしていたので、あのドレスには”良くない意味”が込められているのでしょう。102話のラストでもそれらしい描写がありました。
ただし現時点では、あのドレスにどんな意味があったのか謎です。テルデオやグローリアは皇帝からの嫌味に気づいたようですが、読者視点では何がどうなっているのか不明な点だらけ。
分かっているのは、水面下でラピレオン家と皇帝の思惑が対立しているという事くらいです。何だかストーリーがどんどん不穏になってきましたね。