マンガ『悪女皇后の専属侍女』の8話~10話のネタバレあり感想です。
皇太子にエスコートされるのが嫌!という皇后の主張により、パレサまで舞踏会に参加するハメになりました。彼女にとっては望まぬ社交界デビューですが、この後どうなるのでしょうか?
目次
8話の概要|パレサは舞踏会に参加し、皇后の境遇を知る
皇后が舞踏会を嫌う理由
舞踏会当日。パレサは皇后の手によって美しくドレスアップします。そして迎えに来た皇太子とともに社交界デビューを果たしますがーーーパレサはこの時、皇后が舞踏会を嫌がっていた理由を知ります。
というのも令嬢たちは明らかに皇后を冷遇しているのです。
令嬢たちの生意気な姿を見て、パレサは怒りが湧きます。その結果、パレサは無意識のうちに“権能によるオーラ”を出してしまいました。
9話の概要|激怒したパレサ!権能によるオーラを噴出する
パレサは”権能”の所持者だった
権能とは、選ばれた人間だけが使える特別な力のこと。パレサは微弱ながらも権能によるオーラを体にまとわせたので、皇太子はそれに気づきますがーーー
当のパレサは、自分がそんな状態だと気付いていない様子。令嬢たちが去った後も、顔に青筋を浮かべながら彼女たちの背を睨みつけていました。
10話の概要|アクシデント発生!街で〇〇と遭遇する
休暇をもらい街に出かける
舞踏会の後、皇后が2日間の休暇と特別手当をくれたので、パレサは侍女のマリに誘われて街に出かけます。
すると買い物中にマリが財布をすられたので、パレサはすぐに追いかけてスリとその仲間を武力制圧しますがーーー
その後、騎士たちが駆け付けてパレサは捜査部に連れて行かれます。スリたちが指名手配犯なので、現場に居合わせたパレサも状況を報告する必要があるそうです。
捜査担当はなんと皇太子だった
捜査室にいた担当者は、なんと皇太子でした。パレサは内心『どうして皇太子がここに!?』と思いながらも、表面上はつとめて冷静に振る舞いますがーーー
その瞬間、彼はパレサに“権能”を使います。そして彼女の体は、巨大なツタに拘束されました。
悪女皇后の専属侍女・ネタバレあり感想
ネタバレ感想①パレサは剛の者だった
パレサ、やはり剛の者でした!
しかも”権能”という特殊能力を使えるようです。チート系の主人公っぽいですね。ちなみにスリを撃退するときも、権能を使っている描写がありました。
なお最後のシーンで皇太子に攻撃されていますが、アレは小手調べでしょう。皇太子はパレサが能力者だと気付いているため、どの程度能力が使えるのか確かめるために攻撃を仕掛けたと思われます。
さすがにコロコロする気で攻撃を仕掛けたワケではないはず。
ストーリー補足|権能”って何ぞや?
なお”権能”については『悪女皇后の専属侍女』の1話目でも解説されていますが、忘れている人もいると思うので以下に軽くまとめました↓
- 「海神の祝福」と伝えられる特殊能力
- 特別な条件を満たす者だけが発揮できる力
- なおランティアス帝国の王族も権能を使える
- その強い魔力を扱い、彼らは長きにわたって帝国を統治してきた
- 現皇帝と皇太子も、この偉大な力を国民のためにだけ使っている
こんなチート能力があったら世界征服を狙えそうですが、パレサを含めて能力者はみんな、権能を正しく使っているようです。
それこそ本作の1話目で、皇太子は国内で自然災害が起きたため直接向かって権能で静めていましたから。うん、良い事ですね。
もしかすると、そういう人格者じゃないと権能を使えないシステム(?)なのかも。神様がピンポイントで、善人にだけチート能力を与えている的な。