『悪女皇后の専属侍女』の5話~7話のネタバレあり感想です。
パレサが苦労している様子を見たいがため、皇后は10年ぶりに厩舎(馬小屋)を訪れます。しかし途中でアクシデントがあり、皇后の乗っていた馬車が暴走してしまいました。
自業自得ですが、皇后はこの後どうなるのでしょうか?
5話の概要|パレサ大活躍!暴走車から皇后を救出する
パレサは皇后を救い出す
馬が驚いて暴走したため、馬車は猛スピードで進みつづます。そのため皇后が泣き叫んでいると、馬に乗ったパレサが颯爽と駆け付けました。
「皇后陛下!!ご心配なく!!私がお助けしますから!!私の手をギュッと掴んでこっちにジャンプしてください!」
引用元:悪女皇后の専属侍女5話
パレサのおかげで皇后は無事救出されます。
しかもこの時のパレサは騎士のように頼もしかったので、皇后は不覚にもドキドキしてしまいます。
キラキラ皇太子の登場
その後2人は皇后宮に帰還しますが、皇太子が訪問していると連絡を受けて皇后は不機嫌になります。
- 皇太子はランティアス帝国の後継者
- 強い”権能”を受け継いでいる
- 皇后と皇太子はあまり仲が良くない
- なお2人は実の親子ではなく、皇太子は16年前にこの世を去った前皇后の息子
- 現皇后から生まれた幼い双子とは異母兄弟
皇太子と言えば、その美しさから侍女たちの間で噂になっていた人物。
そしていざ会ってみると、彼が想像以上にイケメン(しかも皇后並みにキラキラと輝いている)なので、パレサはごくりとのどを鳴らしますがーーー
一方で皇太子は、パレサの“手のタコ”を見て彼女が凄腕の剣士だと見抜き、パレサの素性を探ろうとします。
6~7話の概要|なぜか舞踏会に参加するハメに
舞踏会に参加させられる
パレサを探ろうとする皇太子。しかしその時タイミングよく、着替え終わった皇后が現れたため会話は終了しますがーーー
皇太子の提案によって、パレサは皇后と一緒に舞踏会に行くハメになります。
というのも皇后は舞踏会を毛嫌いしており、皇太子と一緒に参加するのも嫌でたまらないのです。だからパレサを巻き込み、皇太子の相手役(つまり皇太子にエスコートされる女性役)をさせようと考えました。
が、しかし。パレサはこの状況を心底マズイと考えます。
もし舞踏会に出て目立とうものなら、“あの人”に見つかり裏切り者として処罰されると思ったのです。
パレサは舞踏会への参加を拒否しますが、結局のところ皇后命令には逆らえず、ドレスを着せられて参加することになりました。
補足|パレサは何者?素性不明の貴族令嬢らしいが…
パレサの正体とは?
7話にて、皇太子がパレサの素性を調べるシーンがありました。
調査結果によれば、パレサはここ10年間の足取りが帝国内のどこにも見つからないとの事。つまり素性不明です。
また彼女はメンゼル家の出身だと主張していますが、その家門は現在、先代家主がなくなって誰も活動していないのだとか。
パレサ、一体何者なのでしょうか?少なくとも一般人でないのは確かですが・・・
もしかするとパレサは他国の剣士で、何か事情があって帝国に逃げて来たのかもしれません。逃亡を匂わせるセリフもあるので、この説が一番可能性が高そうです。
そしてメンゼル家の名前だけ借りて、今はメイドとして活動している。管理人はこの説に一票入れます!
悪女皇后の専属侍女・ネタバレあり感想
ネタバレ感想①パレサの無双っぷりが最高
主人公のパレサ、すごく格好いい子ですね。
1話目から素晴らしい身のこなしで活躍していましたが、専属侍女になった後もそのスキルは健在。5話では暴れ馬から皇后を救い出しました。なんだこのイケメンは。
しかもパレサ、顔もキレイです。美人というより“端正”という言葉が似合う女性。華やかさはないけれど、目鼻立ちがスッキリしていてスタイルも良い。
同性に好かれるタイプの女性というイメージ。
ネタバレ感想②皇后、さては人間不信か?
今のところ、皇后はわがままで意地悪な性格に見えますね。
ただし”悪女”というほど残酷ではないし、セリフを聞く限りでは人間不信のように思えます。パレサ視点でも、気位の高い猫に見えているようですし・・・
もしかすると皇后は、何か理由があって周囲を信じられなくなったのでしょうか。舞踏会に参加するのも嫌がっていたので、周囲との折り合いが良くないとか?
ネタバレ感想③皇后の業務をしていない件
しかもこの皇后、かなり暇そうにしてます。皇后なのに謁見にも行かず、皇后らしい業務をしていません。
という事は、お飾りの皇后なのかも。皇后とは名ばかりで、本来彼女が得るはずだった権力はほかの誰かが握っているとか?
だとしたら可哀想な皇后ですね。今後、パレサが彼女の支えになれれば良いのですが。