漫画『結婚商売』の外伝7(102話)のネタバレと感想を紹介します。
今回は一旦ビアンカ視点に戻ります。彼女はカトリーヌからの手紙(=外伝1~6までの話)を読んでどう思ったのか、そのあたりの閑話が描かれています。
なおザカリーとは相変わらず仲睦まじい様子なので、アルノー夫婦の現状も合わせてお楽しみください!
ビアンカ視点|カトリーヌの手紙に熱中する
カトリーヌの文章が面白すぎる件
ビアンカはピクニックから帰ってきた後も、カトリーヌの手紙を読み続けます。というのも彼女の文章が上手すぎて手紙から目が離せないのです。
それこそ娘のアレクサンドラを寝かしつけた後も、ベッドに寝転がりながら手紙を熟読するほど熱中していました。
なお風呂上がりのザカリーが部屋に入ってきてビアンカにキスをするも、彼女は手紙を読みたいのでストップをかけます。そのため彼は、イボンヌ以外にも私達の間に入る存在がいるなんて……とショックを受けるのでした。
ザカリーは手紙を覗き見する
ザカリーは落ち込みながらも、妻に覆いかぶさって手紙の内容をのぞき見します。するとマルソーに秘密があると書かれていたので『恐らく彼が私生児であることに関係しているのだろう※』と考えます。
そして最初に彼と出会ったときのことを思い出すのでした。
恐らくマルソーは信頼を得るために自分の秘密を明かしたと思われます。
回想|ザカリーが初めてマルソーに出会った時のはなし
2人の男の出会い
ザカリーが最初にマルソーと出会ったのは、随分と昔のこと。ちょうどビアンカに贈るプレゼントを選んでいた時、目の前のネックレスが高級品だと教えてくれたのがマルソーだったのです。
ザカリーは価値とは関係なくそのペンダントを気に入って購入する予定でしたが、それでも微笑を浮かべながら礼を言うのでした。
マルソー視点|ザカリーと比較して落ち込む
マルソーは自分の話しかけた相手が、ザカリー・ド・アルノーだと気付いていました。
そしてザカリーの人柄について、自分の能力だけで爵位を勝ち取りながら謙虚で礼儀正しい人物だと見抜きますがーーー
同時に、彼は考えました。もしダボビル伯爵家がもっと賢明なら、カトリーヌの夫になっていたのはザカリーだっただろう。嘘まみれの自分より、よほど彼女に相応しい相手だ……と。
その悲観的な思考はその後もマルソーの頭に残り続け、彼は「私のような者がカトリーヌの傍にい続けて大丈夫だろうか?」と悩みました。
結婚商売102話・外伝7の感想(ネタバレあり)
ネタバレ感想①マルソーもっと自信を持って!
マルソーは相変わらず悩んでいますが、読者視点では完全に杞憂ですよね。管理人、今すぐマルソーのもとに駆け付けて「君はずっとカトリーヌの傍にいて良いんだよ!むしろいてくれよ!」と叫んでやりたい気分です。
あの2人はずっと一緒に過ごして熟年夫婦になって、老後もオシドリ夫婦のままでいてほしい。永遠にキャッキャウフフし続けてほしい。マルソーがどう思おうが、カトリーヌにとってそれが一番幸せな人生でしょうし。
そもそもそマルソーは『結婚商売』の愛妻家ランキングTOP3に入るくらい良い夫なんですよ(管理人調べ)
おまけに顔面偏差値が高くて能力も優れているのに、一体何を落ち込む必要があるのか。マルソー、もっと自信を持って!
ネタバレ感想②ザカリーすら〇〇には勝てない
今回久しぶりにビアンカとザカリーが登場しました。会話を見たところ、2人は本編よりもずっと仲良しで、冗談を言い合える関係になったように見えます。
102話の中盤あたりでザカリーが手紙の内容を盗み見たときなんて、ビアンカは彼をポカポカ叩いていました(なおザカリーは妻に構われて嬉しそう)
昔のザカリーだったら多分、他の男に興味があるのか……と落ち込んでいたはず。けれど冗談を言い合っているあたり、本当に仲睦まじい関係なのでしょう。オシドリ夫婦。
しかし、そんな2人の間に割って入る存在がいます。その一例がこちら↓
- 侍女・イボンヌ
- 娘・アレクサンドラ
- カトリーヌの手紙←NEW!
娘のアレクサンドラはわんぱくなので、夜だろうと寝室に飛び込んでくるそうです。ビアンカは当初の予定どおり、愛娘に思いっきり愛情を与えて甘やかして育てている様子。
イボンヌはまあ仕方がない。ビアンカの親友であり専属侍女ですから。この2人はズッ友。