漫画『結婚商売』の101話・外伝6のネタバレと感想を紹介します。
カトリーヌは自分の外見を気にして、中々マルソーに会ってくれません。そこで彼は叔母のアドバイスを参考にし、ある作戦を決行します。はたしてマルソーは、どうやって彼女の心を開くのでしょうか?
カトリーヌの心を掴むため、マルソーはデートに誘う
カトリーヌ視点|予期せぬ来訪者
(髪の毛···結婚式の前までどれだけ伸ばせるかな?)
カトリーヌがそんなことを考えていると、夜なのに窓の外から声がします。視線をやると、そこには木に登ったマルソーがいました。彼はダボビル伯爵邸に潜入し、こっそりカトリーヌに会いに来たのです。
目を丸くする彼女に、マルソーは手を差し伸べながら言います。
「お嬢さん、私と星を見に行きましょう!」
ちょうど今の時期、ラホズには赤い彗星が現れます。76年に1度だけ見られるその彗星を、一緒に見きたいと彼は言いました。
マルソー視点|彼が考えた作戦とは?
カトリーヌは控えめに見えて、実は好奇心旺盛な子です。マルソーはそれを知っていたので、彗星ならきっと興味を持つだろうと考えました。
その読みは的中し、マルソーが彗星にまつわる逸話を話すと彼女は嬉しそうにはしゃぎます。そして数日後、2人は夜に彗星を見に行くのでした。
デートの結果、カトリーヌは優しい夫に心をひらく
デートは大成功するが…
彗星を見に行った日。
マルソーは瞳を輝かせながら夜空を見上げます。一方でカトリーヌは、そんな彼を見ながら「この人が私の婚約者で本当によかった」と心から安心しました。
そうして2人は一緒に過ごすようになり、互いを知り、翌年の春に結婚します。彼はとても愛情深くて優しい夫なので、カトリーヌは幸せな時間を過ごしますがーーー
大人になった彼女は、マルソーに隠し事があるという事実に気づいてしまいます。というのも彼から子供時代の話を聞いたことがなかったのです。
結婚商売101話のネタバレ感想|ただの馴れ初めかと思いきや
ネタバレ感想|雲行きが怪しくなってきた?
今回の話、ダボビル伯爵夫妻の馴れ初めかと思いきや違いますね。
カトリーヌは101話にて、マルソーが幼少期にまつわる秘密を抱えていることに気付きました。となれば今後は、秘密を抱えたままの夫を愛するのか。それともマルソーが全てを打ち明けて、2人はさらに良き夫婦となるのか。
王道展開ならば後者ですが、個人的には前者もアリかなと思います。夫婦だからと言って何でも打ち明ける必要はないし、人には少なからず隠し事があるものです。
それを無理に聞き出さず、いつか相手が打ち明けてくれるのを待つ。むしろ個人的にはそっちの方が好みですが・・・
あ、でもこのパターンは既にザカリーがやってますね。ビアンカが聖人だと自ら打ち明けるまで、彼はひたすら待ってくれました。詳しくは『結婚商売キャラ解説|ザカリー編』参照。
同じストーリー展開にはしないでしょうから、ザカリーとは違う展開になりそうですね。
補足|怪しいフラグについて
マルソーの出自について一部の人間にはバレている節があります。実は100話の時点で、カトリーヌの伯母(一番上の姉)が何かに気付いたような仕草をしていました。以下のシーンです。
- マルソーが3番目の叔母とお茶をした時、彼はお茶に1口も手をつけていなかった
- この時3番目の叔母は「マルソーは手をモタモタ動かしていた」と供述している
これ、どう見てもフラグです。