『再婚承認を要求します』漫画152話のネタバレと感想|トロビー公爵家に魔の手が忍び寄る

再婚承認を要求します

マンガ版『再婚承認を要求します』のネタバレと感想です。152話のストーリーを紹介します。

ラスタは傭兵を雇い、次々と邪魔者を排除していきます。さらに貴族たちの噂を真に受けて、トロビー公爵夫妻(ナビエの両親)まで始末しようと考えました。

夫妻は無事でいられるのでしょうか?

⇒『再婚承認を要求します』ネタバレ一覧はこちら

ラスタは傭兵に命じて、トロビー公爵夫妻を始末しようとする

トロビー公爵夫妻の安否

再婚承認・感想

ラスタは傭兵をやとってトロビー公爵夫妻を始末しようとしますが、その企みは失敗に終わります。

なぜならハインリは東大帝国にスパイを送り込んでおり、そのスパイが自分の部下と傭兵をすり替えたからです。

ひよこ
スパイさん有能!
白うさ
ハインリもその部下も、根回しするのが上手いよね。

その結果ハインリにも『ラスタがナビエの両親を狙っている』という情報が入ります。

そして彼はナビエにもその情報を伝えたところ、彼女は怒って反撃に出ました。

大きな商団の責任者を呼び出し、東大帝国の”ベア商会”と交易するときは手形に問題がないか正確に確認するよう誘導しなさいと命令したのです。

ラスタは以前、ナビエが残した手形を自分名義で使っています。けれど手形を調査されたらその悪事がバレてしまうので、ラスタは悪だくみをする余裕なんて無くなるでしょう。多分ナビエはそれを狙って、商団主に命令したのかなと思います。

ルベティが誘拐され、ロテシュ子爵は途方に暮れる

ラスタ視点|次々と悪事をはたらく

ラスタは『青い宝石のついたネックレス』を床に放り投げ、それを忌々しげに踏みつぶします。

このネックレスはエベリーの私物でありアカデミーから貰ったものですが、ラスタはこれをソビエシュが贈った物だと勘違いして侍女に盗ませたのです。

するとその時ロテシュ子爵が訪ねてきて、やつれた顔をしながら「娘のルベティが行方不明になったのだが何か知らないか」と質問します。

ラスタはその問いに、私が知るワケがないでしょうと不愛想に答えますがーーー口元を手で隠しながら、密かに笑みを浮かべていました。

白うさ
ルベティが姿を消したのは、ラスタが傭兵に誘拐させたせいだよね。
ひよこ
心配だね。ひどい目に遭ってなければいいけど。

ルベティ視点|誘拐されて檻に閉じ込められる

その頃ルベティは檻の中で泣いていました。外出中に誘拐されて、無理やりここに連れてこられたのです。

さらに暴悪そうな男が現れて『こちらは今最も人気のある商品ですよ』と客に紹介するものだから、彼女は怖くて堪りませんでした。

ひよこ
“商品”というのはルベティのことだね。言い方が残酷。
白うさ
目の前でこんな会話聞かされたら地獄だろうな・・・

その結果フードを被った男がルベティを買い取って、森の中にある屋敷に連れて行きます。

なお彼女は男の後ろを歩きながら『このまま一生雑用をして過ごすのだろうか』と沈んだ顔をしますがーーー

男がフードを脱ぎ去った瞬間、ルベティはその正体を知って驚きました。

なぜなら彼は近衛騎士団の制服を着ていたからです。

なぜ近衛騎士団が助けにきた?

近衛騎士団の男によれば、彼はソビエシュの命令によりルベティを救出しにきたそう。

ソビエシュは以前ラスタが侍女に殴られてから安全のためこっそり護衛を付けており、その結果ラスタの陰謀が発覚したのです。

⇒『再婚承認を要求します』153話ネタバレはこちら

再婚承認を要求します・152話のネタバレ感想

ストーリー補足|ナビエが反撃に出た理由

ネタバレ感想

ナビエは東大帝国にいたとき、ラスタのせいで被害を被っても反撃しませんでした。

当時のラスタは力のない側室で、皇帝の保護下でしか生きられない存在でした。そんな彼女を攻撃すれば周囲から非難されるのは明らかなので、ナビエは反撃できなかったのです。

そもそもナビエは弱者を攻撃できる性格ではなく、皇后としてのプライドもありますから。そういう事情があって、今まではラスタを放置してきました。

しかし現在のラスタは皇后なので、ナビエは今回容赦なく反撃しています。

弱者には攻撃できないけれど強者相手ならば攻撃できる。こういった設定、すごくナビエっぽいですね。

ネタバレ感想①今回のハイライト

漫画版152話では、ラスタのゲス顔がたっぷり描かれています。

ただの悪人顔ではなく、権力を手にして罪を犯すことに躊躇しなくなった人間の顔。これが上手い具合に表現されているのでぜひご覧ください!

顔立ちは美しいのに醜いと感じさせる、あの表現力がすごいです。

ネタバレ感想②ロテシュも人の親だった

ロテシュ子爵はいつも嫌味ばかり言ってくる人ですが、今回は随分と静かでした。娘がいなくなって心配で、もう言葉をしゃべる気力すらないというか・・・・

この人は悪人ですが、それでも家族のことは大事にしているのでしょうね。

ロテシュ子爵をはじめとして『再婚承認を要求します』に登場する悪役は、悪人だけど情が残っている印象です。

いやまあロテシュ子爵はド外道ですけどね。ただ彼らにも大事にしている人がいて、再婚承認の作者様はそういう人間らしさを度々作中に入れてきます。

悪人をただの悪人として描かず、あくまで人間として描く。作者様はそのさじ加減がとても上手で、読むたびに色々と考えさせられます。

⇒『再婚承認を要求します』153話ネタバレはこちら

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