漫画『義家族に執着されています』の63話のネタバレと感想です。
前回のラストでは継母が投獄され、またテルデオは罪悪感のためかペレシャティに「君が望むなら邸宅を出てもいい」と提案していました。
彼女は今後どうするのでしょうか?ストーリーの続きをまとめました。
裁判が終わり、ペレシャティは抜け殻のように過ごしていた
呆然と過ごす日々
裁判が終わってから数日後、ペレシャティは魂が抜けたように過ごしていました。その日も庭のベンチに腰掛けてただ空を見つめていたので、専属侍女のレベッカはとても心配します。
そこでレベッカは『お忍び旅行』を計画し、あっという間に準備を進めるとペレシャティを強引に旅行へと連れ出しました。
ペレシャティは屋敷に居づらいので旅行を受け入れたものの、内心では『裁判が終わったばかりなのにこんな事をしていいのかしら…』と戸惑います。
しかしレベッカや騎士たちが楽しそうなので、結局のところ旅行を満喫しようと考えるのでした。
レベッカの提案で慰安旅行をするも、ハプニングが続出する
レベッカにあちこち連れ回される
旅行地に到着した後、ペレシャティはゆっくり休むつもりでした。
しかし張り切りすぎたレベッカが旅行の計画表を持ってきたため、翌朝からあちこちに連れて行かれます。
その結果。
旅行4日目にしてペレシャティは体力が枯渇し、さらに湖でボートが動かなくなるというアクシデントが発生します。そして結局のところ、みんなで水浸しになって陸に戻るのでした。
アデウスと合流し休憩する
その後ペレシャティたちは案内役のアデウス(よくこの地に来るのでレベッカが案内役を頼んだ)と合流し、彼の勧めによりホテルで休むことにします。
そして宿泊部屋に到着したペレシャティは、疲れ果ててベッドに身を沈めますがーーー
散々な目に遭ったにも関わらず、内心では旅行に来て良かったのかもしれないと考えていました。なにせ旅行に来たおかげで、憂鬱になる暇もありませんでしたから。
そして落ち着きを取り戻した彼女は、ラピレオン邸に戻ったら一度テルデオと話をしてみようと思うのでした。
まとめ|義家族に執着されています63話のネタバレ感想
63話のネタバレ感想
抜け殻と化していたペレシャティですが、レベッカに振り回された結果ようやく正気を取り戻します。
そして63話を読んでいて、レベッカは本当にいい子だなと再確認させられました。主人のことをこんなに心配してくれるメイドさん、中々いませんよ。
レベッカの組んだ旅行プランは若干アレでしたが、きっとペレシャティが元気になれるよう必死に考えたのでしょうね。
そうして思いを詰め込みすぎた結果、あの分刻みのスケジュールが完成したのかな‥‥と思うと微笑ましい気持になりました。
現状のおさらい
ペレシャティは現状、ラピレオン邸を出るかこのまま残るかの二択を迫られている状態です。
本来なら契約により1年間ラピレオン邸で過ごすべきですが、前回テルデオが「君が望むなら邸宅を出てもいいし契約内容も守らなくていい」と提案していたので、これ以上契約結婚を続ける必要はなくなりました。
なので普通の人ならこのまま屋敷を出ていくのでしょう。彼女の心境的に、これ以上ラピレオン家にはいたくないと思うでしょうから。
とはいえペレシャティの立場を考えると、安易に屋敷を出ていくわけにもいかないのです。
安全面でいえば屋敷に残った方が得策ですからね。継母が投獄されたとはいえ、レイナあたりが何をしくるか分かりません。テルデオは彼女が屋敷を出たとしても身辺警護を続けると言っていましたが、それでもラピレオン邸にいた方が安全なのは明らかです。
それにセルフィウスのこともあるので、ペレシャティは簡単には屋敷を出ていけません。
だからこそ彼女はどうしたらいいのか分からなくなり、63話の冒頭では魂が抜けたような状態になっていたのかな……と思いました。