『義家族に執着されています』64~65話のネタバレと感想|テルデオは皇帝に呼び出される

義家族に執着されていますネタバレ

漫画『義家族に執着されています』の64話~65話のネタバレと感想です。

前回はペレシャティたちが旅行をするお話でしたが、今回はタイトルのとおりテルデオ視点でストーリーが進みます。彼は今どういった状況なのか、ストーリーを読み進めてみましょう。

>『義家族に執着されています』ネタバレ全話はこちら

64話・テルデオ視点|皇帝に呼び出されて子作りを要求される

皇帝から文句を言われる

義家族に執着されていますネタバレ

テルデオはその日、皇帝に呼び出されて小言を言われました。

というのもテルデオの立場上、本来ならペレシャティを連れて挨拶に来るのが筋です。しかし彼はかれこれ半年間、言い訳を重ねてかたくなに彼女を連れてこなかったので、皇帝はそれが不満だったのです。

またこのとき皇帝は、さっさと妻との間に子供を作れと要求します。

ラピレオン家の後継者はもうセルフィウスに決まっているのに「後継者は多いほどいいからもっと増やしておけ」と言うのです。そのうえ皇帝は、今まで散々味方をしてやっただろう…とまで言うのでテルデオは無言になるのでした。

「先皇帝の時から今まで、お前の家柄がカスターの血を引いていないのに皇族の待遇を受けさせた理由はなぜだと思う?」

「私がお前に望むことはそんなに多くない。アカデミーの時も、最近の裁判のときも手を貸してやった。私の娘の側近のことなのに、娘の肩を持たないのだからお前の味方になったも同然だろう」

引用元:義家族に執着されています64話

肖像画を描いている最中、ドドレアが乱入する

その後テルデオは、皇帝からの命令により皇居に残ります。

というのもテルデオは国の英雄でありながら、きちんとした肖像画がないので画家に書かせるよう命じられたのです。

白うさ
このシーンのテルデオ、無表情だけど嫌がってるのが分かるね。
ひよこ
本当は早く帰りたいけど、肖像画は絶対に残すべきものだから逃げられなかったみたい。

そしてテルデオは正装に着替え、画家たちと皇居の一室にこもりますがーーーその時ドドレア皇女がやって来たため、彼はひどく不快になり退席しようとします。

しかし使用人たちに「皇帝陛下からこれ以上皇女様を傷つけないよう命令されています」と注意されたため、しぶしぶ部屋に残るのでした。

テルデオは以前ドドレア皇女との縁談を断っています。そのせいで彼女は社交界でかなりの打撃を受けたので、この場面でテルデオは強く出れなかったようです。

狂気的な皇女

その後も肖像画を描く作業は続きますが、ドドレア皇女が近くにいるのでテルデオは落ち着きません。

さらに彼女はそんなテルデオを見て「かわいい!」とさも楽しげに笑いだすものだから、彼はその姿に恐怖を覚えるのでした。

65話・ペレシャティ視点|旅行の最終日、禁断の質問をする

アデウスは虚弱体質?

アデウスに旅行先の案内を任せたところ、この二日間は無事平穏に過ごせました。

しかしアデウスは体が弱いらしいので、森で休憩するときペレシャティは気を遣って焚火の前に座らせようとしますがーーー

その際に、彼の左腕に大きな“あざ”を見つけます。そのため彼女は余計に心配するのでした。

白うさ
アデウス、その痣どうした!?
ひよこ
本人曰く、転んだらしいよ。本当かどうか分からないけど。

騎士、レベッカに禁断の質問をしてしまう

キャンプ中、騎士の一人が「なぜアデウス様に案内を頼んだんだ?」と質問すると、レベッカは俯きながら答えました。

というのもレベッカの実家は本当に貧乏で、彼女自身も社交界デビューを遅らせたのだそう。

そんなとき父親が、いい就職先と知人がいると言ってアデウスを紹介してくれたのです。そして首都に働きに来たものの、知人が彼しかいないため仕方がなく助けを求めるようになったのだとか。

その重すぎる事情を聞いてしまった騎士は、そうですか…と遠い目をするのでした。

白うさ
素直で明るいレベッカにそんな事情が…
ひよこ
レベッカはこの話をほぼ一息で話したよ。鬱憤が溜まってるんだろうね。

アデウスに踏み込んだ質問をする

「あなたはなぜ大公殿下(テルデオ)が嫌いなの?」

キャンプ中、ペレシャティはふとアデウスに聞きました。すると彼は何でもないような顔で「私は弱者の味方ですから」と答えますがーーー

それを聞いたレベッカは、弱者たちがその言葉を聞いたら石を持って追いかけてくるでしょうね!と皮肉を言うのでした。

ラピレオン邸に帰宅するが・・・

その日の夜。ペレシャティたちはラピレオン邸に帰還しますが、屋敷は真っ暗で妙な雰囲気が漂っていました。

するとその時、使用人のダニエルが駆け寄ってきます。彼によれば今日付けでほとんどの使用人が休暇を取ったため出迎えが遅れたそうですがーーー

それを聞いたペレシャティは嫌な予感がしました。

というのも以前セルフィウスが発作を起こした時も、今のように使用人が休暇を取っていたからです19話参照

なお彼女の予想は当たっており、その頃テルデオは自室で一人血を吐いていました。

⇒『義家族に執着されています』66話のネタバレはこちら

義家族に執着されています|今回のネタバレと感想

64話のネタバレ感想|狂気のドドレアちゃん

ネタバレ感想

今回テルデオは、本気でドン引きしていました。

というのもドドレアが完全にヤバい女なんですよ。テルデオは心の底から彼女を嫌がっているのに、その顔を見て「あはは!かわいい!」って笑いだすのですから。

あんなの誰だってドン引きしますよね?

というか普通に考えて、好きな人にドン引かれて喜ぶ女はヤバイ。ドドレア、君そういうとこだよ・・・

そして余談ですが、テルデオは屋敷に帰宅したとき非常に疲れ切っていました。ペレシャティ、早く帰ってきてあげて!

65話ラストシーンの解説

今度はテルデオが発作を起こしました。

ラピレオン家の人たちは定期的に発作を起こし、またこのとき体が弱まって体内から毒を発生させることがあります。だから使用人たちに休暇を与えて、危険から遠ざけている訳ですね。

なお19話ではセルフィウスがこの症状になり吐血しましたが、今回はテルデオが同じ症状で苦しんでいるようです。

65話のネタバレ感想|旅行中のこぼれ話

アデウスは旅行中、路上で花を売る子供たちから大量の花を買っていました。その子供たちは花を全て売るまで家に帰れないので買い取ってあげたのです。優しい人ですね。

彼は65話にて「私は弱者の味方ですから」と言っていましたが、あながち間違いではないのかもしれません。

またキャンプ中、彼の髪には小さな花がくっ付いていました。花を買い取ったとき、子供たちが花冠をつくって頭に被せてくれたのでその時に付いたのでしょう。

なお花冠をもらった時のアデウスは楽しそうに見えたので、子供好きと思われます。

⇒『義家族に執着されています』66話のネタバレはこちら

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