漫画『義家族に執着されています』の47話のネタバレと感想です。
ペレシャティがセルフィウスに会いに行くと、彼はメイドに対して激怒していました。メイドの噂話が逆鱗に触れたようですが、一体どんな話をしていたのでしょうか?
ストーリーの続きをまとめました。
セルフィウスが激怒したのは、メイドの陰口が原因だった
メイドたちは陰口を言っていた
セルフィウスは自分が怒った理由について『使用人が仕える相手の噂話をしていたから』だと説明していました。
ただし理由はそれだけではありません。害がない内容であれば、彼は黙って立ち去るつもりでした。
しかしメイドたちは不謹慎なことに、ペレシャティが子供を産んでもその子は後継者になれないので離婚した方がいいと話していたのです。
今この屋敷にはセルフィウスとアイレットがいるので、子供が生まれても継承権は低い・・・というのがメイドの意見。
とはいえこれは明らかに陰口なので、セルフィウスは激怒しました。
ペレシャティは事情を聞き出そうとするが…
ペレシャティは別室にセルフィウスを連れて行くと、何があったのか質問します。
しかし彼はうつむいて「メイドたちの言葉のせいで、あなたが傷付いたらどうするんですか」と答えるだけで事情を話しません。
しかしこのままだとセルフィウスが悔しいままなので、彼女は優しい言葉をかけてもう一度聞き出そうとしますがーーー
結局のところ、彼は何も言いませんでした。
メイドたちの処分|物置小屋に連行され、騒ぎの真相を白状する
メイドたちの処分
噂話をしていたメイドたちは、騒ぎのあとで物置小屋に連れて行かれます。そして泣きながら事情を話したところ、メイド長は頭を抱えました。
ペレシャティは使用人にも優しい良妻なのに、そんな人の陰口を言って騒ぎを起こしたのだから擁護できません。そもそもメイド長は以前も注意したのに、メイドたちはまた同じミスを犯したのです。
そしてメイドたちは、私達はどうなるのでしょうかと怯えますがーーー
メイド長は冷や汗をたらしながら「あなたたちの処分決定はもう私の管轄ではない。ただ、見過ごしてもらえるとは思わないことね」と答えます。
するとメイドたちは、いっそう怯えて大泣きするのでした。
どうすればセルフィウスから話を聞き出せる?
騒ぎがあった翌日。ペレシャティは両親の墓参りをした後、どうすればセルフィウスから事情を聞き出せるかしら…と悩みます。
その結果、彼の通うアカデミーを一度訪ねてみようかと考えました。
まとめ|義家族に執着されています47話のネタバレと感想
47話のネタバレと感想①全面的にメイドが悪い
セルフィウスはメイドたちの噂話を聞いたとき、とても悔しい思いをしたようです。
しかしその内容を明かせば、ペレシャティは傷つくでしょう。だから詳しい事情は説明せずに、ただ「使用人が仕える人の噂話をしてはならない」とだけ話したのです。
本当は、何があったのか打ち明けたかったはずです。だって子供ですから。メイドたちがどれだけ酷いことを言って、自分がどれだけ悔しかったのか暴露したい気持ちもあったでしょう。
だからこそペレシャティは「何も言わないとあなたが悔しいままよ」と言って事情を聞き出そうとしますがーーー
結局のところ、セルフィウスは何も言いませんでした。ペレシャティを気遣い、我慢することを選んだのです。
この子、いつもそうなんですよ。辛い時に1人で耐えるのが当たり前になっています。子供ならどこかで不満を発散したいはずなのに、我慢するのが癖になっているようです。
47話のネタバレと感想②ラストについて
セルフィウスが1人で抱え込まないよう、ペレシャティは何とかして彼から事情を聞き出そうとします。そして悩んだ末、アカデミーを訪問してみようかと考えました。
なおこの時、彼女は自分の行動が『越権行為』になるかもしれないと懸念しています。
確かにその可能性もありますし、出しゃばったあげく周囲から反感を買う…という結末になるかもしれません。
けれどペレシャティは、それでもセルフィウスのために行動することを選びました。この2人からは、互いに互いを思いやっているのが伝わってきますね。