漫画『義家族に執着されています』の15話のネタバレと感想です。
ペレシャティは呪いについて調べるため、新米メイドのレベッカを連れて外出します。そして今回は神殿図書館を訪れますが、手掛かりは見つかるのでしょうか?
以下にストーリーの続きをまとめました。
寄付金を渡すため、ペレシャティは神殿を訪れる
モルトンからお使いを頼まれる
その日ペレシャティは、モルトンからお使いを頼まれたため馬車で神殿へと向かいます。ラピレオン家は神殿に多額の寄付をしており、その寄付金を渡すように言われたのです。
(モルトンが私に任せてくれた仕事。簡単な仕事だけど、私を信じてくれたことが嬉しい)
ちょうど神殿で調べたい事もあったので、ペレシャティは丁度いい機会だと思いました。
呪いについて調査すべく、司祭に探りを入れる
神官に寄付金を渡した後、ペレシャティは神殿図書館で『呪い』について調べます。
そしてシーフが言っていた呪い=呪術である可能性を考えて、神官に聞いてみようと考えますが‥‥
率直に聞けば、黒魔術に興味がある人間だと思われるかもしれません。現状ペレシャティには悪い噂が多いため、何をしても怪しく見えてしまうでしょう。
- 最近話題の新大公婦人
- 大公を誘惑した女
- 家族を追い出したと言う悪い噂の張本人
それに目の前の神官は、大公を熱く信頼しているようです。怪しまれたら、ペレシャティが損をするだけです。
そこで彼女は少しでも情報を得ようと、図書館の本棚から『君を呪ってもいい?』というタイトルの怪しげな本を取り出し、司祭たちに質問しました。
「こういうのは黒魔術に関連した異端では?こんなものが神殿図書館にあってもいいんでしょうか?」
すると司祭たちはポカンとしながらも、呪術は記録として存在するだけで実在するかも分からないものだと説明します。そもそも天罰だって、神が下す呪いという意味があるのだと弁解しました。
結局のところ、彼女は慣れない演技までしたのに全く情報を得られなかったのです。
呪いについて何の情報も得られず、落ち込みながら帰る
結局、その日は収穫が無かった
さらにその後、ペレシャティは呪い=毒である可能性も考えて市内の薬局を全て回って調査します。しかし収穫が無かったので困り果てました。
呪術ではないし毒でもないとなると、呪いとは一体何なのか。彼女は途方に暮れますが、それでも1日で見つかる方がおかしいだろうと自分に活を入れます。
(あれは大公家の毒の苦しさなのか他の毒も同じなのか、他の毒は飲んだことがないから分からない。不確かなことを大公に聞くのもちょっと…)
そこまで考えて、ペレシャティは先ほどの司祭の言葉を思い出します。
もし神が下す呪いが天罰なら、ラピレオン家の呪いも天罰なのでは…と不穏なことを考えたのです。
護衛視点|テルデオからの命令
護衛として付いてきた騎士は、ペレシャティをじっと見つめながら自分に下された命令を思い出していました。
というのも先日、主人であるテルデオから『これから大公婦人の護衛はお前に任せる』と言われたのです。
彼はテルデオの精鋭騎士なので最初はその命令に反発したものの、大切な人だからと説得されてしぶしぶ命令を聞き入れました。
そして帰り際にペレシャティは、お土産を買うためパン屋に立ち寄りますがーーーその時、何かを見つけて急に走り出します。
そのため騎士は慌てて彼女を追いかけました。
『義家族に執着されています』15話の補足とネタバレ感想
15話の補足|司祭の独白
ペレシャティが神殿図書館を訪れた時、彼女は司祭たちに呪術のことを質問していましたよね。
わざわざ怪しげな本を取り出して、神殿にこんなの本を置いておいていいんですか?と言いがかりをつけて情報を引き出そうとしました。
このシーンでペレシャティは何の情報も得られませんでしたが、実は彼女が帰った後、司祭の1人が「私達に探りを入れたのか?」と不安そうな顔をしていました。
この台詞、フラグっぽいですよね。
ネタバレ感想|呪いについて考察
考えすぎかもしれませんが、神殿が呪術を容認しているように見えます。
簡単に言えば、神殿は呪術を行っているけど表面上はそれを隠している…という可能性があるのです。
もしこの仮定があっているなら、ペレシャティが受けた呪いには神殿も関わっているという事になります。
その場合、呪いの真相を解き明かすことで国の闇にも関わってしまうので結構スケールの大きい話になりますね。