LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』のネタバレ感想です。40話~41話までのストーリーをまとめて紹介します。
前回のラストで、ナビエとソビエシュは口論になりましたね。彼はあまりに無神経なので、読者側はやきもきしますが…
この先、2人の関係は修復されるのでしょうか?続きを見ていきましょう。
『再婚承認を要求します』40話ネタバレ
2人の喧嘩中、ラスタが通りがかる
ナビエの言葉に、激怒するソビエシュ。強い口調で「側室は側室!皇后はそなただろう!?」と反論しました。
が、この時。
不運にもラスタが扉の前を通りがかり、ソビエシュの言葉を聞いてしまったのです。
「あくまで側室」と言う言葉に、ラスタは傷つきます。
以前、ロテシュ子爵に「陛下の寵愛を失った瞬間、お前は奴隷に戻る」と言われたこともあり、ラスタは不安に陥りました。
ラスタの不安
部屋に戻ったラスタは、侍女・ベルディ子爵夫人に尋ねます。今までの側室で、生涯にわたり皇帝の寵愛を受けた人はいるかと。
すると侍女は目を反らし、いるにはいると答えます。そして、ラスタは王子の母親なのだから皇室との縁が切れることは無いとフォローしますが…
ラスタは「子供を利用したくない」と言って怒りました。
ロテシュの恐喝はつづく
ラスタと侍女が揉めていると、そこにロテシュ子爵が訪れます。
そして彼は「”孫と一緒に”新しい邸宅に引っ越すから金が必要だ」と言ってラスタに金銭を要求しました。
孫とは、もちろんラスタの息子のこと。子供を盾にされては反論する術もなく、ラスタは従うしかありません。
ハインリとの別れ
ナビエが廊下を歩いていると、そこにハインリが声を掛けます。
彼はいつもと違い、悲しそうに微笑みながらナビエを散歩に誘いました。
イチョウの葉が舞い落ちる中、歩く2人。少し肌寒いので、ハインリは自分の上着をナビエに着せてあげます。
彼は歩きながら、そろそろ西王国に帰らなければならないと告げました。けれど帰国した後も、ナビエに手紙を送ると約束してくれます。
トゥアニア公爵夫人から、手紙が届く
ナビエが自室に戻ったとき。
侍女からトゥアニア公爵夫人が首都をさると連絡をうけ、彼女からの手紙を渡されます。
その手紙には、次の様に書かれていました。
ランドレ子爵のために、皇后陛下が尽力してくれたことを知りました。私の願いを聞いて下さりありがとうございます。私はランドレ子爵について行くことにしました。私が彼を支えてあげたいと思います。
いつか皇后陛下がお困りになった時は、必ず恩返しをします。なお、この手紙は読み終えたら燃やしてください。
手紙を読み終えた後、ナビエは思いました。結局、ランドレ子爵の純愛がトゥアニア公爵夫人の心を掴んだのだろう…と。
急にいろいろな人が離れてしまい、ナビエは寂しさを覚えます。そしてこの時、彼女の脳裏にはハインリの姿が浮かんでいました。
『再婚承認を要求します』41話ネタバレ
ナビエ、風邪をひく
ナビエは風邪をひいてしまい、自室でゆっくり眠ります。目を覚ました時、時刻はすでに夕方でした。
ナビエは「クイーンがいつ来ても大丈夫なように」と窓を開けますが、それを見た侍女・イライザは寒くなるといけないと言って窓を閉めてしまいます。
そしてイライザによると、そろそろナビエの兄・コシャールが首都に戻ってくるようです。
ナビエにとっては優しい兄ですが、コシャールは暴力的な性格をしています。事実、首都にいた時のコシャールは何かと問題を起こして父親を心配させていました。
そのため、ナビエはため息をつきます。
ソビエシュ、禁句を言ってしまう
それから数日の間。
ナビエは忙しなく働いていたため、ハインリと離れ離れになったことを寂しがる余裕さえありませんでした。
近いうちに第一子の誕生記念パーティーが開かれるので、その準備で大忙しだったのです。
そしてナビエが庭のベンチで疲れ果てていた時。通りがかりのソビエシュが、体調が良くないのかと心配します。
彼の問いかけに、大丈夫だと返事をするナビエ。そして、陛下も疲れているだろうから室内で休憩してくださいと言いますが…
内心では「誕生記念パーティーについて話をしたいだけだろう」と考えていました。
その思考が伝わったのか、ソビエシュは「宴を開くのが気に食わないのか?」と尋ねます。
ナビエが「参加するのも嫌だが、主催するのはもっと嫌だ」と答えれば、彼はナビエのことを相変わらず冷たいと称します。
そして更に、ソビエシュは…
今までナビエとの間に子供ができなかったし、今後も自分たちの間に子供が生まれなければ、ラスタの子供が皇族として認められるかもしれないと告げました。
その言葉に、当然ながら怒るナビエ。会話を打ち切って、足早にその場を去っていきました。
執務室に戻ったソビエシュは、従者に「ナビエが赤ん坊に敵対心を見せないか心配だ」とぼやきます。
ナビエは皇后としては誰より優秀だが、あの冷たい性格で赤ん坊に接するのかと思うと怖くなる…と、従者にグチを言いました。
その頃、ナビエの兄は…
その頃。
ナビエの兄・コシャールは、すでに東大帝国首都の商業地区まで来ていました。
彼はナビエへのプレゼントを衝動買いしたため、両手いっぱいに荷物を抱えています。そして満面の笑みをうかべ、ナビエとの再会を楽しみにしていたのですが…
街中を歩いている最中、民衆が「皇后より先に側室が妊娠した」と噂しているのを聞いてしまいます。
このときコシャールは、恐ろしく冷たい顔をしていました。
感想
ナビエの兄が不穏すぎる…!
本編のラストで、兄の顔がめちゃくちゃ怖くてビックリしました。完全に瞳孔が開いて、暗殺者みたいな顔をしていました…
そんな兄について、今のところわかっているのは
- 暴力沙汰をおこしやすい問題児
- あまりに短気なので、地方に追いやられた
- でもナビエの事は大好きで可愛がってる
- ナビエのためなら何をしでかすかわからない
という事くらい。
今のナビエの状況を知ったら、怒り狂うかもしれませんね。なにせソビエシュは、ナビエを悲しませて愛人ばかり構っているのですから。
兄がナビエと再会したとき、どうなるのか不穏です。