『鬼滅の刃』の最終回において、愈史郎 (ゆしろう)が生き残り画家になったことが判明しましたね。
ひたすら珠世の絵だけを描き続け、現代では少なくとも820枚以上の作品を残している様ですが…
最終回を迎えるまでの間、愈史郎はどのような経緯で画家になったのでしょうか?また、転生した珠代と再会できる可能性はあるのでしょうか?
今回は、愈史郎 (ゆしろう)のその後について考察してみました。
目次
鬼滅の刃「山本愈史郎」のプロフィール
山本愈史郎のプロフィール
引用元:週刊少年ジャンプ2020年24号『鬼滅の刃』205話
- 名前:山本愈史郎(やまもとゆしろう)
- 性別:男
- 年齢:不明
- 職業:画家
- 作品数:少なくとも820枚以上
- 家族:猫の茶々丸(他は不明)
山本愈史郎(やまもとゆしろう)は最終回で登場したキャラクターの1人。
珠世という美しい女性の絵しか描かない謎多き画家です。
彼の絵は写真のような精緻さで、世界的にも高く評価されている様子。
我妻善照(善逸の子孫)が「作品八百十二番『瑠璃の花と珠世』が初恋」と言っていたので、少なくとも820枚以上の絵を描いていることになります。
愈史郎(ゆしろう)本人
「山本愈史郎」については、愈史郎本人と見て間違いないでしょう。
最終回の登場シーンでは猫の茶々丸も一緒にいましたし、そもそも珠世しか見ていない点がどう考えても愈史郎です。
考察①現代で画家になるまでの経緯
画家になるきっかけは炭治郎か?
私見ですが、愈史郎(ゆしろう)は無惨を倒した後で自分も死のうとしていたように思えます。
それでも画家として生きているのは、炭治郎の言葉が影響しているからでしょう。
「愈史郎さん 死なないでくださいね 珠世さんのことずっと覚えていられるのは愈史郎さんだけです」
引用元:週刊少年ジャンプ2020年23号『鬼滅の刃』204話より
この言葉が、愈史郎の生存フラグだったのかなと。
人の体はいつか滅ぶけれど、記憶の中で生き続けることはできます。
けど、珠代のことをずっと覚えていられるのは愈史郎だけ。珠代はあれほど人間を助けてくれたのに、彼女の功績を知っている人はほとんどいません。
だから愈史郎は画家になり、珠代の姿を後世に伝えているのでしょう。
たくさん絵を残せば、彼女の姿は人の記憶に残り続けますから。多分、それが珠代の幸せにも繋がるはずです。
画家になった時期を考察
愈史郎がいつから絵を学び始めたのか不明ですが、WW2の時期は画家でなく医者っぽい仕事をしていたイメージがあります。
私見ですが、グチグチ文句を言いながらも怪我人がいれば治療してそうだなと。目の前に重傷患者がいたら、多分助けてくれますよ。
無限城が崩壊したときも、愈史郎はギリギリまで粘って隊員たちを外に出して、自分はガレキの下敷きになっていました。
珠代から鬼殺隊をサポートするよう頼まれていたのもありますが、元々が優しい人なのでしょう。
彼がヤバイ行動をとるのは、あくまで珠代が絡んだとき限定です(逆に言えば、珠代が関係すれば外道なことも平気でやりそう)
考察②猟銃をぶっ放した件について
最終回では「インタビューに押しかけた記者に猟銃をぶっ放した」というエピソードがあったので、その辺も愈史郎っぽいですね。
キレて猟銃をぶっ放すシーンが容易に想像できます(笑)
なお愈史郎が猟銃を撃った理由については不明ですが、恐らく不老であることを隠すためでしょう。23巻の巻末に、以下のような記述がありました。
画家愈史郎 年を取らないことがバレるとやばい
引用元:『鬼滅の刃』23巻より
愈史郎からすれば、インタビューなんて迷惑極まりない行為でしょう。写真を撮られでもしたら、年を取らないことがバレますから。
考察③食事はどうしているのか?
愈史郎(ゆしろう)の食事については、輸血用と称してもらった血を飲んでいるのでしょう。珠代と暮らしていた時と同じですね。
- 貧しい人を治療し、輸血という理由で血を貰っている(以前と同じ)
- 輸血センターで輸血用血液製剤を貰っている(現代ならできそう)
もしくは、現代なら輸血センターから貰うという方法もありそうです。
考察④山本愈史郎をローマ字にすると…?
引用元:『鬼滅の刃』127話より
愈史郎は現代において「山本」という苗字を名乗っています。
この山本という苗字ですが、ローマ字に変換して順番を入れ替えると…
⇒tamayomo
なんと「tamayo」の文字が!
現代になった今も、彼の周囲は珠代だらけです。
考察⑤画家初期のゆしろうを想像してみた
今でこそ写真のような絵を描いている愈史郎ですが、最初の頃は上手く描けなかったはずです。
画家になった初期は
「珠代様の美しさはこんなものじゃない!!」
みたいな感じで、自分の作品にダメ出しをしていたと思うんですよ。
そして滅茶苦茶こだわった結果、あの緻密で写真のようなリアル画にたどり着いたのだと予想します。
考察⑥転生した珠代と再会できるのか?
珠代もいつか転生するはずなので、その時に愈史郎(ゆしろう)と再会できれば嬉しいですよね。
ただし珠代は鬼にされた時、自暴自棄になって大量に死人を出しています。
それを考えると、珠代は地獄行き。簡単には転生できないかもしれません。
ただ珠代は無惨鬼撲滅運動で大いに貢献したので、他の鬼よりは地獄にいる期間が短くて済むんじゃないかと思います。
まとめ|ゆしろうのその後について
最終回を迎え現代になっても、愈史郎は相変わらず愈史郎でした。今も昔も、彼の脳内は珠代のことでいっぱいです。
正直な話をすると、最終回を読んだときは「珠代のいない世界で生き続けるのは辛いだろう」とも思いましたが…
よく考えれば、愈史郎は精神年齢がかなり高いキャラクターなんですよ。
だから寂しくても、自分の気持ちに折り合いをつけて生きていけそうな気がします。
それに茶々丸も一緒なので、きっと大丈夫でしょう。それではここまで読んでいただきありがとうございました。