ピッコマで連載中の漫画『外科医エリーゼ』のネタバレ感想です。本編の76話~77話までのストーリーについてまとめています。
王子たちは敵陣へと向かいましたが、その後どうなったのでしょうか?
感想と一緒にネタバレを見ていきましょう!
前回までのあらすじ
兵士が持っていた手紙によると、敵軍は両面合同攻撃をして三軍団を狙うようです。
そこで、王子たちは出征して敵軍を返り討ちにしようと考えました。
76話ネタバレ
雪が降りはじめ、空気が冷たくなった森の中。王子たちは敵の進軍予定地へと向かっていました。
しかし、様子が妙です。
先に向かった偵察隊が戻ってきません。
1人だけ偵察隊が戻ってきましたが、彼は王子を見つけるなり「目的地には敵が1人もいません!」と叫びました。
実は、手紙に書かれていたのは偽の情報。
ルイ・ニコラスの狙いはエリーゼがいるプラバだったのです。
軍は出征しているため、プラバにはほとんど兵士がいません。
このまま攻められたら、エリーゼたちの命が危ない状況です。
罠にはめられたと気づいた王子たちは、急いでプラバへと引き換えします。
その頃。
エリーゼがいる野戦病院には、すでに敵軍が迫っていました。
敵を率いるのは、ルイ・ニコラス。
防御線は崩れ、もはや医療関係者たちを避難させるのは不可能です。
兵士たちはエリーゼを逃がすため、時間稼ぎをすると言います。
エリーゼは未来の皇太子妃。他の誰よりも重要で、兵士たちにとっては絶対に守らなければならない存在ですが・・・
エリーゼは「責任者である私が、ここを離れるわけにはいかない」と拒否して動こうとしません。
エリーゼが葛藤していると、伝令により「ルイ・ニコラスがエリーゼを捕まえに向かってきた」と連絡が入ります。
敵の狙いはエリーゼ。
それを知った時、エリーゼは覚悟を決めました。
白衣から軍服に着替えて、野戦病院にいる看護師たちに「今から何が起こっても、決してこの会議室を出ないでください」と命令します。
そして、エリーゼは1人で会議室を出ていきました。
77話
野戦病院に入ってきたルイ・ニコラス。
彼の目前には、エリーゼが待ち構えていました。
エリーゼは帝国軍大佐として、ルイ・ニコラスに交渉を持ち掛けますが・・・
彼はその様子を見て笑いました。
誰が見ても、圧倒的に有利なのはルイ・ニコラス側。交渉する必要などありません。
しかし、エリーゼは気にせずに自身の要望を伝えます。
自分の望みは、この場にいる医療関係者と患者の命を保証すること。捕虜にせず帝国に送ることだと言いました。
そしてルイ・ニコラスが交渉の条件を聞くと、エリーゼは「あなたの命です」と言って、彼に銃口を向けました。
周囲にいた兵士たちはザワつきます。
しかし、ルイ・ニコラスは「撃てるものなら撃ってみろ」と右手を挙げて挑発します。
足の震えている少女が、銃など撃てるわけがない。
そう考えたルイ・ニコラスは、銃を向けられても全く怯えませんでしたが・・・
エリーゼは発砲し、ルイ・ニコラスの右手首を撃ち抜きます。
兵士たちは銃を構えようとしますが、エリーゼはすかさず「1人でも動いたら頭を狙います」と言って、相手の動きを封じます。
そして「こちらの要望を聞き入れるなら銃は降ろします」と伝えると、ルイ・ニコラスはすぐに要望を聞き入れました。
その後、エリーゼは捕らえられて敵地へと連れていかれます。
王子が野戦病院へと駆け付けた時、すでにエリーゼの姿はありませんでした。
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