2017年に、全世界で大ヒットしたホラー映画『 it イット』。あなたはもう見ましたか?
この映画には、不気味なピエロ「ペニーワイズ」が登場しますが、彼は一体何者なのでしょうか?
今回は、ペニーワイズの正体や映画のモデルとなった人物について調べてみました。
『it/イット』の原作小説
あらすじ
『IT』の原作は、1986年にスティーヴン・キングが発表したホラー小説です。
街では行方不明事件が連続で起こるのですが、事件の犯人は”ペニーワイズ”と名乗る怪物。主人公のビルや友達の目の前にも現れ、子供たちを恐怖のどん底に陥れます。
実写化は2度目
『IT』は過去に一度実写化されていて、2017年の映画は2度目の映像化となります。
余談ですが、個人的には、『IT』の内容だけでなくタイトルも面白いと思いました。怪物の名前をタイトルにせず、敵の事を「それ」と呼んでいるところが面白いですよね。
それこそ、『ハリーポッター』のヴォルデモート卿と同じく、本当に恐ろしい存在は名前を呼ぶことすら嫌になるものです。
映画の元ネタは実話!モデルは殺人鬼
ペニーワイズとは?
『IT』に登場するペニーワイズは、オレンジ色の髪をしたピエロの姿をしています。
いろいろな能力を持っているようで、映画本編では蛇のように牙をむき出しにして人を襲ったり、物体を自在に操ったり、相手が「怖い」と思う幻を見せたりしていました。
とても怖い存在ですね。そして、明らかに人間じゃありません((+_+))
▽ウィキペディアの解説
本作における敵であり、ボサボサの赤髪に赤い鼻といった道化師の出で立ちをした悪魔。対象を威嚇・捕食する際は鋭い牙を剥き出す。古来よりデリーに30年周期で現れ、その都度事故や天災に見せかけては住人を襲っていた。捕食対象は子供であり、相手が恐怖と感じる物の姿に変化する。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/IT_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
赤い風船を使ったシーンとか、本当に怖いですよね!「風船って何だっけ?」という人は、下の記事をどうぞ。
➡映画itイットの赤い風船やタイトルの意味は?本当にあった怖い事件も
モデルが実在した!?
そんな恐ろしい「ペニーワイズ」のモデルになったのは、「ジョン・ゲイシー」という実在する連続殺人鬼。
つまり、『it』は実話を元ネタにして作られたストーリーなのです。
因みに、モデルになった「ジョン・ゲイシー」については、下の記事で詳しく解説しています。
日本でも海外でも、実在する殺人犯をモデルにした映画って、結構多いですよね。
余談ですが、私はゲイシーさんの話を聞いて、ジョジョの吉良吉影を連想しました・・・
設定が何となく似ています。
➡映画itイットのペニーワイズは殺人鬼事件が元ネタって嘘?本当?
ドラマ版と映画版の違い
引用元:https://ciatr.jp/topics/308402
ドラマ版のペニーワイズは赤髪ですが、2017年版の映画では髪の色がオレンジ(黄土色)に変わっています。
個人的には、2017年版の方が不気味さが増していて好きですね。
殺人ピエロ「ペニーワイズ」の正体は?
ペニーワイズの設定
ペニーワイズは、誰の前にでも姿を現すわけではありません。基本的に、ターゲットは子供です。また、ペニーワイズの姿や彼が生み出した幻も、子供にしか見えていないようです。
正体は邪悪な怪物
「結局、ペニーワイズって何者?」
と、疑問に思い調べたところ、前作ドラマでの正体は古くから存在し続けている悪魔(怪物)のような存在との事でした。
実は、「IT/イット」の正体とは巨大な蜘蛛の化け物だったのです!飛翔する能力を持ち、腹部から、明るくきらめく光を放つことで、人間の魂を奪う特長を持っています。
引用元:https://ciatr.jp/topics/308402
▽ヤフー知恵袋の考察
素直に原作に書いていることを読めば、この宇宙はすべて「巨大な亀(神?)」が吐き出したもので、地球はその中の星々の一つで、「IT」はそこに昔落下した、邪悪な蜘蛛に似た生命体でした。
あれは何百年も生きてきた邪悪な精霊みたいな存在でしょう、ドラマではがっかりな大蜘蛛の姿で登場しましたが、
それがペニーワイズ(ピエロ)を作り出して、 人間に恐怖の幻覚を見せて回ってたんでしょう。
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12122167812?__ysp=aXQg44ON44K%2F44OQ44OsIOato%2BS9kw%3D%3D
古代から存在する邪悪な生物。それがペニーワイズの正体でした。
原作小説では、ペニーワイズの正体は「蜘蛛っぽい怪物」と書かれていたらしいですが、2017年の映画1章では、まだ蜘蛛になっていません。
もしかすると、2章で真の姿(?)を現すのかもしれませんね。
管理人の考察
なぜ、普通の子供であるビルやべバリーたちが、ペニーワイズに勝てたのでしょうか?その理由について、私なりに考察してみました。
勝利の鍵は「恐れ」か?
映画1章のラストで、ビル(主人公)たちはペニーワイズに真っ向から立ち向かいます。その時に、ビルはこんな台詞を言っていました。
「べバリーが生き延びたのは、恐れなかったから。僕らもだ。もう恐れない。お前の負けだ。飢えが待ってる。」
引用元:映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』より
ペニーワイズは、相手の”恐怖心”を食べる化け物。つまり、「怖い」と思えば思うほどに強くなるのでしょう。
だからこそ、ペニーワイズを恐れずに立ち向かったビルたちは、無事に勝利することができたのだと思います。
どれだけ武装しても、どんな強力な武器を持っていても、恐怖心があればペニーワイズには勝てない。
でも、友達のために恐怖心を捨てて化け物に立ち向かったからこそ、ビルたちは勝利できたんじゃないかなー・・・と思いました。
どうでもいいけどジェイソンが出てくるホラー映画のタイトルは「FridayThe13th(13日の金曜日)」ですよ
匿名さんへ
本当だ( ゚Д゚)!やだ、なんでこんな間違いしたんだろう、恥ずかしい・・・!
この間、ジェイソンX を見たせいでしょうか(汗)
ご指摘ありがとうございました。あと、こんな拙いサイトを見て頂いてありがとうございます(^^♪