初詣でおみくじを引いた時、悪い結果だと残念ですよね?そのため「おみくじを二回引いて、結果を上書きしたい」なんて考えてしまいますが…
これって、マナーとして問題ないのでしょうか?
この記事では、おみくじを引くときのルールについて紹介します。おみくじのルールを知って、神様に失礼の無いように新年を過ごしましょう!
おみくじを何度も引くのはNG
結果の上書きはできません

結論から言うと、おみくじは何度も引くものではありません。
どうしても2回目を引きたい場合は、別の日に伺いましょう。
気に入らない結果だからと言って、すぐに引き直して上書きすることはできません。別の日に、改めて引く時まで我慢してくださいね。
引き直しがダメな理由

そもそも、おみくじは神様からのメッセージです。
同じ神社で何度もおみくじを引くということは、神様に対して「もっといい結果ちょうだい!」と言っているのと同じことですよね?
そのため、二回続けて引くのは止めた方が良いでしょう。
大切なのは、おみくじの結果ではなく書かれている内容です。
結果が悪かったとしても、おみくじで注意された内容に気を付けて、一年を過ごせばいいだけの話です。逆に言えば、大吉を引いたところで、油断して過ごすのはNGとうい事になります。
また、引いた後のおみくじは神棚などで大切に保管しましょう。お財布に入れて持ち歩く場合は、入れ方にも要注意です!
二回引く(引き直しする)ときのルール


引き直すときの期間ですが、特に決められていません。
しかし、翌日すぐに引き直しに行くのは良くないそうです。
中には「同じ神社で引くなら、せめて1カ月は開けて欲しい」という神主さんもいます。
二回目のおみくじを引く場合、ある程度、期間を開けてから伺った方が良いでしょう。
違う神社で2回引く場合
最初に「おみくじを何度も引くのはNG!」とお話しましたが、人によっては色々な神社に初詣に行くケースもあるでしょう。
違う神社で引く場合は、目的が違うなら二回目以降を引いても大丈夫です。
恋愛・学業・仕事など、種類が違うのなら問題ないそうです。
「例えば恋みくじと一般のおみくじなど目的や種類が異なるおみくじであれば大丈夫です。でも内容が悪かったからもう1回、という考え方は良くありません。悪かったことはこのあと気をつけてみようという“気づき”として受け止めていただければ良いと思います」。
引用元:https://beauty.oricon.co.jp/trend-culture/trend/news/2032581/full/
じつは、おみくじは1度きりと決まっているわけではありません。願いごとがちがう場合は、何度もひいてもよいのだそうです。ただし、連続してひくのではなく、日を改めるのがベターです。
引用元:https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_E1450684388172/
ただし、最初にお話しした通り「結果が悪い」という理由で引き直すのはNG。
この考え方は、良くありません。
おみくじが大吉だと「1年間安泰」みたいなイメージがありますが、吉でも凶でも問題ありません。大切なのは心がけだと説明している神社が大半でしょう。
ちなみに、おみくじを財布に入れるときは、折り方にも注意が必要です。詳しくは下の記事で紹介しているので、良かったら読んでみてくださいね。
おみくじを複数持つと罰が当たる?

よく「お守りを複数持つのは良くない」という話を聞きますよね。
そのため、おみくじも複数あると神様同士がケンカするのではと、不安になる人もいるでしょう。
しかし、お守りやおみくじを複数持っているからと言って、罰が当たるわけではありません。
一説によると、このような話が出てきたのは「お守りを複数持つと、心がブレたり一つ一つの扱いが雑になったりするため」だと言われています。


さらに言えば、日本はたくさんの神様が共存している国です。
ジブリの『千と千尋の神隠し』を思い出してください。あの映画でも、いろいろな神様が仲良くしていましたよね?
おみくじを複数引いても罰が当たることはありません。むしろ引いた回数よりも、その後の扱いにご留意くださいね。
まとめ
おみくじの結果が悪かったからと言って、何度も引き直すのはNGです。
凶が出た場合は、その内容を素直に受け止めて今後に活かしましょう。
同じ神社でもう一度引くのなら、せめて日を改めることをおススメします。
ただし、違う神社で別の目的のために引くのは問題ないそうです。