映画「it／イット」は2017年に海外で公開され、日本でも大ヒットしたホラー映画です。
作中にペニーワイズという殺人鬼が登場するのですが、このキャラが「怖すぎる」「夢に出そう」と話題になりました。
そして恐ろしいことに、ペニーワイズは実在する人物が元ネタだという噂があるのです。
そこで今回は、元ネタになった事件やモデルについて調べてみました。
映画『IT』のペニーワイズは実話？
映画「it／イット」に出てくるペニーワイズのモデルになったのは、ジョン・ウェイン・ゲイシー。
アメリカ生まれの男性です。
では、彼は何をした人物かというと・・・
正体は 殺人鬼 。
次の章でお話しますが、少年の殺害などを行った凶悪犯らしいです。
また、彼は仕事でピエロに扮することが多かったため殺人ピエロとも呼ばれています。
ちなみに、本人の画像はこちら（海外のサイト）で見れますよ。
本当にあった怖い事件！元ネタを調査
「ペニーワイズのモデルが凶悪犯？それって都市伝説でしょ？」と疑う人もいますが、これは実話です。
ウィキペディアによると、元ネタの”ゲイシー”は若い男性を33人をターゲットにし殺害したのだとか・・・
▽ゲイシーが起こした事件
少年時代はボーイスカウトに入っていたことがあり、資産家の名士でチャリティー活動にも熱心な模範的市民だと思われていたが、アルバイト料の支払いなどの名目で呼び寄せた少年に性的暴行を加えたうえで殺害し、その遺体を自宅地下および近くの川に遺棄していた。
自身の同性愛を隠すために殺害したとされている。1972年から1978年のあいだ、少年を含む33名を殺害したことが明らかになっている。彼の犯行はアメリカ社会を震撼させた。
引用元：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%BC
この事件の何が怖いって、ゲイシーは「誰がどう見ても怪しい人」ではなく、「外見は善良的な市民だった」という点でしょう。
普通に見える人が、実は超危険というパターンです。
これ、リアルでもよくある話ですよね？
人って、外見だけじゃ判断できない生き物です。優しそうに見える女性が怖かったり、逆に怖そうなお兄ちゃんが善人だったり・・・
本当に、見分けるのが難しい。
だからこそ、この事実が恐ろしく感じるのでしょうね。
6年間潜伏し結婚もしていた！
ゲイシーさんは殺人を犯し、少なくとも33人もの少年たちを手にかけています。
これだけでも怖い話なのですが、おまけに6年の間、警察に捕まらずに過ごしていたという事実もあるのです。
逃走していたワケじゃない。
普通に暮らして、仕事もしていた。
ボランティアもしていた。
でも、その正体は殺人ピエロ。
・・・これって、ものすごく怖いですよね？アメリカ中の人間が、この衝撃の事実に震え上がりました。
おまけに、彼は結婚もしています。
犯罪を犯しつつ、一方では妻を持ち、ごく普通に生活していたワケですね。
あ、でも1976年に2人は離婚しています。妻のキャロルさんが、ゲイシーさんが持つ同性愛者用のオモチャを発見したことが理由だったようです。
恐怖の家宅捜査
ゲイシーさんの家宅捜査では、家の床下から29名の男性が埋められた状態で発見されました。
被害者は33名いるので、他の被害者4名の死体は自宅付近の川に捨てられたと言われています。
逮捕後はピエロを描き続ける
ゲイシーは逮捕された後刑務所で服役していましたが、その間ピエロの絵を描き続けていました。
彼の絵は俳優のジョニー・デップさんも所有しています。
でも、ジョニーデップは「ピエロ恐怖症」に苛まれていたことで有名ですよね。なぜ、恐怖対象であるピエロの絵を買ったのでしょうか・・・いろいろと謎です。
まとめ｜IT/イットの元ネタ事件
いかがでしたか？
すでに逮捕されていますが、ペニーワイズは実在する殺人犯がモデルです。モデルになった”ゲイシー”には殺人ピエロというあだ名も付いていて・・・
本当に怖いですね。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました♪
殺人鬼にさんをつけるのはおかしい。