遠足や運動会など、イベントがある日は晴れて欲しい!
そんな時は「てるてる坊主」の出番ですよね。
でも、てるてる坊主って何日前から吊るせば良いのでしょうか?
1週間前くらいから吊るすのが正解なのか、それとも1日前にするべきか・・・
そもそも朝と夜どちらの時間に吊るすのか、タイミングがわからない人も多いでしょう。


そこで今回は、てるてる坊主を吊るすタイミング・時間・場所について調べてみました。
子どもと一緒に作るママの参考になれば嬉しいです♪
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てるてる坊主の効果と由来

てるてる坊主は、天気が晴れるよう祈って軒先などに吊るす人形です。
白い紙や布で作るのが一般的でしょう。
てるてる坊主の由来は諸説ありますが、元々は中国の風習だったといわれます。
その後、江戸時代(一説によると平安時代)に日本に伝わり、現代まで受け継がれてきました。

吊るすタイミングは?何日前に飾れば効果がある?

次は、てるてる坊主を吊るす正しいタイミングと場所について紹介します。
何日前に、どの時間帯に吊るすのがいいのでしょうか?
何日前に飾るのが正解か
てるてる坊主は、翌日の晴天を願って吊るします。
つまり、吊るすタイミングは晴れてほしい日の前日。
7月2日に晴れてほしいなら7月1日に吊るすのが正解になります。

ちなみに、インターネット百科事典『ウィキペディア』にもてるてる坊主を飾るのは前日だと書かれています。
▽ウィキペディアより引用
照る照る坊主(てるてるぼうず)は、日本の風習の一つである。翌日の晴天を願い、白い布や紙で作った人形を軒先に吊るすもので、「照る照る法師」、「照れ照れ坊主」、「日和坊主(ひよりぼうず)」など地域によって様々な呼称がある。また、同名の童謡がある。
引用元:https://bit.ly/2FPH2bc
また、童謡『てるてる坊主』でも「あした天気にしておくれ」と歌っていますよね?
てるてる坊主 てる坊主
あした天気にしておくれ
いつかの夢の空のように
晴れたら金の鈴あげよう
てるてる坊主を吊るすのは前日と決まっているようです。


吊るす時間はいつ?朝と夜どっち?

てるてる坊主を吊るすのは前日です。
では、前日の何時ごろに吊るせばいいのでしょうか?
朝の早い時間から吊るすべきか、それとも夜の時間がいいのか・・・
調べたところ、時間については特にルールは無いようです。

どこに吊るすの?飾る場所はココ!
一般的に、てるてる坊主を吊るす場所は窓辺・軒先・玄関などが多いです。
南の方角で、お日様が見えるように吊るしてあげてください。
神頼みをする時、みなさんは神社や寺まで行ってから神様にお祈りしますよね?それと同じで、願い事をするにはふさわしい場所があります。
てるてる坊主はお日様に向かって「明日は晴れにしてください」と祈るものなので、お日様が見える位置を選びましょう。
捨てる時は大切に!処分の方法
てるてる坊主を吊るして天気が晴れたら、顔に瞳を入れてあげましょう。

瞳を入れたら、神酒を供えて川に流すのが本来のルールとされています。
詳しい方法は下の記事にまとめたので、願いが叶ったら参考にしてみてくださいね。
瞳を入れ神酒を供えるまではいいとして、川に流すのは難しいでしょう。なので、上の記事では代案も紹介しています。
まとめ|てるてる坊主はいつから吊るすのか

翌日の天気が晴れるように祈る、てるてる坊主。古くから伝わる風習で、今も玄関や窓辺に飾っている人は少なくありません。
てるてる坊主に対しては「かわいい」「子供の頃に作る人形」というイメージを持つ人が多いと思います。
しかし、その由来や歴史はかなりディープ。
手軽に作れる人形ではなく、むしろマジナイ(呪術?)に近いのではないでしょうか?
飾り方には共通したルールがあり、古い書物にも吊るす場所・タイミング・捨て方などが細かく書かれています。
何日も前から飾る人もいますが、吊るすタイミングは前日で大丈夫です。
飾る場所は玄関や窓辺で問題ありませんが、その時は南の方角がベターです。
また、その際はお日様が見える場所に吊るしてあげてくださいね。
マンションやアパートに住んでいる人は、空が近いベランダに飾った方がいいかもしれません。