『誰ソ彼ホテル蕾』の主人公・蜂谷夢久にまつわる考察をまとめています。夢久は黄昏ホテルを訪れたとき顔が虹色の蕾でしたが、あの顔にはどんな意味があるのでしょうか?また彼には超能力がありますが、正体は何者なのか?SEEC作品のファンとして考察してみました。
『誰ソ彼ホテル蕾』の蜂谷夢久の正体
蜂谷夢久の正体

『誰ソ彼ホテル蕾』の主人公は蜂谷夢久(はちやゆめひさ)。彼は大金持ちのひとり息子であり、インフルエンサーとして活動中。若い女子からもモテている有名人だ。
さらに幼い頃から『接触感応』という超能力が使えて、人の心を覗き見ることが出来る。しかし夢久本人はそれを鼻にかけることなく謙虚な性格である。
以下、夢久にまつわる基本的な情報をザっと紹介する(ただし『誰ソ彼ホテル蕾』の一章で判明した情報のみ)
- 『誰ソ彼ホテル蕾』の主人公
- 高校一年生の16歳。アーチェリー部所属
- 性別は男
- 大金持ちのひとり息子。いわゆるセレブ
- ↑父親が一発当てて、お金持ちになった
- 接触感応という超能力が使える
- 触れた人や物にまつわる記憶が見える
- 『YUME』名義でインフルエンサーとして活動中
- ↑ただし夢久いわく、小規模なインフルエンサーとの事
- 性的嗜好はクエスチョニングである(※次項で説明)
「触れた人や物にまつわる記憶とか、感情が見えるんだ」
引用元:誰ソ彼ホテル蕾一章
性的嗜好がやや特殊
そして夢久はクエスチョニングーーー自分の恋愛対象が同性と異性のどっちか分からない人ーーーである。夢久の性別は男であり女性としか付き合ったことがないが、本人曰く男性でもOKらしい。
なぜ夢久にこのような設定があるのか分からないが、もしかすると後のストーリー響いてくるのかもしれない。
なぜ顔が虹色蕾なのか?花言葉から読み解く

前作をプレイしている人はご存じの通り、『黄昏ホテル』の宿泊客はほとんどが異形の姿だ。そして彼らは自信の顔ーーーすなわちアイデンティティを思い出した時、自分が何者なのか理解するが・・・
ではなぜ、夢久の顔は”虹色の蕾”だったのか?あの顔には、どのような意味が込められているのか?次はこの点について考察していく。
虹色のバラの花言葉
夢久の顔はバラの蕾に見える。そして虹色のバラの花言葉は「無限の可能性」「奇跡」である。この点については『誰ソ彼ホテル蕾』の一章にて、幽蘭が説明していたとおりだ。
しかし夢久本人はこのシーンで、いぶかしげな態度を取っている。となると幽蘭の説明はミスリードで、別の意味が隠されているの可能性もある。
また一方で、夢久は自分の顔について「LGBTQ+の比喩かなって思った」と語っている。彼はクエスチョニングなので、いろいろな性の象徴だと捉えたようだ。
考察①蕾が意味するもの
ではなぜ夢久の顔は蕾なのか?この点については本編内で明かされていないので、以下に管理人の考察を述べていく。
そもそも蕾は”未熟者”の比喩として使われることが多い。将来有望だが、まだ一人前ではない若者。一般的にはそういう意味が込められている。
つまり幽蘭の言葉を借りるなら、虹色の蕾は「無限の可能性を秘めている将来有望な若者」と解釈できる。
考察②虹色は”親の七光り”か?
ただし将来有望と言うには、夢久はネガティブすぎる。そして何より”虹色”という点も引っかかる。あくまで管理人の考察だが、虹は7色なので”親の七光り”の意味が込められている可能性もあるだろう。
夢久は有名人だが、特別なのは彼ではなく親の方。実際に夢久も『誰ソ彼ホテル蕾』の一章で、自分を「お金持ちの息子ってだけ」と評価しています。
「俺は別に芸能人でも何でもない。ただSNSにフォロワーがたくさんいるお金持ちの息子ってだけ」
引用元:誰ソ彼ホテル蕾 一章
考察|いい子だが罪を犯している
良心的な主人公?
夢久の性格を一言で表すなら”いい子ちゃん”である。
自身の超能力についても「安易に使用してはいけない」と考えており、良い方向に使おうと心掛けている。さらに黄昏ホテルの宿泊客がケンカをしたときも止めに入っていた。それこそメガネをかけた地獄猿からも「いい子ちゃん」と評されるほどだ。
このような表現を見るに、夢久は良心的かつ常識のある少年なのだろう。
しかし彼が善人かと聞かれれば、答えはNOだ。なにせ『誰ソ彼ホテル蕾』のキャッチコピーがこれである↓
己(つみ)を知り、旅に出る。
不穏。すごく不安になるキャッチコピー。
もしかすると夢久は、現世で罪を犯したのかもしれない。何をやらかしたのか不明だが、それが地獄猿に狙われた理由と関連しているのだろう。そして夢久が自分の記憶を完全に取り戻した時、彼は罪と向き合うのかも……?
あくまでSEEK主人公である
そもそも本作のシナリオ担当である”ベノマ玲”先生は、癖のあるキャラクターを書くことが多い。良い子そうに見えて、性格に難があったり裏があったり…‥‥というキャラが多いのだ。
それこそ『誰ソ彼ホテル』の阿鳥センパイや『紡ロジック』の主人公・紡。彼らも良い子に見えて実はかなり癖がある。
となると夢久も、良い子そうに見えて”何か”あるのだろう。
まとめ|良心的な主人公だがSEEC作品である
夢久についての所感
夢久は特殊能力を持ちながらも優越感に浸ることなく、優しく常識的なキャラクターとして描かれている。
ただし、これはゲーム序盤での印象だ。個人的にはただの良い子ちゃんでは終わらないだろうな……と考えている。一章でクエスチョニングという設定が公開されたが、それ以外にも何かあるだろう。
なにせSEEC作品の主人公だ。前作『誰ソ彼ホテル』の主人公・塚原音子のように、ヤバイ設定が隠されている可能性は高い。
そして脚本がベノマ玲先生なら、夢久は今後とんでもない目に遭うのだろう。管理人はSEECの謎解きゲームを全てプレイしているが、いつも主人公がかわいそうな目にあうし、そのせいで管理人はいつも悲鳴をあげている(特にウーユリーフの処方箋では絶句した)
ゆえに今回も、プレイ中に悲鳴をあげる羽目になるのだろう。今から楽しみだ。
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