漫画『不倫は不倫でお返しします』18話~19話のストーリー概要とネタバレ感想です。
サムエルの魔の手から逃げるため、スカーレットはある作戦を思い付きます。夫婦の時間を持てないよう、ジョシュアに邪魔してもらおうと考えたのです。
果たして女性陣の企みは成功するのでしょうか?
目次
18話の概要|夫婦関係を邪魔するようジョシュアに依頼する
話を聞き、ジョシュアは困惑する

スカーレットは夫婦関係を邪魔してほしいと頼むが、ジョシュアはその話を信じなかった。というのも以前、サムエルは彼女以外の誰とも関係を持たないと約束したらしい。
「うっ嘘よ!サムエルはあなたとは絶対体を重ねないって約束したもの!」
引用元:18話・ジョシュアの台詞
しかしスカーレットは、彼が外で女遊びをしていたと知っている。そのため呆れ顔で「そんな約束信じるの?」と揺さぶりをかけたところ、結局ジョシュアはその話を信用しーーー
翌日、大騒ぎを起こした。
縄を用意して「サムエルが他の女と寝るなら首を吊る!」と大声で叫んだのである。慌てたサムエルは必死でなだめるも、彼女の怒りは収まらない。
さらにジョシュアは彼がズボンを脱げないようチャックの部分を糸で縫い付けたので、その日、彼はスカーレットに手を出せなかった。
19話の概要|スカーレットは約束どおり彼女を外に連れ出す
フロリチア運河を散歩する
後日、約束どおり外に出してやるとジョシュアは大喜びした。夜中にこっそりフロリチア運河を見に行っただけだが、それでも彼女は見る物すべてに目を輝かせたのである。
そしてこの時、スカーレットは彼女の説得を試みる。
このままだとジョシュアは一生、小さな部屋に閉じ込められ続けるだろう。もしサムエルとの間に子供が生まれても、その子は公爵家の後継者なのでスカーレットを母と呼んで育つことになるはずだ。
だからこそ「本当にそれでいいの?」と揺さぶりをかけたのだ。
ジョシュア、目を覚まして!
ジョシュアは彼を愛しているから耐えられると言うが、それでもスカーレットは指摘をやめなかった。
サムエルは愛を囁きながら、幼い頃からジョシュアを閉じ込めて何の権限も与えなかった。そんな男に、本当に愛情などあるのだろうか?
そう指摘すると、図星を突かれたジョシュアはは泣きながら反論するがーーーー結局はスカーレットの真剣な言葉が胸に刺さり、彼女の説得に耳を傾けるのだった。
ネタバレ感想|女性陣がサムエルに一矢報いる
18話ネタバレ感想|本作における貴重なギャグ回

サムエルは今回散々な目に遭っていましたね。ズボンを糸で縫い付けられるシーンでは、珍しく困った顔(げんなりした顔?)をしています。
また解説では省きましたが、スカーレットは念のためサムエルに酒を飲ませて酔い潰しています。絶対に関係を持ちたくないという強い意志を感じますね。
女性陣がはじめて男に一矢報いる貴重なシーンでした。
19話前半の感想|ジョシュアの説得シーンについて
スカーレットは19話にて、自身の心境や生い立ちをジョシュアに明かしています。
今まで親の言う事さえ聞けば愛してもらえると信じて生きてきて、そうすれば幸せになれると信じていた。けれど結果的に『都合のいい道具』として公爵家に売られただけで、幸せなんてどこにもなかった。
そういった生々しい体験談を聞いたからこそ、ジョシュアは彼女の言葉を無視できませんでした。
この2人は男性の愛にすがり執着してきたという点が同じなので、他人事だと思えなかったのでしょうね。
陳腐な言い方ですが、スカーレットの説得が心に刺さったのかなと思います。
19話後半の感想|洗脳が解けてきた?
19話のラストで、ジョシュアは心ここにあらずという状態でした。前日のスカーレットの言葉が気になっているようです。
サムエルが部屋に訊ねて来たときも、あまり喜んでいないように見えました。彼女も少しずつ、この状態がおかしいと気付き始めたのでしょう。
このまま洗脳が解ければいいですね。
コメントを残す