漫画『結婚商売』の73話のネタバレと感想です。前回のストーリーでは、伯爵夫人として領地の見回りをするビアンカの姿が描かれていましたね。
その甲斐あって、最初はビアンカを警戒していた領民たちも次第に彼女を慕うようになりますがーーーそんな中、川でザカリーの物と思われるレースのハンカチが発見されました。
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オデリー王女視点|いつものように国王の見舞いに行く
国王はジャコブに罪悪感を感じていた
その頃ラホズ城では、オデリーが国王・ビクトルの自室を訪ねていました。ゴティエを失ってからというもの国王はショックで寝込んだままなので、心配していつも見舞いに来ているのです。
するとオデリーの来訪に気付いた国王は、遠い目をしながら胸に秘めていた想いを明かします。
というのも彼は自分のことを、いまだに後継者を選べず混乱のなか戦争を迎えた暗君だと思っていたのです。
オデリーは父親を慰める
国王の懺悔を聞いたオデリーは、微笑みながら「あなたが第二王子を十分大事にしていたのは皆知っていますよ」と慰めさめます。
また同時に、今は家族のことよりも戦争で苦しむ民たちのことを考えるべきだと伝えれば、国王は娘の愛国心を知って微笑むのでした。
ビアンカ視点|レースのハンカチは誰の物?
謎のハンカチ
レースのハンカチが川で発見されたため、ビアンカはザカリーに何かあったのではと心配します。
しかしよく見るとそれは彼女が夫のために編んだものではなく、他の針子が編んだ市販品でした。
そのためビアンカは安堵しますが、ここで問題が生じます。というのも状況的に、誰かが意図的にハンカチを川に流した可能性があるのです。
そこでビアンカは真相を探るべく、護衛をつけてアルノー川の源流へと向かいますがーーー
森に入って間もなく、待ち伏せしていたジャコブ第二王子と遭遇しました。
まとめ|結婚商売73話のネタバレと感想
結婚商売|今回のネタバレと感想
出ました!ジャコブ!!!
非常に気になるところで73話が終了しましたね。この作品は毎回ストーリーの区切り方が上手いので、続きが気になって仕方がありません。
そしてアルノー領に彼がいるという事は、十中八九ビアンカを待ち伏せしていたのでしょう。何の用事もなくここまで来るはずないので、特別に伝えたいことがあるのかも。
そしてマンガ版を見るときに注目して欲しいのですが、ジャコブは相変わらずビアンカを見て幸せそうな笑み浮かべています。この人、本当に彼女のことが大好きですね。
73話のストーリー補足|心優しいアルベル
アルベルの気遣い
ゴティエ第一王子の息子・アルベルは、現在ブランシュフォール家(ビアンカの実家)で保護されています。城にいるとジャコブに何をされるか分からないので、ジョアシャンたちが護衛しています。
なおアルベルは城を去るとき、国王の回復を祈って手作りの花冠を残していきました。それを受け取った国王はとても喜んでいましたが、オデリーは逆にその優しさを懸念しています。
アルベルは本当に優しい子ですが王としては弱すぎるため、政敵であるジャコブの攻撃に耐えられないかもしれないと心配したのです。
「アルベル…本当に優しい子。ああ、けれど。王になるには弱すぎる」
引用元:結婚商売73話オデリーの台詞
優しすぎる国王
今回の話を読んで思ったのですが、ビクトルはつくづく国王に向いていませんね。この人は優しすぎます。
もし彼が普通の家庭に生まれていれば、家族を大切にする良い父親になれたのでしょう。
けれど王族に生まれたせいで、彼の優しさと愛情深さが「優柔不断」というデメリットに繋がった印象です。こんなに良い人が苦しむ羽目になるのは、架空の話とはいえ心が痛みますね。
はじめまして。
最近結婚商売の漫画にはまり、最初は全然かわいく感じなかったビアンカがどんどんかわいく愛おしくなってきています。
最後はどうかしあわせになってくれますように!との思いから結末を探していたらこちらのサイトにたどり着きました。
毎話のあらすじが簡潔でとても読みやすく、白うさとひよこの会話も楽しく読ませていただいています。
特に今回の「何コブなんだ…」には吹き出してしまいました。
翻訳ほんとにありがとうございます。
わぁ、ご新規さんだ!はじめまして!
たくさん褒めていただけて嬉しいです。励みになります。