漫画『結婚商売』の24話のネタバレと感想です。
セブランの首都・ラホズに到着したビアンカ一行。しかし王宮の廊下を歩いている最中、第二王子・ジャコブと遭遇しました。
ジャコブは前世で大陸の覇権を握った人物ですが、ビアンカは今後彼とどう関わっていくのでしょうか?
第二王子・ジャコブは、人妻であるビアンカに色目を使う
第二王子・ジャコブとの会話
第二王子・ジャコブは好意的な笑みを浮かべながら、ビアンカに改めて自己紹介をします。
しかしビアンカはその馴れ馴れしい態度が不快で、つい冷たい態度を取ってしまいました。とはいえ相手が王族であることを思い出すと、すぐさま謝罪しますがーーー
ジャコブは怒るどころか「ラホズで過ごす間、不便なことがあればいつでも俺を訪ねて来てくれればいい」と言って熱のこもった視線を向けてきます。
ビアンカが人妻だと知りながら、露骨な態度を取るのです。
ジャコブの態度があまりに嫌らしいので、ビアンカはこの場から逃げるためわざとザカリーに抱き着いて「疲れたのでもう戻りましょう。旦那様」と甘えます。
するとザカリーは一瞬動揺するも、すぐに彼女の意図を察して話を合わせ、2人は早々にその場を立ち去るのでした。
前世でジャコブが犯した悪行とは?王族にあるまじき罪
前世におけるジャコブの悪行
ジャコブと別れた後。ザカリーは何が起きても第二王子を訪ねてはいけないとビアンカに言い聞かせました。
というのも彼によれば、ジャコブは陰険な男で何をするか分からないのだそう。
その話を聞いたビアンカは、ジャコブにまつわる数々の不祥事を思い出しました。
- 前世にて、ジャコブは敵国であるアラゴンと20年あまり内通していた
- つまりアラゴンの侵略は、売国奴であるジャコブが起こした寸劇だった
- その後セブランの国王になったジャコブは、アラゴンの王女と結婚する
- しかし王女は旦那が忙しいので、寂しくて護衛の騎士と不倫してしまう
- 自国の王女が不倫したためアラゴンはジャコブの要求に抗えず、ついには国まで差し出した
その後2人は、ジャコブとの出会いを忘れるために他愛ない話をしながら廊下を歩きますがーーー
そのときの2人は、まだ知りませんでした。ジャコブとアルノーの悪縁は、この瞬間から始まったという事を。
伯爵夫妻のための客室に通される
来客用の部屋に到着すると、ビアンカはその豪華な造りに感嘆の声をあげました。家具はすべて高級品で、室内も景色もとても美しいのです。
しかし寝室を見た瞬間、ビアンカは顔を真っ赤にしました。というのもベッドが1つしかなかったのです。
結婚商売24話のネタバレ感想|第二王子が本作のラスボスか?
結婚商売24話のネタバレと感想
第二王子のジャコブ・ド・セブラン。彼は前世でも不祥事が多く、かなり問題のある人物のようですね。なにせあの優しいザカリーに「陰険」と言われるほどですから。
以下、現状分かっているジャコブの情報についてまとめました。
- 見た目はハンサムだが中身に問題あり
- ザカリー曰く、陰険とのこと
- ビアンカの遠い親戚にあたる
- 前世では王位を得るため、敵国と内通していた
- そして実際に王位につき、大陸とセブランの覇権を手に入れた
- ものすごく女好きで人妻にも平気で手を出す
- ビアンカもロックオンされたっぽい
こうして見ると酷い男ですね。
とはいえ第二王子という立場上、彼にもいろいろ辛いことや理由があって国を売るという凶行に出たのだとは思いますがーーー
何にせよ、ジャコブが王族でありながら敵国と手を組んだのは事実。彼は本作におけるラスボスになりそうですね。
ネタバレ感想②今後もジャコブに絡まれそう
ビアンカは24話にて、ジャコブに目を付けられました。こんな危なっかしい相手に好かれるなんて、今から恐ろしいですね。
ナレーションでも『ジャコブとアルノーの悪縁は、この瞬間から始まった』的なセリフが書かれていたので、今後も何かと絡んでくるのでしょう。