漫画『皇帝の子供を隠す方法』の16話のネタバレと感想です。
前回のラストで、テオールは猟犬を追いかけて森の中に入ってしまいました。無事に帰って来れたとしても、この状況ではアステルが到着する前に目薬の効果が切れてしまうでしょう。
果たしてこの親子はどうなるのでしょうか?以下にストーリーの続きをまとめました。
アステルとベリアンは雨の中、狩猟の館へと向かう
ベリアン視点

「アステル様!この雨の中そんなに(馬を)飛ばしたら危険です!速度を落としてください!」
ベリアンは馬を走らせながら叫ぶも、前方を走っているアステルは止まりません。
そんな彼女を見て、単なる心配にしては度が過ぎている…とベリアンはますます怪しみます。もしかすると最初から何もかもが仕組まれていたのかもしれないと思うほどに。
そもそも太皇太后の遺言は誰も予想できなかった出来事なのに、アステルは2カ月にもわたり帝国の捜索網を潜り抜けました。
それに彼女の身柄を確保した途端、父親のレストン公爵が動き始めたのです。
(この全てが計算されたことなのでは?もしそうなら、アステル様はなぜここまであの少年を大事にするのか)
そしてベリアンは、この件について調査しなければならないと強く思うのでした。


アステル視点
アステルは必死で馬を走らせるも、空はもう暗くなっています。目薬の効果はもうとっくに切れている頃でしょう。
(もう手遅れだ…)
アステルは悲しげに顔を歪めますが、それでもなお馬を走らせました。
テオールと猟犬は、全身びしょ濡れになって館に戻る
カイゼン視点
テオールと猟犬は外から帰還しますが、全身がびしょ濡れでした。迷惑をかけた自覚はあるらしく、1人と1匹は申し訳なさそうに俯いています。
それを見たカイゼンはため息をつくと、テオールが風邪をひかないようにタオルを持って来させて拭いてやります。
「ちゃんと乾かさないと風邪をひくぞ。お前もこの犬もな」
するとテオールははっとして、自分ではなく猟犬をタオルで拭いてあげます。その様子を見て、カイゼンはやっと気づきました。
この子供がやけに気になるのは、アステルに似ているからだと。
アステルは狩猟の館に到着する
ようやく狩猟の館に到着したアステルとベリアルは、使用人たちにタオルで体を拭いてもらった後で書斎に向かいます。
そして書斎の中に入ると、カイゼンは彼女を見るなり険しい顔をしました。
(気づかれたの…?あの子の正体を…!)
アステルはこれから起こる出来事を恐れて、ひどく不安そうな顔をしました。
皇帝の子供を隠す方法16話のネタバレと感想|テオールは誰に似た?
16話のネタバレ感想|テオールの中身は母親似らしい

16話の中盤あたりで、カイゼンはテオールのことをアステルに似ていると言っていました。自分のことよりも犬を心配してタオルで拭いてあげる姿を見て、昔のアステルを思い出したようです。
テオールの外見は明らかに父親似ですが、中身は母親似ということですね。
こういう何気ないセリフから、アステルの人となりが伝わってきます。優しくて根っからの善人なのでしょう。
今の彼女は敵に対して容赦しませんが、それも息子を守るため仕方がなくした事です。あんな事件さえ起こらなければ、今頃は優しく慈悲深い皇后になっていたのかな…と思います。