漫画『皇帝の子供を隠す方法』の13話のネタバレと感想です。
前回はマリアンが処罰され、この事件によりアステルはクロイツェン公爵家を敵に回してしまいます。さらにベリアンによれば、妹のフローリンが侮れないそう。
フローリンとは一体どんな女性なのでしょうか?以下にストーリーの続きをまとめました。
レディー・フローリンとは?クロイツェン公爵家のお家事情
公爵家の令嬢・フローリンとは?
ベリアンによれば、マリアンの妹・フローリンは少し前に成人し、クロイツェン公爵は彼女を妃にするため非常に手をかけたそう。
つまりクロイツェン公爵は、どちらかを妃にするため姉妹を競争させたのです。
その事実を聞き、相変わらずですこと…と顔を歪めるアステル。ひどい話ですが、貴族はこのようなやり方をするのが常なのです。
そして彼女はベリアンの忠告に感謝するも、遺言問題さえ片付けば自分には縁のないことだと言って去りますがーーー
ベリアンは思う所があるらしく、本当に妃の座に未練は無いのか?と疑念を抱きました。
ベリアンは事件以降、アステルに付きまとうようになる
ベリアンに付きまとわれる日々
それ以降、ベリアンはアステルに付きまとうようになります。開き直って露骨にアステルを警戒しはじめたのです。
その結果アステルは、今日もなぜか室内庭園でベリアンとティータイムを過ごすことになってしまいました。
するとお茶を飲んでいる最中、クマの人形を抱えたテオールが泣きながら近づいてきます。
「叔母さあん…レヴィンがケガしちゃった…」
見れば人形の腕が取れかかっているので、アステルはメイドに針と糸を持って来させると人形を修理し始めます。
しかしテオールは相変わらず泣きそうなので、ベリアンは子供を慰めるため、今度近くの森に一緒にクマを見に行こうと誘いますがーーー
アステルに危険だからダメだと却下されて、テオールはますます落ち込みました。
勘のいい彼は、テオールに既視感を覚える
余計な事を言ってしまい、ベリアンは大慌て。しかし聞き分けの良いテオールは「ううん。ぼく平気だよ」とすぐに笑顔を作ります。
するとこの時、ベリアンは違和感を感じました。
なぜなら自分を見上げるテオールの顔が、あまりにカイゼンと似ていたのです。
その様子を見ていたアステルは内心焦り、メイドと一緒に城の中を探検してくるようテオールに言います。鼻が利くベリアンとこれ以上一緒にいさせるのは危険だと判断したのです。
今まではカイゼンに会わせるのが怖くて、テオールを出来るだけ部屋の外に出さないようにしていました。しかし今日カイゼンは留守らしいので、外に出しても問題ないだろうと考えたのです。
テオールは城内を探検する
テオールは大喜びで城内を探検します。そして探検中、たまたまカイゼンを見つけたので元気に挨拶をしました。
挨拶をされ、足を止めるカイゼン。
さらにテオールがどこに行くのかと質問するので、カイゼンはしゃがんで子供に視線を合わせながら、狩りをするため森に行くところだと答えますがーーー
その言葉を聞いた瞬間、テオールは期待に満ちた瞳で聞きました。
「陛下、森に行けば本当にクマを見られますか?」
『皇帝の子供を隠す方法』13話のネタバレと感想
13話のおさらい|感が良すぎるベリアン
13話にてベリアンは、テオールの正体に疑問を感じたようです。
なにせテオールはどう見ても父親似。さらにベリアンは毎日のようにカイゼンと会っているので、あれ?と思うのも無理はないでしょう。
いつかバレるだろうなとは思っていましたが、意外と早いタイミングで勘付かれましたね。
13話のネタバレ感想|意外とカイゼンが子供に優しい件
今回、久しぶりにカイゼンとテオールが再会します。
アステルが大事にしている子供だからか、カイゼンは意外と優しく対応していますね。子供に視線を合わせて会話したり、律儀に質問に答えてあげたりしています。
そして最後のシーンでは、テオールが明らかに熊に会いたがっていました。今までぬいぐるみの熊しか見たことが無いから、本物に興味があるのでしょうね。
子供にこんな事を言われたら、大人としては夢を叶えてあげたくなるもの。とはいえ勝手にテオールを連れ出せば、アステルが怒るでしょう。
この状況下でカイゼンがどう判断するのか。次回が楽しみですね。