漫画『可愛すぎて公爵家の養女になりました』22話~23話のネタバレ感想です。
前回は公爵家に皇太子一家が訊ねてきて、ロズニーはすぐ彼らと仲良しになりました。しかし最後のシーンで”カスティール伯爵夫人”という名前が登場し、それを聞いたロズニーはなぜか不安そうにします。
一体彼女は何者なのでしょうか?
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22話の概要|カスティール伯爵夫人とは?ロズニーの胸騒ぎ
カスティール伯爵夫人とは?
『カスティール伯爵夫人』という名前が気になり、ロズニーは誰のことかと質問します。
しかしペルセラは真実を言えませんでした。なぜならその女性は、皇帝を骨抜きにしている愛人だからです。
こんな話を子供にするわけにはいかないので、ペルセラは適当にその場をごまかしますがーーー
結局のところ、ロズニーは自室に戻った後も不安が消えませんでした。カスティール伯爵夫人がどこの誰かも知らないのに、その名前を聞くとなぜか胸が痛んだのです。
アンドレアの剣術訓練
後日、ロズニーとビアンカは剣術の訓練を見に行きます。
すると練習していたアンドレアとヘンリーは大喜びし、特にアンドレアは会得した剣技を披露してくれました。
ロズニーはその剣技を見て大喜びするので、調子に乗った彼はいつものように彼女のほっぺに触ろうとしますがーーーー
その時、ヘンリーが止めに入りました。
というのも先ほど剣術の勝負をしてヘンリーが勝ち、その際に2人は賭けをしていたのです。勝った方が、今日ロズニーのほっぺを触る権利を得られるという賭けを。
23話の概要|ほっぺの所有権をめぐり、少年たちは戦う
ほっぺた争奪戦
ロズニーのほっぺを巡り、少年たちは言い争いをはじめます。おまけに彼らは「お前のほっぺは誰のものだ!?」とロズニーに選択を迫るので、彼女は困惑しますがーーー
そこに運よく公爵が現れたので、ロズニーは彼を選びます。
かくして彼女のほっぺは公爵の物になり、選ばれなかった少年たちはショックを受けるのでした。
後日、皇太子たちは城に帰る
後日、皇太子一家は城へと帰って行きます。
なおロズニーは彼らと離れるのを寂しがり、その姿があまりに可愛らしかったのでビアンカは別れ際に思わず彼女を抱き締めます。
またヘンリーは再会の約束として、ロズニーに桃色のリボンをプレゼントしました。
予期せぬ訪問者
しかしその後、公爵家にて思わぬ事態が発生します。
というのも使用人から「ロズニーの実母を名乗る女性が訊ねてきた」と報告が入ったのです。
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可愛すぎて公爵家の養女になりました・ネタバレ感想
ネタバレ感想①ほっぺた争奪戦
ほっぺ争奪戦が可愛かった…!
確かに子供のほっぺはプニプニしていて可愛いですよね。傍にいるとつい触りたくなるし、アンドレアたちが独占したくなる気持ちも分かります。
さらにそれを賭けの景品にするという発想がもう面白くて、楽しく読ませてもらいました。
ネタバレ感想②ビアンカ、わかるよ。
別れのシーンで、ビアンカ王女は最初「どうせまた会えるんだから」と気楽に構えていました。むしろ別れを惜しむ大人たちを見て、大げさだと呆れていたほどです。
多分この子は大人びていて、サバサバした性格なのでしょうね。”ませた子”とでも言うのでしょうか。
しかしそんな彼女もロズニーが寂しがる姿には抗えず、最後にはガッツリ抱擁を交わしていました。
感情表現の苦手な子が、一生懸命「また会えますよね?」と言うのですから。年下の女の子にこんな台詞を言われたら、誰だってときめくし抱きしめたくなりますよね。
他にも色々と感想はありますが、とにかく23話はかわいいストーリーでした。こんな日常がずっと続けばいいのですが……
ネタバレ感想③今回のハイライト
ロズニーは最近、自分の感情を言葉に出せるようになってきました。
公爵家に来たばかりの頃は怖がって謝罪するしかできなかったのに、23話では寂しいという気持ちを口に出せています。良い傾向ですね。
公爵家の人々がロズニーの気持ちを大事にしてくれたから、彼女はこうして話せるようになったのでしょう。
なおペルセラ夫人もそれが嬉しかったらしく、23話の最後の方では「皇女様に会いたくなったら、一緒に会いに行きましょうね」と言い聞かせていました。完全にママ。
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