漫画『義家族に執着されています』の127話のネタバレと感想。前回に引き続き、ハラリとの会話シーンです。
ハラリがあまりに心配するので、ペレシャティは自分の現状(契約結婚のことや特異体質のこと)を全て明かしました。本来ならこれは秘密事項であり、部外者に明かすべきではありません。しかし優しい彼女に、これ以上心配をかけたくなかったのです。
この後2人はどうなったのでしょうか?概要と感想をまとめました。
義家族に執着されています127話のあらすじ
全てを知ったハラリの反応は?
ペレシャティの話を聞いた後、ハラリは何とも言えない顔をする。不安が解消されて嬉しいと思う反面、やはり複雑なのだろう。
しかしハラリは動揺しながらも、最後までペレシャティの身を心配する。その優しい姿は息子のセルフィウスによく似ていて、だからこそペレシャティは自分の知る全てを話してあげたいと思ったのだ。
久しぶりに夫と甘い時間を過ごす
ペレシャティはその日の夜、テルデオに疲労に効く薬を渡した。彼は最近仕事ばかりしているからだ。
しかもよく見ればテルデオは手を怪我しているではないか。彼はケガの理由も忙しい理由も明かさないが、彼女は『きっと自分のせいだろう』と察して心配する。
すると彼が甘え出したので、2人は自然と抱き合いキスをする。久しぶりに抱擁したせいか互いに離れがたく、2人とも酔った顔をするがーーー
ペレシャティは何を思ったのか、突然ドン!と彼を突き飛ばした。
ネタバレあり感想|あの優しさは息子に受け継がれてる!
感想①ハラリの複雑な心境
ペレシャティの特異体質の話を聞いたとき、ハラリは言いようのない顔をしていました。口元は笑っているけど、冷や汗ダラダラで明らかに困惑しているーーーそんな感じの顔です。
まあ当然ですよね。心配事が1つ解消されたとはいえ複雑でしょう。しかもこの時、ハラリは「羨ましい」と言っていて……
これは個人的に、心臓がギュっとなる台詞でした。うん、そうだよね。羨ましいよね。夫のことを本気で愛していたのに、なぜ自分は特異体質じゃないのか。そんなものが存在するなら自分もなりたかったよね。
言うまでもなくハラリは今回、複雑な気持ちを抱えていたでしょう。
感想②あまりに優しすぎた女性
ハラリは感情グチャグチャな状態になりながらも、終始ペレシャティのことを心配し、去り際には微笑んでいました。
この人、本当に素敵な女性だなと思います。自分が辛くても人のために笑顔を作れる精神がすばらしい。少しペレシャティと似ていますね。
以前テルデオに暴言を吐いたときは、ちょっと嫌いになりそうでしたが……127話で描かれたハラリが、本来の彼女なのでしょう。
多分テルデオの兄も、彼女のこういう性格に魅かれたのかなと思います。というか兄弟そろって優しい女性に魅かれるの、何だか可愛いですね(笑