漫画『義家族に執着されています』の126話のネタバレと感想です。
爆破事件の後、ドドレアの悪事は新聞沙汰になり国民からも怪しまれています。なお教会側からも異端として目を付けられている様子。一時はどうなる事かと思いましたが、ちゃんと裁きが下りそうですね。
そして前回の叔父に引き続き、本話でもペレシャティを心配した”ある人物”が登場します。
義家族に執着されています126話のあらすじ
ついに〇〇と和解する
ペレシャティはその日、セルフィの実母・ハラリと面会することになる。二度と会わないだろうと思っていたが、テルデオが話し合いの席を設けてくれたのだ。
なおハラリとは前回気まずい別れ方をしたが、彼女は意外にも落ち着いていた。また爆破事件に巻き込まれたペレシャティを心配している様子だ。
そして世間話をした後、ハラリは礼を言った。というのもセルフィウスの近況を教えてくれた人は、一族内でペレシャティだけだったのだ。
ハラリの本心
そしてハラリは淡々と、ラピレオン家にいるのが怖くないのですか?と質問する。
「今回あなたが経験したことも、大公家の責任がないとは限らないでしょう。そうでなくも血の呪いのせいで一生気を付けなければなりません」
引用元:義家族に執着されています126話
その言葉を聞いて、ペレシャティはようやくハラリの本音に気付いた。彼女は過去の経験だけでなく”未来に起ること”も恐れているのだろう。考えてみれば当然のことだった。
だからペレシャティは自分の事情を明かした。特異体質のため呪いが効かないことも、契約結婚のことも。ハラリが心配しないよう全てを説明したのだ。
補足|セルフィウスの悩みも一件落着!
セルフィウスは義母の愛を知る
前話の時点で、セルフィウスは悩んでいました。おまけに最近ペレシャティは学校に迎えに来なくなったので、離婚秒読みなのでは?と焦ったようです。
そこで今回セルフィウスは、思い切ってテルデオに悩みを打ち明けました。その時の台詞がこちら↓
「妃殿下はいつ邸宅を出て行くんですか?最初から契約関係ではじめて……大きな事件に巻き込まれてまで、これ以上大公家にいる理由は無いと思います。アカデミーに迎えに来なくなったのも、そういう理由でしょう?もう繋ぎ止めておけなくなったんですよね?」
引用元:義家族に執着されています126話
はい、セリフが重い!!
子供からこんな台詞を言われたので、きっとテルデオは内心焦ったでしょう。子供がこんな重い悩みを持っているなんて……親としてショックを受けたはず。
けれどこの後、テルデオはちゃんと事情を説明しました。そして同時に、ペレシャティが牢獄から“例の足枷”を持ち帰ったことも伝えます。
この呪術が刻まれた足枷があれば、発作が起こっても苦しまずに済む。だからペレシャティは、誘拐先からセルフィウスのために足枷を持ち帰ったんだよ……と教えてあげたのです。
守りたい、この笑顔
真相を知ったセルフィウスは驚きながらも、嬉しそうに微笑んでいました。
愛情が失われたと思い込んで不安だったけれど、それは杞憂だと知り嬉しかったのでしょうね。過去一で幸せそうな笑顔でした。守りたいこの笑顔…!
この子は愛情に飢えている印象なので、多分、定期的にこうやって愛情表現をした方が良いのかも?
⇒『義家族に執着されています』127話のネタバレはこちら
ネタバレあり感想|ハラリの素顔が描かれる
ハラリは元々、優しい人である
今までのストーリーでは、ハラリの嫌な面(例えばテルデオに暴言を吐いたり自宅に来たペレシャティを追い出したり)が度々描かれていました。そのため読者の中には、ハラリに悪印象を抱く人もいたかと思います。
ただし個人的にハラリは優しく常識人だと思っていて、126話ではその辺がちゃんと描かれていました。
なにせ126話のハラリの第一声は「あなた!!大丈夫なの?」でしたから。ペレシャティが爆破事件に巻き込まれたと知って、心配してくれたのでしょうね。
そして今までハラリは態度に出さなかったけれど、やはり息子のことが気がかりなようです。それを示唆するセリフがこちら↓
ペレシャティ
「この人…···初めは過去のせいで警戒しているだけだと思ったんだけど、これから起こることを怖がってたんだ。考えてみれば当然ね…それだけ本気だったから。夫の死以後、これ以上関わりたくなかっただろうし。そんな傷があるのに大公邸のある首都に引き続き残っていたということは、それは正しくーーー」引用元:義家族に執着されています126話
わざわざ苦い思い出のある首都に残り続けるのは、他でもない息子のため。そういう事でしょうね。やはり心配なんですよ。母親ですから。
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