漫画『義家族に執着されています』の106話~107話のネタバレと感想です。
セルフィウスの実母・ハラリの登場により、テルデオは前回ひどくショックを受けていました。せっかく夫婦が幸せに暮らせそうだったのに、またひと悶着起こりそうですね。
さらに今回のストーリーでは、ペレシャティが前回ハラリに何を吹き込まれたのか判明します。
106話の概要|ハラリの言葉でテルデオは憔悴する
”警告”について悩むペレシャティ
その日の夜。ペレシャティは寝室にて、ハラリの言葉を思い出していました。というのも「まだ子供がいないなら、早くこの屋敷を去った方がいい」と警告されたからです。
「初対面の人にこんなことを言うのは無礼だけど……まだ子供がいないなら、できるだけ早くここから出た方がいいわ」
引用元:義家族に執着されています106話
なぜハラリは今さら警告しに来たのか?思案しているとテルデオがやって来たので、事情を聞こうとしますがーーー
このとき彼は『ハラリが余計なことを言ったせいで、ペレシャティが屋敷を出て行ってしまうのでは?』と不安に駆られ、ひどく焦っていました。
ペレシャティはその心境に気付き、あわてて慰めます。すると彼が執拗にキスをしてきたため、結局のところ何も聞けませんでした。
107話の概要|屋敷を去るよう、再び警告される
ハラリが再び現れる
翌日ペレシャティは外出するも、やはり昨日のことが気がかりでした。しかし1人で考えても埒が明かないので屋敷に帰ろうとすると、その時、目の前にハラリ本人が現れます。
そして彼女は落ち着いた表情で、昨日の話のつづきーーーつまりラピレオン家から離れるべきだという警告をしました。
- ハラリによれば、ラピレオン家は妻を“出産の道具”だと思っているそう
- だから妻には一族の秘密を教えない
- けれどテルデオの兄は、結婚前にハラリに一族の秘密を教えてくれた
- ゆえに当時の彼女は、自分が特別だと感じていた。苦しいことも愛で乗り越えられると思っていた。
- しかし結局のところ夫を失い、こんな状況で産んだ子供のことも受け入れられなかった
- その後ハラリは屋敷を出るが、物事が上手くいかず、友人の助けを借りて何とか生きてきた
このままで自分と同じように、きっとペレシャティも呪われた子供を出産する。だからその前に離婚して屋敷を出た方がいい。それがハラリの主張でした。
どこか妙なテルデオ
その日の夜、ペレシャティは悩みました。ハラリの話を含め、知れば知るほどラピレオン家には謎が多いからです。
寝る前にテルデオに事情を聞こうとしても、彼は話をはぐらかして抱擁するだけ。どうやらこの件に触れたくないようです。ゆえに彼女はどうしたものかと思考しますがーーー
この時、テルデオが暗い目で自分を見ていることに気づきませんでした。
義家族に執着されています・今回のネタバレと感想
106話のネタバレ感想
ハラリの立場上、ラピレオン家に敵意を持つのは仕方がないこと。しかし彼女には、他にも何か深刻な理由があるようです。それこそ命がけで産んだであろうセルフィウスを置いて屋敷を出て行ったのだから、相当な事情があるはず。
だからこそ、再びペレシャティに警告をしに来たのだと思いますがーーー
ラピレオン家の人々、いったい何をやらかしたのでしょうね。善人であろうハラリがブち切れるほどの所業をしたのか。それとも両者間に誤解があるのか。現状分からない事だらけですが、次回その謎が解けるのかもしれません。
あと余談ですが、106話後半のテルデオはとても積極的でした。この間までの初心男はどこへいったのやら(笑
107話のネタバレ感想|テルデオの顔がヤバい件
106話あたりから兆候はありましたが、ここ最近、ペレシャティを見るテルデオの顔がヤバいです。ハイライトが消えた目でガン見しています。107話の最後のシーンもそうでした。大公、顔がヤバい。
それだけペレシャティのことが大事で、同時に執着しているのでしょうけど……一歩間違えたらヤンデレルートに入りそうで若干怖いです。
補足|セルフィウスの話
セルフィウスは、自分は実母に捨てられたと思っています。実母が去ったときの彼は今よりもずっと幼かったから、何の事情も聞かされなかったのでしょうね。
けれどセルフィウスは発作で苦しんでいたとき、実母を恋しがっていました。表面上はクールに装っているけれど、何だかんだで気になるのでしょう。
そしてペレシャティは↑を知っているから、ハラリの事情についてセルフィウスにも説明した方がいいのでは?と悩んでいるようです。
いつもありがとうございます!
次回楽しみです〜☺️
次回も楽しみ!