漫画『義家族に執着されています』の100話~101話のネタバレと感想です。
ここ最近、ラピレオン家はいい意味で変わり始めています。夫婦仲が良くなり、フィニアスの長年の心配事も解消されました。
しかし一方、首都は不穏な空気らしく、今回テルデオに緊急命令が入ります。一体何があったのでしょうか?
目次
100話の概要|首都に危機が!テルデオに帰還命令が下る
目撃事件のその後
キス目撃事件の後、フィニアスが大爆笑したことで話題は自然と変わります。そのおかげで夫婦関係についてはそれ以上、言及されませんでしたがーーー
数日たってもペレシャティはあの日の出来事が恥ずかしく、居たたまれない気持になりました。
急遽、首都に帰ることに
伝令が届いて、テルデオとペレシャティは急遽首都に帰還することになります。
なお出発日には大公城のみんなが笑顔で見送ってくれますがーーーアイレットは“お姉ちゃん”がいなくなるのが寂しいらしく、鼻水をたらしながら別れを惜しむのでした。
不穏な気配に、王宮はもめる
その頃、首都は不穏な状況に置かれていました。というのも最近、首都で暴動を起こす人が増えており、テルデオに緊急帰還要請が入ったのもそのためでした。
101話の概要|夫と一緒にザハルト伯爵邸を訪れる
叔父夫婦との会話
その日ペレシャティは、テルデオとともに実家のザハルト伯爵邸を訪れます。在庫問題など心配していた件はすでに解決済みですが、他にも片付けるべき仕事が残っていたのです。
なお伯爵邸に到着すると、叔父夫婦が温かく迎えてくれます。以前は叔父1人で伯爵邸を管理していましたが、彼の妻が来てくれたので今後は夫婦で伯爵邸を守ってくれるそう。それを聞いたペレシャティは安心しますがーーー
叔父によれば問題もあり、福祉事業は一旦中断するしかないのだそう。
- 当面、福祉事業は凍結するしかない
- というのも国際情勢が良くないから
- 帝国に対する周辺国の世論も悪くなった
- そのため皇帝は、各国の大使を皇居に招待している
- また穀物の価格も上昇しているため、優先的に買っておく必要がある
夫の気遣い
国内がよくない状況だと知ったペレシャティは、帰り道、馬車の中で浮かない顔をします。すると心配したテルデオが膝枕をしてくれたので、彼女は幸福な気持ちになるのでした。
補足|幼女版ペレシャティの登場シーン
補足①幼女ペレシャティが再登場
伯爵家の玄関には、幼い頃のペレシャティと両親の肖像画が飾られています(しかも特大サイズ)
それを見たペレシャティは『何これ!?』と驚愕していましたが、一方でテルデオはホワホワ?していました。幼女版ペレシャティを見れて嬉しかったのでしょう(笑
補足②愛情を信じすぎた女性のはなし
101話ではペレシャティが回帰前の人生を振り返るシーンがあります。
回帰前の彼女は本当に家族のことが大好きで、“家族の愛情”を当然だと思っていました。継母や義理の妹・レイナとの絆を疑ったこともなく、家族ならば助け合うのが当然だと思っていたそう。
それこそ『家族のためなら何でもしてあげたい』と思っていたらしく、101話ではテルデオに以下のセリフを言っていました↓
「あなたじゃなかったら・・・私は今も父がなぜ亡くなったのか知らないままだったでしょう。なぜああなったのか、回帰前の人生では···家族の愛が当然だと思っていました。それが偽物だとも知らずに」
引用元:義家族に執着されています101話
悲しい台詞ですね。こういう女性だから、元恋人・シーフのことも当時は全く疑っていませんでした。ただし実父はシーフを疑っていて「爵位狙いでお前に近づいたんじゃないのか?」と忠告していたようですがーーー
当時のペレシャティは自分の周りには自分を愛してくれる人しかいないと考えていて、実父の忠告を聞きませんでした。たくさんの愛情を注がれて幸せに育ったから、悪意への耐性が無かったのかもしれません。
義家族に執着されています・今回のネタバレと感想
ネタバレ感想①100話の挿絵のはなし
今回は記念すべき100話目です!なお挿絵では100話目をお祝いするペレシャティとテルデオの絵が描かれていました。大公夫妻がとても可愛い。
そして前回あたりから、着実にプロローグの“あの状況”に近づいていますね。義家族に執着される日も遠くはないでしょう(笑
ネタバレ感想②セルフィも喜んでるはず
ペレシャティたちが帰ってきたので、セルフィウスは大喜びです。100話目の中盤あたりでは、ニコニコしながら学校の成績表をペレシャティに見せていました(なお相変わらず成績優秀な優等生)
ちなみにこの時テルデオも成績表をのぞき込み、微笑みながら「よくやった」と褒めています。
多分、彼がこんな風にセルフィウスを褒めるのは初めてだと思われます。なにせ彼、ものすごく無口でコミュニケーションも苦手な男ですから。
けれど両想いになって幸せだから表情や口調もやわらかくなって、セルフィウスにも家族らしく接する事ができたのでしょう。
この時セルフィウスは照れて立ち去ってしまいますが、内心はとても嬉しかったはず。何なら彼が最初に思い描いていた”理想の家族像”に近い気がします。
更新ありがとうございます!
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