漫画『義家族に執着されています』の113話のネタバレと感想です。
人脈作りのため大きなパーティーに出席したペレシャティ。しかし参加者たちが急にバタバタと倒れてしまい、さらに会場は何者かによって爆破されました。
一体何が起こっているのでしょうか?ストーリーを簡単にまとめました。
爆破事件の後、ペレシャティは誘拐される
目を覚ますと拘束されていた
ペレシャティは爆発事件により気絶し、その後、目を覚ますと縄で拘束されていました。なお傍にいたベルディクト伯爵夫人が、爆発時に負った怪我の手当してくれますがーーー
話を聞いたところ、夫人は今回の事件の関係者だそう。また夫人は悲壮な顔で「もうすぐイケニエにされてしまう」と狂ったように泣き続けました。
「私を助けてください。大公妃殿下。このままでは私と私の子供がイケニエになってしまいます」
「私はこれからどうなるのでしょうか?友達まで利用したくなかった。でも、これ以外に方法がないから…反乱軍がテロを起こしてくれて良かった。この機に乗じて、適当に抜け出せますよね?」
引用元:義家族に執着されています113話
ベルディクト伯爵夫人はなぜ事件を起こした?
事件の経緯
謎だらけの状況下で、ペレシャティは夫人から一方的に話を聞かされます。そして以下の情報を知りました。
- 第4皇女・ドドレアは怪しい集会を定期的に開いており、集会が開かれるたびに死者が出る
- 誰かの願いを叶える代償として死者が出る
- 今日はベルディクト伯爵夫人の子供がイケニエになる日
- 夫人は自分の子供を守るため、貴族たちを犠牲にする予定だった
- けれどペレシャティがパーティーに参加したため、イケニエが彼女に変更された
望まぬ再会
ペレシャティはその後、目隠しされてどこかに連行されます。そして目隠しを外された時、目の前にはドドレア皇女――嬉しそうに微笑んでいる――が立っていました。
義家族に執着されています113話のネタバレと感想
113話のネタバレ感想
今回の事件、ベルディクト伯爵夫人が実行犯でした。そして黒幕は第4皇女・ドドレア。
そういえばシーズン1の最後あたりで、ドドレアは怪しい集会に参加していましたね。当時は「この子は怪しい事ばっかりしてるな」くらいに思っていましたが、予想以上にヤバイ案件のようです。
なにせ願いを叶える代償として、誰かの命を奪うのですから。しかもこの集会は今まで何度も行われています。
普通の人はこんな危険な集会に参加しませんが、ベルディクト伯爵夫人の話によると、今までのイケニエは貴族以外だったそう。
恐らく貴族たちは「ヤバい儀式だけど、願いは叶うし犠牲になるのは平民だし……」と状況を楽観視していたのでしょう。自分の願いが叶うなら、他人を犠牲にしてもいい。酷い思考回路ですね。
ストーリー整理(考察含む)
まだ分からない事だらけですが、ベルディクト伯爵夫人は恐らくこういう経緯で犯行に至ったのでしょう↓
- ベルディクト伯爵夫人の子供は、怪しげな集会に通っていた
- この集会を開くたびに人が犠牲になるが、今まで貴族は免除されていた
- しかし今回、ベルディクト伯爵夫人の息子がイケニエに選ばれる
- だから夫人は、自分と子供を守るため大勢の貴族を利用することにした
- 夫人は友達を利用してパーティーを開き、ワインに薬を入れて貴族たちに飲ませる(前回、人が倒れたのはそのせい)
- けれどペレシャティが現れたため、イケニエを彼女に変更
- 予定を変更したのは、大勢よりも1人を犠牲にするほうが罪悪感が少ないから
はい。身勝手な話ですね。ペレシャティ、とんだとばっちりです。