漫画『義家族に執着されています』の85話のネタバレと感想です。
ペレシャティとテルデオは仲直りし、今回ようやく大公領に到着します。前情報によれば、大公領は閉鎖的で寒いけれど素敵な場所だそう。一体どんな土地なのか気になりますね!という訳で早速、ストーリーの続きを読んでみましょう。
大公領に到着!そこは自然に囲まれた雪の降る土地だった
一行は大公領に到着する
雪が降る中ようやく到着した大公領は、大自然に囲まれた街でした。大公城の侍女長・アデル(彼女はなんとダニエルの妻!)によると、ここは大陸の北側にあるため日照時間が短く、1日中暗い日もあるのだそう。
屋敷の雰囲気も厳かで、首都の方とはかなり雰囲気が違います。またペレシャティの来訪時には、アイレットと医師のフィニアス(※)も出迎えてくれました。
アイレットはラピレオン家の養女です。セルフィウスと仲良しの銀髪の女の子。なお最後に登場したのは73話。現在は義理の親であるフィニアスとともに大公領で暮らしています。
フィニアスは子育てで悩んでいた
一晩ゆっくり休んだペレシャティは、翌日アデルとダニエルに領地を案内してもらいます。さらにその後、アイレットが庭で遊んでいると聞いて会いに行きますがーーー
その際、フィニアスに遭遇してとても驚きました。というのも彼は1人だけやけに老け込んでいて、疲れた表情をしているのです。
さらにこの時、フィニアスは「貴女はもしかしてテルデオが気に入ったのですか?」と言い出します。というのも夫婦契約終了まで残りわずかな期間しかないのに、ペレシャティがわざわざ大公領まで来たので“そういう関係になった”と邪推したようです。
彼女はその話を聞いて動揺するも、確かに契約期間は残りわずか。そのため『私はこの先どうするべきなのだろう』と悩むのでした。
義家族に執着されています85話のネタバレと感想
ネタバレ感想①フィニアスお父さんの話
85話のフィニアス、本当にゲッソリしています。アイレットを養子として引き取ったは良いものの、子供という存在が理解できず振り回されているようです。
理性的な彼にとって、心のままに動き回る子供は理解できない存在なのでしょう。でもそうやって悩むのは、真っ向から子供に向き合っている証拠なのかなと思います。案外、良い父親なのかもしれません。
ちなみに85話では、突然走り出したアイレットを追いかける彼の姿が描かれていました。
ネタバレ感想②ペレシャティの悩み
フィニアスが指摘していたように、あと少しで夫婦契約が終了します。ペレシャティが『大公妃』でいられる時間はあとわずかです。
なお当初の予定だと、ペレシャティは契約期間中に自立するための力を蓄えて事業を始める予定でしたがーーー正直なところ、その試みが上手くいっているとは言えません。先日も在庫が余って、結局はテルデオに助けてもらいましたし。
ハッキリ言ってペレシャティは、事業主としてまだ目に見えた成果を出せていません。それどころか初歩的なミスを犯して大失敗するなど、能力も経験も足りていない状況です。
だからこそ最後のシーンで、自分はこれからどうするべきなのか…と物思いにふけっていたのでしょう。