漫画『可愛すぎて公爵家の養女になりました』の14~15話のネタバレと感想です。
前回はソフィアたちが断罪され、今度は屋敷のメイドたちが処罰されます。一部のメイドたちはロズニーを妬み嫌がらせをしていましたが、公爵はどんな罰を与えるのでしょうか?
物語の続きを読んでみましょう。
⇒『可愛すぎて公爵家の養女になりました』ネタバレ一覧はこちら
14話の概要|公爵は使用人たちに厳しい罰を与える
公爵は使用人たちを追放する
公爵はその後、ロズニーのいじめ問題に関与した人たちを全員呼び出して罰を与えます。
ソフィアが雇った講師には、爵位の剥奪および領地追放の罰を。他の使用人たちは紹介状なしで解雇して屋敷を追い出しました。
しかし処罰されたメイドの中には、ロズニーに優しかったアンも含まれていました。
アンは何も悪い事をしていませんが、同僚たちの悪行を止めらなかった自責の念から大人しく罰を受けいれたのです。
ロズニー視点
リディアは結局のところ、ネックレスを投げ捨てて帰ってしまいました。
そのためアンドレアは文句を言い、一方でロズニーは彼の頬(ビンタされたので腫れている)を心配します。
するとその時、ロズニーは使用人たちが屋敷を出ていく姿を見つけます。その中にはアンもいたので、彼女は無邪気な顔をしながら「どこに行くんですか?」と話しかけますがーーー
アンが追放されたと知るや否や「ダメ!」と泣いて引き止めました。
15話の概要|アンを追い出さないで!と懇願する
ロズニーが懇願した結果
大好きなアンがいなくなるなんて、ロズニーには耐えられません。そのため彼女は泣いて騒ぎ、何事かと駆け付けたペルセラに「アンを追い出さないでください!」と必死ですがります。
その結果アンは無実だと判断され、彼女だけは追放を免れました。
さらにその様子を見ていたペルセラは、これほど懐いているのならばとアンをロズニーの専属侍女に指名し、アンもまた喜んでその役目を受け入れますがーーー
その時、追放された元メイドたちが「どうか私達にもチャンスを下さい!」と口々に騒ぎ始めます。図々しくも、この調子なら自分も許されるのでは?と期待したのです。
ついにユリシスが激怒する
しかしこの時、ユリシス(母と一緒に様子を見に来ていた)がついに激怒します。
そして結局のところ、元メイドたちは連行されて強引に屋敷を追い出されるのでした。
⇒『可愛すぎて公爵家の養女になりました』16話のネタバレはこちら
可愛すぎて公爵家の養女になりました・今回のネタバレ感想
14話ネタバレ感想①優しい人ほど損をする
アンは初期からずっとロズニーに親切だったメイドです。彼女は同僚たちの悪だくみを止められませんでしたが、その代わりロズニーにたくさん優しくしてくれました。
しかし今回処罰されたことで、彼女は結局のところ自分も同じ罪を犯したのだと嘆きます。
他の使用人たちは「追放なんて嘘でしょ!?」と慌てていましたが、同シーンでアンは最初から罰を受け入れているように見えました。
公爵に尋問されるシーンは描かれていないものの、あの調子だと一切言い逃れをしなかったのかもしれません。
ちなみに処罰された者の中には、打たれ役のレオンも含まれています。彼はリディアに置いて行かれて帰る場所がなく、公爵に呼び出された時もずっと無表情でした。
15話のネタバレ感想②アンとの差がひどい
15話冒頭によれば、アンは処罰された時やはり弁解しなかったようです。
15話ではペルセラがそれに気づいて彼女の処罰を解きましたが、アンはそれでも自分の失態を嘆いていました。彼女は根っからの善人で優しい人なのでしょうね。
だからこそ何も行動しなかった自分を強く責めているのかなと思います。
傍から見ればアンは悪くないし、そもそも彼女1人でいじめを止めるのは無理だったはず。それでも優しいアンは犯した罪に耐えられなかったのでしょう。
アンは本当にいい子です。すごく良い子。
なのに他のメイドが全く反省しておらず、それどころか慈悲をくれと言い出す始末。正直このシーンを読んだとき「お、お前~~~~!!!!」とかなり苛立ちました(笑
結局のところ、いじめた側とか訴訟された側ってまるで反省しないんですよ。躾けられて大人しくはなるけど全く反省しません。いや本当に。
そしてこういうタイプに限って、改心した演技が上手いのも事実です。もしユリシスが彼女たちを追い払わなければ、ロズニーは請われるがまま許していたかもしれませんね。
ユリシスが追っ払ってくれて良かった…!
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