漫画『結婚商売』の89話のネタバレと感想です。
前回のラストではジャコブ第二王子が退場し、これでビアンカを突け狙うものはいなくなりました。しかし戦いで犠牲になったものは多く、何もかもが今まで通りとはいきません。アルノー領はこの先どうなるのでしょうか?
ジャコブは永眠し、アルノーには戦いの爪痕が残る
戦いの爪痕
戦いの爪痕は大きく、アルノー領では多くのものが犠牲になりました。しかし彼らに立ち止まっている時間はありません。亡くなった人々の分も生きねばなりませんから。
ザカリーは責任を感じていた
早春のある日、ザカリーとビアンカはブランシュフォール邸を訪れます。ビアンカは兄や友人のカトリーヌと会話に花を咲かせますがーーー
そのころ別室では、ザカリーとグスタフ(ビアンカの実父)が重要な話をしていました。
というのもザカリーは、ジャコブが死亡した件について責任を取るため1人で王城に行くと言うのです。
領地を侵されたとはいえ、一国の王子を害したのは事実。それに子供を失った親の怒りは受けるべきだと考えたからです。
だから彼は、ビアンカをしばらく預かってほしいとグスタフに頼みました。
ザカリーは責任を取るため、ラホズへと旅立つ
責任を取るため1人で王城へ
その日の夜、ザカリーはひそかに屋敷を抜け出します。ビアンカには何も告げず、1人で王城に行くつもりでしたがーーー
馬車に入ると、そこには険しい顔をしたビアンカがいました。
全てお見通しの妻
ザカリーは焦り、馬車を降りるようビアンカに言います。そもそも妊娠に馬車旅は危険ですから。
しかし彼女は引きません。ジャコブに致命傷を与えたのは自分だから一緒にラホズ城に行きます!と強く主張し、結局のところ彼について行くのでした。
まとめ|結婚商売・89話のネタバレと感想
89話のネタバレ感想①お腹の子供がすごく頑丈
ビアンカは責任を取るべく、ザカリーと一緒に王城に行くと言い出しました。妊娠中のストレスは胎児への悪影響を及ぼすため、本来ならビアンカは屋敷で大人しくしているべきです。
しかし彼女には「お腹の子は強い子だから大丈夫」という確証がある様子。
89話のラストでは、ザカリーに対して以下の台詞を言っていました。
「心配しないでください。あの戦争の中でも最後まで一緒にいた子です。うちの子は強い子です。だから・・・一緒に行きましょう」
引用元:結婚商売89話
個人的には妊婦だから安静にしてくれよと言いたいところですが・・・
確かにお腹の子、すごく頑丈なんですよ。戦いの最中、母体には強いストレスがかかっていたはずなのに流産せずスクスク育っているのですから。
一番ヤバかった投石攻撃にも耐えた子なので、ビアンカには謎の自信があるのかもしれませんね。母親だけが分かる直感のようなものでしょうか?
関連:【結婚商売キャラ解説・ソヴール編】騎士に成り上がった有能な男
ネタバレ感想②今回のハイライト
冒頭に超重要なシーンがあります
89話の前半には夫婦がイチャコラする場面があります。このシーンは絶対にマンガ版で読んでほしいので、あえて本記事ではカットしました。
ビアンカが妊娠を明かすのもこのシーンなので、ザカリーがどんな反応をするのか楽しみにしていてくださいね。
夫にこんな反応されたら、もう女冥利に尽きますよ。ビアンカ、いい旦那と結婚できて良かったね…!そしてせっかくなので、以前書いたザカリー布教記事を宣伝しておきます↓
関連:【キャラ解説】ザカリーがいかに愛妻家でいい旦那かひたすら語っていく
ぶれないダボビル伯爵
なお今回イチャコラするのはアルノー夫妻だけではありません。89話の中盤あたりで、ダボビル伯爵がガッツリのろけています。その際に伯爵のセリフがこちら↓
「やはり私は戦場にふさわしい男ではありませんでした。これからも戦争には行かず、かわいい妻の傍にぴったりくっついて長生きします。」
引用元:結婚商売89話
後半のセリフ、必要か…?この人は登場するたび、セリフの端々に妻への愛をにじませていますね。