結婚商売19話のネタバレと感想|セブラン国の第二王子・ジャコブのはなし

結婚商売ネタバレと感想

漫画『結婚商売』の19話のネタバレと感想です。今回はタイトルのとおり、セブラン国の第二王子・ジャコブが登場します。

彼はどのような人物で、ビアンカの実家であるブランシュフォール家とはどんな関係なのか。今まで触れられなかった王室の状況について見ていきましょう。

>『結婚商売』ネタバレ全話はこちら

セブラン国の第二王子・ジャコブとは?ブランシュフォールとの関係

廊下にて、ジャコブはグスタフと遭遇する

結婚商売ネタバレと感想

王宮の廊下では、金髪の青年―――第二王子・ジャコブが壁に飾られた“王家の肖像画”を眺めていました。

すると偶然通りがかったグスタフ(ビアンカの実父)と、彼の息子・ジョアシャンが挨拶をしますが・・・ジャコブは彼らを見るなり嫌味を言いました。

「アルノー伯爵が今回の上京に妻を連れてくるんだって?彼女は君の娘だろう。年上の遍歴騎士に嫁がせた、9歳のあの娘だろ?」

それを聞いたジョアシャンは当然ながら怒ります。

しかし一方で、グスタフは眉一つ動かさずに「遍歴騎士男爵の端くれは今や大陸では指折りの英雄です。ゴティエ殿下と(息子の)アルベル殿下が君主となられた後も、セブランと敵対するものはどこにも存在しないでしょう」と返すのでした。

ひよこ
グスタフは遠回しに「王位を継承するのはお前じゃないぞ」と嫌味を言ってるよ。
白うさ
貴族の口喧嘩って怖いね。

グスタフは手紙を出すよう指示する

その後グスタフは、アルノー家に手紙を送るようジョアシャンに指示します。

上京してきたら誰よりも先にビアンカに会いたい。

そう手紙に書くように伝えると、ジョアシャンは「10年ぶりにビアンカに会えるのですね!」と大喜びしました。

19話のストーリー解説|セブラン国の上層部について

国王には3人の子供がいる

ひよこ
ここで一旦、セブラン国の現状について簡単に説明するよ。

セブラン国王には3人の子供がいます。第一王妃が産んだゴティエ第一王子とオデリー王女。そして第二王妃が産んだ第二王子・ジャコブです。

セブラン国では第一王子が国を継承するのが昔からの習慣なので、みんなゴティエ第一王子が次期君主になると思っているようです。

グスタフは第一王子派

なおビアンカの父・グスタフは第一王子の腹心なので、第二王子・ジャコブとは派閥が違います。敵対とまではいかないものの、見たところ親しいワケでもないのでしょう。

だからこそ19話の冒頭にて、ジャコブはビアンカを引き合いに出してグスタフを侮辱したのだと思われます。

乗馬の練習を通じて、ビアンカとザカリーの仲は深まっていく

乗馬の練習をはじめる

ザカリーの指導のもと、ビアンカは乗馬の練習をはじめます。

しかし体力がないせいか少し乗っただけで疲労し、初めのころは足腰がガクガクと震えてまるで生まれたての小鹿のような状態でした。

ひよこ
ちなみにビアンカは、白馬に”イザベル”と名前を付けたよ。
白うさ
おお、かっこいい名前!

そうしてビアンカとザカリーは、首都に行くまで一緒に過ごす時間を増やしていきました。

過ぎ去った時間を埋めるには不十分でしたが、少なくとも、お互いのしかめっ面はお互いのことが嫌いなわけではないということを理解し合うには十分な時間でした。

ブランシュフォール家から手紙が届く

ビアンカの乗馬の腕が上達しはじめたころ。ブランシュフォールからザカリー宛に手紙が届きます。

ひよこ
例の『首都に着いたらビアンカに会わせて』って手紙だね。
白うさ
でもビアンカ、承諾するのかな?自分を無下に扱った家族だよ?

手紙を読んだザカリーは今さら何のつもりだ?と思いながらも、機を見てビアンカに手紙のことを伝えようと考えますがーーー

首都・ラホズに出発する前日に、事件が起きました。

⇒『結婚商売』20話のネタバレはこちら

結婚商売まとめ|今回のネタバレ感想&ストーリーの補足

結婚商売19話のネタバレと感想

ネタバレ感想

ビアンカと乗馬の練習をしている最中、ザカリーは頬を染めながら「最近は『旦那様』と呼んでくれないな?」と聞いていました。

15話ではじめて『旦那様』と呼ばれてから、もう一度そう呼んで欲しいと思っていたようです。すました顔をしながら、かわいいことを考える人ですね。

ちなみにその本音を聞いたビアンカは、顔を真っ赤にしてツンデレの見本みたいな反応をしていました。

初心な夫婦の姿はとても可愛いので、ぜひマンガ版でお楽しみください。

考察|ビアンカは本当に孤独だったのか?

ジョアシャンはビアンカに会えると聞いた時、心から喜んでいるように見えました。というのもこの10年間、彼はグスタフから手紙のやり取りさえもするなと言われていたのです。

つまりビアンカと実家が疎遠だったのは、グスタフが息子を含めた関係者に指示していたせいですね。

家族全員がビアンカに無関心だったのではなく、兄のように会いたがっている人もいるようです。

しかし話を聞く限りでは、ビアンカはこの事実を知らないのでしょう。連絡はできなくても、自分を愛してくれている人がいると知っていれば、彼女はあれほどの孤独感を持たなかったはずですから。

今まではビアンカ視点で物語が進んできたので彼女は孤独な人というイメージが強かったのですが、もしかすると本人がそう思い込んでいるだけで実際は愛されていたのかもしれませんね。

実父のグスタフについても、娘に厳しく接しているだけで愛情はあったのかもしれません。

⇒『結婚商売』20話のネタバレはこちら

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4件のコメント

>匿名さん
ご指摘ありがとうございます!
アルベルは皇太子です。ゴティエ第一王子の息子にあたります。

ゴティエ王子の息子だったんですね
読み返して見たけども出てなかったので助かりました。
原作では説明があったけど日本語にするにあたり抜けたんですかね

これに関しては、管理人の怠慢です。
アルベルについては何話か前に名前だけちょろっと登場しましたが、管理人が記事にまとめる時その部分を省いてしまいました。
今回もアルベル”殿下”と書けば伝わるかなと思ったのですが、今読み返したら普通に分かりにくいですね。反省します。

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