漫画『義家族に執着されています』の28話のネタバレと感想です。今回は祭典の最終日なので、ペレシャティは大公夫人として『皇室の行列』に参加します。
パレードは無事に終わるのでしょうか?以下にストーリーの続きをまとめました。
ついに祭典の最終日!ペレシャティは『皇室の行列』に参加する
皇室の行列とは?
『皇室の行列』とは、祭典の最後に行われるパレードのこと。
これには皇帝デクレン・カスターと皇后、皇太女ダリア・カスターなど皇室の子孫が参加します。
なお皇室の人たちの後方にはラピレオン大公夫妻も配置されるため、ペレシャティは馬車のすぐそばで待機していました。
するとその時、護衛騎士・レイモンに声をかけられます。彼は誘拐事件でのミスを謝罪し、彼女を馬車までエスコートしますがーーー
この時ペレシャティは、前方の馬車に乗っている第4皇女ドドレアに、義妹のレイナが話しかけるシーンを目撃します。
珍しい組み合わせの2人を見て、ペレシャティは不思議に思うのでした。
危険なパレード
馬車で待機していると、そこにテルデオが乗り込んできます。この時ペレシャティは、以前彼に言われたこと(27話ラスト参照)が気になって不安な気持ちになるのでした。
- 今回の祭典は、反乱軍をあぶりだすために行われる
- ただし反乱軍たちの目的は、反乱ではなくテルデオの命を奪うこと
- つまりペレシャティが巻き込まれる可能性がある
しかしテルデオはその時、ペレシャティのことを守ると約束してくれました。
だから彼女は不安を覚えながらも、この人の傍にいればきっと安全よね…と自分に言い聞かせるのでした。
皇室の行列がはじまる
『皇室の行列』がはじまると行列の周囲にはたくさんの人々が集まります。もちろん安全面を考慮して、馬車の周囲には大勢の騎士たちが待機していますがーーー
その時、馬車のすぐ近くで爆発が起こります。何者かに襲撃されたのです。
そして次の瞬間、土煙の中からナイフを持った男が現れてペレシャティに飛び掛かります。
しかしテルデオがその攻撃を防いで襲撃犯を蹴り飛ばし、さらに護衛のレイモンがすぐに取り押さえたため彼女に怪我はありませんでした。
襲撃犯が現れるも、テルデオが撃退したためすぐ逮捕される
襲撃のその後
襲撃犯は捕縛されながらも、大声でテルデオを罵倒しました。
「そんな言葉に私たちが屈服すると思うか!ラピレオン大公!いつかお前は罪を償うことになる!」
ひどい言葉の数々を投げかけられるも、テルデオは表情を崩さずに犯人に切り付けられた頬をハンカチで押さえます。そしてこの時、彼は危険なのでパレードを中止した方がいいと提案します。
しかしデクレン皇帝は忠告を聞き入れず、パレードは続行されます。
そして馬車は再び動き出しますがーーーそのとき騎士に連行されていた襲撃犯が、急に胸を抑えながら苦しげな声をあげます。
その様子を見たペレシャティは、目を丸くしてただ呆然とするのでした。
ペレシャティは死亡日を乗り越える
屋敷に戻った後。
ペレシャティが暗い面持ちで廊下を歩いていると、ドン!という音が響くと共に窓の外に大きな花火が見えました。
前世では祭典最終日に命を落としたため花火を見れませんでしたが、今世では無事に死亡日を乗り越えることができたのです。
その事実を理解した途端、その場にへたり込むペレシャティ。すると前を歩いていたテルデオが心配してすぐ傍に来たので、彼女は花火を眺めながら彼に言いました。
「お聞きしたい事があるのです」
まとめ|義家族に執着されています28話のネタバレと感想
28話のおさらいとネタバレ感想
ペレシャティは前世で、祭典の最終日に命を落としました。
しかし今世ではテルデオの妻となったことで、無事に死亡日を乗り越えることが出来たのです。だから最終日の花火が打ち上げられた時、安心して気が抜けてしまったのでしょう。
ただし、継母たちの魔の手から完全に逃げ切ったワケではありません。
28話の冒頭では義妹のレイナが皇女・ドドレアと会話するシーンが描かれていたので、今後彼女たちが手を組んでペレシャティに危害を加えるーーーという可能性もあるでしょう。
つまり第一難関をクリアしただけで、安心するにはほど遠い状況だと言えます。