漫画『義家族に執着されています』の22話のネタバレと感想です。
セルフィウスの発作やセルシアの過去など、ペレシャティは少しずつラピレオン家の秘密に触れていきます。
彼女は真実を知る度にショックを受けますが、この先どうなるのでしょうか?以下にストーリーの続きをまとめました。
目次
元恋人のシーフは、ペレシャティに無視されて苛立つ
悪役たちは焦燥感に駆られる
ザハルト伯爵邸の離れで、ペレシャティの義妹・レイナと元恋人・シーフは激怒していました。
というのもペレシャティは、結局のところ平騎士のパレードを見に来なかったのです。
「お姉ちゃんがあなたの行列を見に来なかったって?本当なの!?今まであなたの言う事なら何でも聞いてたじゃない!」
すると傍にいた継母は、今はそんな事はどうでもいいと言い放ちます。というのも監視を付けられたらしく、これからは行動に気を付ける必要があると言うのです。
それを聞いたレイナは一層焦り、シーフは顔に青筋を浮かべるのでした。
ペレシャティとテルデオは、2人でセルフィウスのお見舞いに行く
セルフィウスのお見舞い
その日、ペレシャティはセルフィウスのお見舞いに行こうとします。すると廊下でテルデオに会ったので、2人で一緒にセルフィウスのもとに向かう事になりますがーーー
ペレシャティは彼の大きな背中を見ながら、気まずさを感じていました。
するとその時、テルデオがぽつりと話しはじめます。
「…昨日は危険だった。それから…君には謝らないといけないな。あえて知っても、良いことはないと思ったんだ」
彼はペレシャティのことを気にしていたようです。またこの時、君はやけにセルフィウスのことを気に掛けるんだな…と口にします。
するとペレシャティはうつむきながら「セルフィは私の友達ですから」と答えました。
セルフィウスは大公家で、初めて味方になってくれた人。だから彼には、したいことをして幸せでいて欲しいと願っていたのです。
そして本音を言えば、その姿を傍で見ていたいと思いますが・・・それは自分勝手な欲なのかもしれないとペレシャティは思うのでした。
セルフィウスの体調は?
セルフィウスのいる部屋に入ると、彼はベッドで眠っていました。その顔は赤くおでこには汗が浮かんでいるので、ペレシャティは彼の額にはりついた髪をそっと払い除けますがーー-
その時、セルフィウスはうっすらと目を開けて呟きます。
「…母さん?」
その言葉に目を見開くペレシャティ。
すると次の瞬間、セルフィウスは意識がハッキリしたらしく飛び起きると、昨日の出来事を謝罪しました。見苦しい姿を見せてしまい申し訳ないと、他人行儀にそう言うのです。
ペレシャティはそんな事を言わないでほしいと告げますが、彼は顔も合わせずに布団の中にもぐってしまいました。
フィニアスからの連絡|なぜペレシャティに毒が効かないのか?
叔父・フィニアスからの呼び出し
ペレシャティとテルデオは部屋を出た後、フィニアス(テルデオの叔父)のもとを訪ねます。というのも彼から大事な話があるらしく、呼び出されたのです。
実験結果を聞かされる
部屋にはセルシアもいて、一同がそろうとフィニアスはさっそく本題―――なぜペレシャティにラピレオン家の毒が効かないのかーーーについて切り出します。
「ペレシャティ様の血には、他の人と違って抗体があるものと想定していました。そこで血の成分を分析して抗原抗体反応を調べる実験をしたのですが…」
しかし彼によれば、実験しても何も分からなかったそう。
そのためペレシャティたちは、呆気にとられた顔をしました。
まとめ|義家族に執着されています22話のネタバレと感想
22話のネタバレと感想
セルフィウスの発作後、ペレシャティはお見舞いに行きます。するとその時、彼は寝ぼけていたらしくペレシャティのことを母親と間違えてしまいました。
このシーンで彼女が何を思ったのか描写はなかったものの、目を見開いていたことから多少なりともショックを受けていたのでしょう。
なにせ幼い子供が、この場にいない母親を求めているのですから。そんな状況を目の当りにしたら、優しいペレシャティが何も思わないはずありません。おまけに普段から可愛がっている子供なので尚更でしょう。
というか管理人もこのシーンで精神的にダメージを負いましたから。という事は、ペレシャティも同じくショックを受けたはず。
せめてこの時、セルフィウスが甘えてくれたら良かったのですけどね。でも彼は布団にもぐってしまい、甘やかす隙すら与えてくれませんでした。
おまけに「見苦しい姿を見せて申し訳ない」とか言い出すものだから、大人たちの心はもうズタズタですよ。子供がこんな台詞を言うの、本当に耐えられない…