Amazonで商品を購入するときに『サクラチェッカー』を使用する人は多いですよね。
とても便利なサイトですが、一体どのような仕組みで動いているのでしょうか?
今回はサクラチェッカーについて
- なぜ嘘のレビューを見抜けるのか
- 管理者はこのサイトを使い、どのように稼いでいるのか
の2点を調べてみました。
サクラチェッカーの仕組みは?嘘を見抜ける理由
独自の判断基準で、嘘のレビューをチェック
『サクラチェッカー』は、どのようにサクラレビューを見抜いているのでしょうか?
この点について公式サイトを確認したところ、以下の情報を元にサクラレビューが存在するか確認しているとの事です。
- 価格
- 製品名・メーカー名
- ショップ情報・地域
- ショップレビュー
- レビューが投稿された日付
- レビューの分布
- レビューの内容
- レビュアーの情報
- 怪しい日本語のレビュー
- ライバル社による低評価レビューなど
これらの項目を元に、総合的にサクラレビューを判断しています。
ここで問題になるのは、これらの項目が本当にヤラセを見抜けるのかという話ですが…
上記の判断基準は、専門家が「サクラレビューを見抜くとき参考にしてほしい」と喚起する内容と一致しています。
なので、信頼性については問題ないでしょう。
どれくらい精度が高いのか?
管理人がサクラチェッカーの精度を調査したときは、結果の7割が当たっていました。
ただし下記の記事でも紹介していますが、全ての嘘レビューを見抜くワケではありません。
妄信しすぎず、商品選びの補佐として使うのがベターでしょう。
また、サクラチェッカーの対象は『Amazon』のみ。
楽天などは対象外なので、楽天の商品URLを入力するとエラー表示されます。
仕組みについて詳細を知りたい場合
サクラチェッカーの仕組みについては、公式サイトやNHK『クローズアップ現代』の特集ページでも紹介しています。
以下にリンクをまとめたので、詳しく知りたい人はそちらを読んでみてください。
詳細なロジックは公開していないものの、大まかな仕組みについては解説されています。
管理者はどうやって稼いでいるのか?
サクラチェッカーは無料なので、誰でも気軽に使用することができます。
とはいえ無料ツールとなると、中には「うさんくさい」と感じる人もいるでしょう。
しかし管理人が調べたところ、サクラチェッカーの管理人はサイト運営により利益を得ているようです。
つまり無償のサービスではなく、管理人にも金銭的なメリットがあるワケですね。
そこでこの章では、サクラチェッカーで稼げる仕組みを客観的に解説していきます。
その1|Amazonアフィリエイトによる利益
サクラチェッカーは『Amazonアフィリエイト』を使用して稼いでいます。
Amazonアフィリエイトとは、Amazonの商品を紹介すると報酬をもらえる仕組みのこと。
下の商品リンクが、実際のAmazonアフィリエイト広告です。
サイトにAmazonの商品リンクを掲載しておくと、そのリンクから商品が購入されたときに報酬が発生し、後から管理人に金銭が振り込まれます。
なお、サクラチェッカーの運営者情報ページにも「当サイトはAmazonアソシエイト・プログラムの参加者です」との記載がありました。
なので、Amazonアソシエイトで稼いでいるのは確定情報ですね。
ちなみにこの仕組みは、価格ドットコムと同じです。
価格ドットコムも、Amazonや楽天などのアフィリエイトを使用して稼いでいます。
その2|広告掲載による収入
『サクラチェッカー』を開くと、広告がびっしりと掲載されています。
この広告についても、収益になっているのは明らかでしょう。
その3|TV番組などメディア取材による利益
サクラチェッカーの運営者・ユウさんは、テレビ番組からの取材も受けています。
となると、取材時も報酬を受け取っているはずです。
なお、本人のTwitterアカウントによると
- ヤラセを見抜く専門家として、NHKからの取材に協力
- TV番組『その差って何ですか?』のメール取材
などの実績があるとの事。
サクラチェッカーはリリース後すぐに注目されたので、他にも数多くのメディアから取材を受けているかもしれませんね。
その他、集客サポート・販売サポート・各社への情報提供で稼いでいる可能性もありますが…
この点については不明なので、今回は紹介していません。
まとめ
嘘のレビューを見抜く仕組み
価格・製品情報・レビュー内容など総合的に判断して、サクラレビューが含まれるかチェックしています。
公式サイトによると、この仕組みを作るために不正レビュアーグループへの潜入捜査も行ったのだとか。
稼ぐための仕組み
サクラチェッカーの運営者は、次の方法で収入を得ています。
- Amazonアソシエイトの使用
- サイトで他社の広告を掲載
稼ぎ方は『価格ドットコム』とほぼ同じですね。
また、管理者のユウさんは「サクラレビューの専門家」としてテレビ番組からの取材も受けています。
となると、取材による報酬も貰っている可能性が高いでしょう。