芸能人が逃走者になり、ハンターから逃げ回る。
『逃走中』といえば、そんなゲームのような内容が人気のテレビ番組でしょう。
しかし、ネット上では何年も前からやらせ疑惑が飛び交い、最近では放送回数も少なくなってしまいました。
また、一部では「周囲にカメラマンがいるから、逃走者は居場所なんてすぐにバレるでしょ!」という声もありますが、実際のところはどうなのでしょうか?
ネットでの噂を交えつつ、個人的な考察を書いてみました。
逃走中はなぜ「やらせ」と言われる?
まずは、逃走中が「やらせ」と言われる理由について見ていきましょう。
ここでは、ヤフー知恵袋に掲載されていた口コミを紹介します(全部は無理なので、あくまで一部だけです)
▽ネットの口コミまとめ
- ヤラセですね。カメラマンが居る事態バレますしね。
- やらせだと思います! 明らかにカメラマン丸見えだからすぐわかるよねw
- まず、番組表を見ただけでやらせだとわかる。あれは2時間番組だ。台本がなかったとしたら、どういうことが予想される?
- 何かで読んだのですが、あまりミッションをやらないで隠れてばかりいるタレントをあらかじめ決めているとか…
- 台本がある限り、やらせとは行かなくても作られたシナリオでやってんでしょ。
引用元:ヤフー知恵袋
ザックリ説明すると
という疑問から、やらせ疑惑に繋がってしまったようです。
確かに、ハンターが本気で「逃走者を捕まえよう!」と思うならカメラマンのいる方向を探せばいい話ですよね。
やらせだと疑いたくなる気持ちもわかります。
しかし、ハンターは”それ”をしません。
という訳で、次の章ではその理由について調べてみました。
カメラマンでバレる事ってある?
カメラマンはいない設定
逃走中のハンターは、移動するルートが決まっています。
ガチで逃走者を探しているのではなく、あくまで指定ルートの巡回中、視界に入ったら追いかけてくるという設定になっています。
つまり、カメラマンはいないものとして行動している訳ですね。
そのため、カメラマンが原因で居場所がバレて、その結果捕獲されることはありません。
ハンターについては、RPGのダンジョンにいる敵キャラを想像するとわかりやすいでしょう。
ゲームの敵キャラって、基本的に決まったルートを巡回するだけですよね?
ハンターもあれと似た感じです。
そのため「カメラマンの存在=やらせの証拠」とは言えないでしょう。
過去の参加者の口コミ
過去に参加した岡村隆史さん(ナインティナイン)によると、ハンターが逃走者を追うのは視界の真正面に捕えた時だけとの事。
だからハンターは、逃走者をすぐに見失ってしまうんですね。
ただし、ハンターが途中でUターンしたり周囲を見渡したりすると、その拍子に見つかるケースはあるようです。
捕獲ケースの例外
ただし、過去にはカメラマンが原因で逃げ損ねた逃走者もいます。
その時は、カメラマンが逃走者に質問していたせいで捕獲されていました。
カメラマンって、逃走者にいろいろ質問しますよね。
「賞金をゲットしたら、何に使いますか?」とか「ミッションに参加するんですか?」とか。
逃走者がその質問に答えている真っ最中に、ハンターが後ろに迫っていて捕獲されたという、悲しいオチを見た事があります。
あれは不幸な事故でした。
番組内容はガチか演出か?
逃走者はガチっぽい?
あの逃走劇はガチなのか、それともただの演出なのか…
私見ですが、テレビ番組なので多少のやらせはあるでしょう。
というか、やらせが一切ないノンフィクション番組ってほとんど無いと思います。
やらせもあるけど基本的にガチという言い方が、一番近いのではないでしょうか。
以下、『逃走中』に関する私の見解をまとめました。
逃走者
基本的には、ガチで逃げている印象。
ただし、毎回ゲス枠(ゲスイ事を考えている芸能人)が1~2人はいるので、その人達はスタッフから動きを指示をされている可能性もあります。
そうでなければ、テレビであんな醜態をさらすはずがない。
ハンター
ルールに従って動いています。ただし、テレビ局側から何らかの指示を受けているかも。
番組スタッフ
ケースバイケースでやらせ発動。これは仕方が無いですね。
ちなみに、復活イベントはやらせが多いのかなと思います。ゲームに戻るのって、毎回ジャニーズとか人気芸人なので。
なぜ尺がピッタリなのか?
逃走中は、いつも番組終了の10分くらい前になるとハラハラした展開になりますよね。
そのため「参加者全員が台本通りに動いているのでは?」と疑う人もいるようです。
とはいえ、これもやらせの証拠にはなりません。
逃走中は生放送じゃないので、参加者のインタビューや寸劇(いつものSFっぽい小芝居)を入れれば、尺は調整することができます。
ちなみに何年も前の話ですが、逃走中『信長と忍者の里編』では残り時間が60分以上もあるのに参加者が全員捕獲されるという惨状がありました。
その時は、特殊ルールを発動してメンバーを復活させていました。
まとめ
逃走中は、やらせなのかガチなのか…
結局のところ、真相を知っているのはテレビ局の関係者と参加者のみです。
とはいえ、歴代参加者のインタビュー記事などを読むと基本的にはガチのようです。
テレビ番組なので多少のやらせはあるものの、全てが台本通りではないのでしょう。
ハンターは設定上、カメラマンを「いないもの」として扱っていますし、過去には尺を大幅に残して逃走終了という例もありました。
その辺りを考えると、安易にやらせとは言えないのでは…という感想です。
というか、参加者が逃げ回っている時の顔が必死すぎて、やらせだとは思えないんですよ。全てがやらせなら、全員の演技力がカンストしている話になります(笑)
早く終わったのは2010年10月10日の信長と忍者編だと思います。 残り60分18秒でゲームオーバーでしたが復活ゲームで12人が復活し最終的に東尾理子が逃走成功して216万円を手に入れましたね。
長文失礼
コメントありがとうございます。
確認したところ、おっしゃる通り『信長と忍者の里』でゲームオーバーになっていました。
教えていただきありがとうございました。