ピッコマで連載中の『接近不可レディー』の62話のネタバレ感想です。
ヒリスは前回、クリスティアンに協力してもらい四季の森にある文献の保管庫を訪れます。しかし一緒に神殿に入るワケでもなく、彼を結界の中に置き去りにしてしまいました。
あの後2人はどうなったのでしょうか?続きを読んでみましょう。
目次
文献の保管庫にて、ヒリスはひたすら資料を読み漁る
文献の保管庫にて

四季の森にある保管庫にて、ヒリスは書物を読みあさります。しかし気が付くと日が暮れて随分と時間が経っており、朝方にアクシオンに言われた言葉を思い出しました。
『今日はベルゼット家に行ってくる。遅れないように帰ってくるから、夕食を一緒に食べれたいな』
一緒に夕食がしたいと言っていたアクシオン。しかし約束をしたワケではないので、ヒリスは再び文献に手を伸ばしますがーーー
結局は彼のことが気になってしまい、保管庫を出て行くのでした。
クリスティアン視点|結界の中でさまよう
一方その頃。ヒリスに置き去りにされたクリスティアンは、結界の中を1人で彷徨っていました。
彼はが四季の森に来るのが初めてなので、道が分からずに困り果てていたのです。
するとどこからか、突然ヒリスが現れます。
「いったい今までどこにいたのですか!」と彼が話しかけるも、ヒリスは無表情で自分に付いて来るように言うだけ。急に消えて現れたくせにこんな態度なので、さすがにクリスティアンは苛立ちます。
しかし今はどうしようもないので、大人しくヒリスの後を付いて行くことにしました。


一方的な約束にクリスティアンは苛立つ
異空間を2人で歩いていると、途中で扉が出現します。
そしてヒリスは結界の外に出ると「明日も同じ時間に来て」と言い残し、彼を置いてさっさと帰ってしまいます。
クリスティアンが引き止めようと手を伸ばすも、彼女はすでに姿を消した後。
つまり彼は、四季の森に入ることなく散々さまよったうえに出口に置き去りにされ、さらに一方的に明日も同じ時間に来るよう指図されたのです。
そのため彼は、心底不機嫌だという顔で髪をかき上げました。
「こんな扱いは初めてだな。いつまで私を無視できるのか見物だ。ヒリス・イノアデン…」
ディエゴ視点|夢の中で、ループ前のヒリスと出会う
ディエゴは夢を見ていた
ヒリスの父・ディエゴは、夢の中で真っ暗な空間を歩いていました。するとそこにヒリスが現れて言います。
「実は私は、4回人生を繰り返しています。信じがたい事だとは知っています。しかし事実です」
その言葉にディエゴは、夢でも嘘をつくのかと怒鳴りますがーー-
次に2人目のヒリスが現れ、大量のカリキアの血に埋もれて消えてしまいます。彼女は悲鳴をあげるも、ディエゴは助けずに見ているだけでした。


そうして動揺していると、彼の目の前に3人目のヒリスが現れて言いました。
「そんなに私が憎いですか?直接、首を絞めたいと思うほどに」
ディエゴは彼女に恐怖を感じて、悲鳴をあげるとーーー
次の瞬間、夢から覚めて飛び起きます。しかし目覚めた後も、体をガタガタと震わせるのでした。
まとめ|接近不可レディー62話のネタバレと感想
62話のネタバレ感想①クリスティアン編

実は私、クリスティアンのこと嫌いじゃないんですよ。
ヒリスに酷いことをした男だと分かってはいるし、利用価値のない人間はすぐ捨てる冷たい人だと知っています。けど、なぜか彼が嫌いではないのです。
そのせいか62話で、クリスティアンがヒリスに腕をつかまれてキュン(?)としているシーンを見て、ちょっと可愛いな…と思ってしまいました。
62話のネタバレ感想②ディエゴ編
ディエゴの夢の中に出てきたのは、過去の人生で葬られてきたヒリスたちでしょう。
ここで登場した3人のヒリスは、ディエゴに酷い扱いをされて命を落としています。つまり、彼の罪の象徴なのです。
特に3人目のヒリスは彼の罪をはっきりと口にしたので、だからこそディエゴは彼女を恐れたのかなと思います。あれだけの事をしておいて、自分の罪に向き合うのが怖いんですよ。
ただし正確には別の世界線のディエゴが犯した罪なので、今世のディエゴには身に覚えがないようです。
とはいえ彼がしたことに違いなく、また深層心理(?)にその記憶がうっすらと残っているのでしょう。クリスティアンと同じように、思い出せないけれど心に引っかかりを覚える感じなのかな…と思います。
業の深い人ほど、前世の記憶が残っているのでしょうか?という事は、リカルドもそのうち何か思い出すかもしれませんね。