漫画『接近不可レディー』49話のネタバレ感想です。
それぞれに思いを抱え、動き出すキャラクターたち。そんな中、ヒリスとアクシオンは王の宮殿で鉢合わせました。ヒリスは結局『王の息』を探すのでしょうか?
シーズン2の続きを読んでみましょう。
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目次
『王の息』を探すため、ヒリスは再び王の宮殿を訪れる
『王の息』を探すには?

かの王は『王の息を探せ』と言っていましたが、あまりに抽象的な表現なので何をどうやって探せばいいのか分かりません。
しかし、もしそれが不可能を可能にする力なら、今も似たようなものが存在しているに違いありません。
その候補として考えられるのは、4大家門の異能。なら『王の息』とはどのような異能のことを指すのでしょうか?
そこでヒリスは、王の宮殿にヒントがあるかもしれないと考えました。というのも宮殿には、以前からやけに濃い『異能の気配』が漂っていたのです。
(もしその理由が『王の息』のせいだとしたら…最も可能性が高いのは、王の遺体がある四季の森でしょうね。でも今すぐには入れないから、周辺を見ておこうかしら)
ヒリスはそう考えて宮殿の中身を歩き回っていると、目の前に見知らぬ扉を見つけます。
『72番目の扉』。
このドアから、ひときわ強い異能の流れが感じます。一体どこに繋がっているのかと思い、扉に近づくとーーー-
そこにアクシオンが現れて、ヒリスに尋ねました。
「念のため来てみたが、なぜここにいるんだ?王の息は探さないと言ってなかったか?」
72番目の扉を開けると、そこは怪しげな〇〇があった
赤い寝室
結局2人は『王の息』を探すため、一緒に『72番目の扉』の中へと入ります。するとそこは寝室で、部屋全体が赤く家具も新しい物が並んでいました。


部屋を見回しながら、ヒリスは考えます。
(ここは一体何をする所なんだろう。寝室?それとも休憩場所?なんだか雰囲気が変だし…趣向が下品だわ)
部屋全体がいかがわしい作りなので、2人の間には沈黙が漂います。
そしてひとまず部屋の中で一番怪しいものを一つ探したところ、ヒリスたちは鏡を発見しました。
その鏡からは奇妙な気配がしたので、ヒリスは迷うことなく手をかざしますがーーー得体のしれないものに平気で手を出すので、アクシオンは難色を示します。
「何が起こるか分からないだろう。あなたは怖くないのか?」
するとヒリスは一瞬何かを思い出してハッとするも、すぐに毅然とした態度で答えました。
「怖いものが多かった。でも、今は全部意味がないわ」
するとその時。
鏡がグニャリと歪み、触れていたヒリスの指先がそこに沈みます。どうやら鏡の中に別の空間があるようなので、ヒリスは迷わず鏡の中へと入って行きます。
するとアクシオンは「危険だ!」と叫びながらも、ヒリスを追いかけて自分も鏡の中へと入りました。
鏡は謎の部屋に繋がっていた
鏡を抜けてたどり着いたのは、薄暗い部屋。そこにはツボや絵画など多くの骨董品が置かれています。
どうやら赤い寝室とこの場所は、鏡を介して繋がってるようです。
そしてこの時、ヒリスはとある可能性を思い付いて寝室に戻ろうとしますがーーーそのとき部屋の扉が開いて、誰かが入って来ました。
『接近不可レディー』49話のネタバレと感想
49話ネタバレ感想①気苦労が堪えないアクシオン

49話からはヒリスとアクシオンによる『王の息』を探す冒険(?)がスタートしました。
ヒリスは『王の息』を探す気はないと言っていましたが、それ以外に呪いを解く方法はないので結局のところ王の指示に従うしかないのです。
そしてアクシオンは、ヒリスのことが気がかりで着いて来たという状況。
ヒリスは以前から無茶ばかりしていたので、アクシオンは心配なのでしょう。なにせ彼女は自傷行為すら厭いませんし、今回も怪しげな鏡にベタベタ触っていましたから。
傍から見ていて危なっかしい子です。
ヒリスは鏡を調べた時に「見ているだけじゃ何も分からない」と言っていましたが、情報も無しに怪しげなものに触れるなんて危険行為でしかありません。
なので多分、アクシオンはヤキモキしていそうですね。
49話ネタバレ感想②72番目の扉について
72番目の扉の先にあったのは、用途の分からない寝室。この寝室はどうもラ〇ホくさいので、多分そういう目的で作られたのかなとは思いますがーーー
現段階では、この部屋が何なのか不明です。しかもこの部屋、鏡を介して別の部屋へと繋がっているという謎使用。分からないことだらけですね。