ピッコマで連載中の『接近不可レディー』の46話のネタバレ感想です。今回も引き続き、ヒリスの当主就任パーティーの様子が描かれます。
前回、リカルドとテルゾが不穏な会話をしていましたね。そしてクリスティアンも何かを企んでいるようですが、彼らは一体何をする気なのでしょうか?
目次
パーティー中、ヒリスは聖杯の秘密に気づく
ワインを飲み続けた結果

パーティーの最中。貴族たちはひっきりなしにヒリスの聖杯にワインを注ぐので、ヒリスは酔いが回ります。
そして何となく聖杯を見ると、彼女は”あること”に気付きました。
この聖杯は、王にお酒を進上するときに使うもの。以前読んだ書物によれば、この聖杯は王から直々に授かったものであり、貴族たちは最も香り高いワインを聖杯に注いで王に献上していたそう。
そして一方、四季の森で見かけた白い棺には『王の神殿に来た者よ、選ばれし自分を証明せよ』と記載されていました(23話参照)
これらの情報からヒリスは、棺に書かれたメッセージの意味に気付いたのです。
この場面でヒリスは“選ばれし自分を証明せよ”という言葉の意味に気付いたようです。この点について具体的な描写はありませんが、彼女のセリフから察するに“聖杯でお酒を捧げること”がポイントになるのでしょう。
四季の森に行くため、アクシオンを探す
シュレイマンに居場所を聞くが…
ヒリスは今すぐ四季の森に行くため、アクシオンを探します。すると廊下を歩いている途中、彼の部下であるシュレイマン(※)を見つけました。

シュレイマンにアクシオンの居場所を尋ねたところ、裏手のテラスにいると教えられたのでヒリスはそちらに向かいますが…
酔っていたので方向を間違えてしまいます。
結果、ヒリスが到着したのは別の部屋のテラス。しかもそこにはクリスティアンがいました。
クリスティアンと遭遇する
クリスティアンはヒリスを見るなり、まさかあなたが現われるとは…と微笑を浮かべて近づいてきます。
しかしヒリスが「あなたに会いに来たわけじゃない」と素っ気なく答えると、彼はヒリスの腕をガシッとつかみ苛立った表情で言いました。
「では誰に会おうとしたんだ?まさかアクシオン・ベルゼットを探しに来たのかな?」
するとヒリスは柔らかく微笑みます。そして彼の胸元を人差し指でつんと触れて言いました。
甘い言葉でまどわせば私がなびくと勘違いしているようだけど、結局あなたが望むのは私をベッドに寝かせることでしょう…と。


その直接的な言葉に、クリスティアンは頬を染めて誤解だと言います。しかしヒリスは彼の弁解になど興味が無く、さっさと踵を返します。
するとクリスティアンは彼女の背中を見ながら、今度は真剣な表情で尋ねました。
「では俺があなたにとって何か使い道ができたら、その時は俺に目を向けてくれるのか?」
その言葉にヒリスは沈黙するも、彼は一方的に言葉を続けます。俺の言葉を覚えておいてくれ。近々返事を聞かせてもらう事になるだろうからな…と。
ようやくアクシオンを発見する
その後ヒリスは、無事にアクシオンを見つけます。そして彼に、今すぐ一緒に四季の森に行ってほしいと頼みました。
“今すぐ”という言葉に彼は戸惑いながらも、ヒリスが酒に酔っていることに気付きます。そして予想外のことばかりする彼女に思わず笑みをこぼし、四季の森に行くことを承諾しますが…
その時。
ヒリスは今すぐ一緒に行こうと言って彼に身を寄せ、さらに手を重ねました。彼女から濃い香りが漂ってきたので、アクシオンは身の危険を感じます。
しかしヒリスは「あなたはジッとしているだけでいいのよ」と言ってお構いなし。
さらに異能の力を使い、アクシオンを連れて四季の森へと瞬間移動しました。
『接近不可レディー』46話のネタバレ感想
46話の概要と次回予想

ヒリスは何かに気付き、アクシオンと共に四季の森へと向かいました。
ヒリスは聖杯をきっかけに”選ばれし自らを証明する”という言葉の意味に気付いたようですが、これから何をする気なのでしょうか。
本文を読んだ感じだと、王の遺体が眠る棺に聖杯を献上する…という展開になりそうですね。そして王の魂と面会するのかなと思います。
46話を読んで思ったこと
ヒリス酔いすぎだよ…!
酔って言いたい放題言ってるけど、これ絶対に後から思い出したら黒歴史になるパターンですよ。それに何となくセリフもいかがわしい。
特にクリスティアンに告げた「私をベッドに(略)」というセリフ。いくら事実だろうと、正気に戻ったときに思い出したら恥ずか死します。
そして一方のクリスティアンですが、このシーンで頬を赤らめていましたね。女性慣れしてるイメージだったのですが、意外と初心なのかな?